★ ヒガラ ★

2018年05月18日

京都に住んでいた時、ヒガラは山地の針葉樹林で繁殖する鳥だと思い込んでいました。若気の至りでよく観察せずに、ヒガラは亜高山帯に棲む鳥と刷り込んでいました。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                       ◆  ヒガラ  ◆

針葉樹や落葉樹との混合林を好み、海辺や開けた草原、湿原、川原では見かけることはないと決め込んでいました。ところが、根室に住みだして、この決め込みがことごとくぶっ飛ばされました。

根室地方では海辺も草原も川原も、季節は違えどどこにでも出現する小鳥だと思い知らされました。

野付半島では対岸から海を越え、5キロ以上飛んできて、枯草が生えた砂浜でエサを捕っている現場に立ち会ったことがありました。

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今季はゆったりと流れる当幌川の河畔で、ネコヤナギの花にとり付き、警戒心もなく虫を捕っているシーンに出くわしました。黄色い雌しべ、雄しべを出した小さい花が集まり、花火みたいになった穂に2羽のヒガラがとり付き、無心で虫をほじくりだしていました。

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ヤナギの花にはたくさんの小鳥が訪れます。それはたくさんの虫がやってくるからです。おそらく卵を産み、幼虫が花序の中で孵化、たくさんいるからです。

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ヒガラはその幼虫を花の根元よりほじくり出しています。丁寧に、丁寧に、一つ一つの花序にとり付き、黒い細いくちばしでほじくり、食べているのです。

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日本のカラ類の中で一番軽い体重、身軽く枝にとり付きます。逆さになったり、横になったり、あらゆる角度から花序を探ります。その小さな体がヤナギの花とマッチして、つい引き込まれます。

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ちゅど花序が落ちだす頃が一番に訪れます。かわいさがひときわ目立つ季節です。

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コメント

ヒガラの可愛さとヤナギの花のボケ具合がいい雰囲気を醸し出しています。

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