★ セイタカシギ ★

2018年05月22日

セイタカシギが今年もやってきました。このところ毎年6年も続いてきています。シギの中でもきれいなシギ、ナンバーワンを争うほどの姿と動き。その中に気品と優雅さがあふれていて、見る人の多くを魅了します。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                    ◆  セイタカシギ  ◆

野付半島や風蓮湖で見つけるセイタカシギは3羽とか5羽といった複数で行動しています。3月から5月の期間で、しかも短期間でいなくなります。

いつも川の河口の干潟や湿地の中の池で会うことが多かったのに、今年は野付半島の砂嘴の間の干潟でした。

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いつみても脚が長いのが印象的。すぐにセイタカシギだと分かります。脚の長さは25センチくらいあって、色が赤いので、天気のいい日は鮮やかさが特に目立ちます。

足の運びが他のシギに比べるとゆっくりとし、体をやや前に傾け脚を後ろに引くようにして前に運びます。その一連の動きが優雅で、上げた脚を水に入れるときの静けさは、エサになるゴカイや小魚を脅さないテクニックです。

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白い体に真っ黒な翼、赤い脚、小さな頭に爪楊枝を挿したような黒くて細いくちばし。何とも絵になる姿です。

引き潮で水が引いて行く浅瀬に立ち、小魚が移動してくるところを狙っています。高い目線で魚を狙えるので、追いかけて狙うより、待って自分の下を知らずに通過していく魚を捕ったほうが効率よさそうです。

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横でアオアシシギが一緒に魚を狙っていたので捕り方の違いがよく分かります。セイタカシギは上から垂直にくちばしを入れ、小魚を捕ります。アオアシシギは短い距離から斜めに差し入れ、横の方から魚をつかみます。

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アオアシシギは動きが早く、追いかけて捕るやり方です。体形の違いが魚やゴカイのとりかたにも影響しています。

それぞれに特異なやり方を身に着けてるものです。シギやチドリはそれぞれに体形やくちばしの違いで餌の探し方や捕り方が多様に変化しているのが面白い。楽しめます。

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コメント

丁寧・的確な説明、さすがです。

セイタカシギは、ほんとうに優雅で美しい鳥ですね

昔と比べると見かける機会が増えたようですね

昨年、インドに旅行したときに、デリー(内陸の大都会)の道路脇の水場にセイタカシギの群れがいたのにはびっくりしました

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