★ ユリカモメの飛び込み ★

2018年06月09日

すでにロシアの北部に渡っていたユリカモメ。4月に本州の方より北上してきて1ヶ月ほど野付湾で過ごしていました。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                  ◆  ユリカモメの飛び込み  ◆

彼らが集まる川の河口流域は、氷が落ち、オープンな海水面が広がるのが湾内で一番遅いのです。その間は海岸線に沿って飛び交い、魚を狙います。

姿を見せるころには頭が黒頭巾になり、冬羽の白頭巾のユリカモメの片りんは微塵もありません。くちばしも、脚も赤から黒に変色。ほぼ白と黒に統一された衣装になっています。

このきりりとし、引き締まった姿は氷が融けゆく風景に見事に浮かび上がり、活気を持ち込みます。氷が解けだすと海水と真水が混じり合い、たくさんの植物プランクトンとそれを食べる動物プランクトンが大発生します。

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さらに食物連鎖が進み、ワカサギやチカなどが群れになって回遊してきます。ユリカモメは魚の群れを探しながら河口から上流に向かい、Uターンをして河口に下るハンティングフライトを繰り返します。

川面すれすれではなく、10メートルほどの高さを下に視線を向け、水平飛行していきいます。潮が動くときに魚の群れは活発に動き回わります。プランクトンやエビなどが流れにのり動くからです。

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ユリカモメは魚の群れが水面に集まってくると一斉に集まってきて、その上で停止飛行(ホバリング)をし、次々に急降下、水面に飛び込みます。

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入水角度はアジサシみたいに直角ではありませんが、80度くらいはありそうです。成功率は高くはありませんが、繰り返していると10センチほどの魚をくちばしではさみ、飛び出してきます。

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頭だったり、尻尾の先だったり、逃げようとする魚のどの部位でも挟めれば、放さずに飛び上がってきます。くちばしがもつ瞬間把握力は想像を超えるものです。

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潮が止まると彼らは海面い浮いたり、干潟のうえに止まってくつろぐ姿があります。

                 花めぐりー3:コンロンソウ

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コメント

黒頭巾のユリカモメを一度見たいもんです。

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