★ ニリンソウ ★

2018年06月01日

ニリンソウは春に咲きます。コバイケイソウやオオウバユリの新芽がタケノコのように地面より元気よく出てきて目立つ頃に、たくさんの葉芽が一面に出てきます。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                     ◆  ニリンソウ  ◆

茎が1本ずつ伸びだし、先に3枚の輪生する葉が広がります。そこから2つの花茎が伸びてきます。先に白いかわいい花を付けます。

はじめ白い花びらだと思っていたのですが、じつは萼片だと知りました。確かに花びらだと外側に緑の萼片があるはずですが、ありません。見事にだまし花です。

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普通は5枚ですが、4枚から7枚まで見られるそうです。白い萼片が発達したせいで花びらがありません。多数の雄しべの中に多数の雌しべがあります。花により数が違います。

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知れば知るほど変な花です。身近だのに知らんことばかり。自分のあほさ加減がよくわかります。こうなるとニリンソウにすごく興味を持たされます。

3枚の輪生した葉の中心から二輪の花茎が伸び、寄り添って咲くことからニリンソウと名がついています。でも、花は二輪とは限らず、一輪もあれば、三輪、四輪の花をつけるものもあります。

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遺伝的に固定されていないのでしょうか。変化好きな花なのでしょうか。イチリンソウもあるし、サンリンソウという種もあります。一、二、三、のそろい踏み。やあ、面白い。

周りの草が低いときは茎は伸びずに花をつけていますが、周りの草がどんどん成長し高くなるとニリンソウも茎を伸ばし、他の草の丈に負けないように頑張ります。

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太陽の光をたくさん集めようとする努力なんですね。草丈が伸びてくると風が走るたびに花がゆらゆらします。見ていると風を感知する花みたいに見えます。

学名に付けられているAnemone(アネモネ) は、ギリシャ語の「風」が語源。「風の花」の意味です。よく観察されてつけた名前だと感心してしまいます。

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調べているうちにとても楽しくなる花でした。ごちそうさん。

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