★ スモモ ★

2018年05月30日

サクラの花が終わる頃にスモモの花が咲きだしました。エゾヤマザクラの花に比べると真っ白で遠くからよく目立ちます。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                    ◆  スモモ  ◆

スモモは日本の気候に適しているせいか、品種を選べば栽培しやすい果樹で、根室地方の寒冷な地域でも栽培されてきた歴史があります。

根釧原野のパイロットファーム事業で入植し、開拓に励んだ人々は、厳しい気候の中でも育つ果物を選び栽培してきました。それがスモモの木でした。

歴史のある酪農家を訪ねるとほとんどのお家の庭にはスモモの木が植わっています。過酷な重労働をし汗をかいた後に、甘酸っぱいスモモを口にするととても美味かったと聞いています。

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山に登った時にレモンをかじるとすごく甘く感じるのと似ています。当時、スモモはとても美味いおやつだったのです。

今は庭先に残って咲いているスモモの木は少なくなっていますが、牧草地のを囲む林の中や河川の周辺の森の中にスモモの木が自生しています。

エゾリスや他の動物に運ばれ、そこで発芽して大きくなったスモモの木です。時々、森の中で少なくとも樹齢5、60年以上の大きな木に出合います。

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木々の新芽が出る前に、木全体に真っ白な花を咲かせます。森に行くとそこだけ白く輝き、浮き上がって見えます。スポットライトを当てたような美しさが、そこにはあります。

本州だとサクラの花より早めに咲くそうですが根室地方では桜が咲いた後に咲く花です。花柄は長く、花芽が一節につき3-5個の花を付けるところが桜の花に似ていますが、花びらを見ると違いが分かります。スモモは先が丸いのに、桜は先が割れています。

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サクラ同様、花期は1週間ほどで、終わる頃には木々の葉芽が大きく開くにつれ、森に紛れてしまいます。

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コメント

スモモモモモモモモノウチ

スモモという名前は聞いたことがありますが、どんな果物なのか、どんな味がするのか、知りません
(なんとなく甘酸っぱいのでは・・・というイメージ)

スモモに、北海道開拓時代のそんな歴史があり、いまもたくさん栽培され、あるいは自生しているということを、はじめて知りました

先日、知人が自家製のアンズジャムを送ってくれました
ちょっと酸っぱいですが、砂糖を多量に入れてあるので甘く食べられました
別の知人から、グミの実をもらったという話を聞きました
その人と、グミだったり、ユスラウメだったり、小さな甘酸っぱい(というよりは酸っぱさだけの)果実の話をしました
山でアケビを見つけて、食べたら、思いの外甘くない、昔はもっと甘いと思ったんだが、最近甘いものが豊富にあるから昔と味覚が変わったね、最近の果物は必要以上に甘いね、などという話をしました

甘酸っぱいものの話が、最近の僕の回りで続けさまにぐるぐる廻っています

スモモは、花もきれいなんですね

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