★ 廃屋のスズメ ★

2018年06月07日

野付半島には漁師や酪農家が住んでいた廃屋が撤去せず、野ざらしになっています。40年以上前に建てられた家屋なので、壁や屋根が剥がれ、すき間だらけになっています。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                  ◆  廃屋のスズメ  ◆

野付半島の風景をよくするには行政が指導して早く撤去すればいいと思うのですが、問題が多いのです。ならば、これも自然と思い、愉しめばいいのだと考えを切りかえ、時々廃屋を覗きに行きます。

キタキツネが床下に子ぎつねを連れてきて、隠れ家的に使っていることがあり、最近はタヌキが使っている気配があります。

春先にはスズメがやってきます。冬にはいないので、繁殖にやってくるスズメです。

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根室地方には街中にあまりスズメを見かけません。冬場になると餌場にやってくるスズメが多くなりますが、春になるといつの間にかいなくなってしまいます。

おそらく街の周りの森に入り、木の洞などに巣を作り繁殖していると思われます。実際、5、6月には我が家の近くの森の中で囀るスズメをよく見かけます。

断熱がしっかりした家つくりが進み、スズメが入り込むようなすき間がなくなり、家屋で繁殖ができなくなっているのです。街で冬を過ごし、春になると周辺の森や牧草地帯に分散していきます。

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野付半島の廃屋にやってくるスズメも近くの街からやってきてるのかな。廃屋の桟に止まり、2羽でちゅんちゅん鳴き合わせていました。人が来ないので、警戒心が薄く、近寄って観察がよくできます。

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周りに敵対するスズメがいないのか、ピリピリとした雰囲気がなく、タカに襲われない灌木に止まり、羽つくろいをしています。これから巣作りを始め、交尾して繁殖に入る前の穏やかなひと時です。

最近、大阪から来た 高槻市立自然博物館の高田みちよさんから野外調査用のポシェットをいただきました。かわいいスズメのイラストが入った肩掛けバック。地面に降りて日向ぼっこをする二羽のスズメ。

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柔らかな筆のタッチが気に入りました。我が庭の中にある木につるしてみました。スズメが気に入る巣箱を作ろかな。

AU1A9115.JPG                 花めぐり-2:オオカサスゲ

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コメント

スズメやツバメなど人里に住む鳥は、人が村を放棄すると鳥もいなくなると聞いたことがあります
人と一緒にいることによって、ヘビや鷹などから襲われるのを防いでいるのかと思っていました
廃屋にもスズメは住むんですね

みちよさん、おしゃれなポシェットをくれましたね

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