★ ハマシギの夏羽 ★

2018年05月17日

5月になってハマシギの群れがさらに多くなりました。3月から群れは姿を見せていましたが、ひと群れの固まりになって氷が残る浜に集まっていました。灰色系の羽色は氷の世界にとても似合っていました。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                   ◆  ハマシギの夏羽  ◆

ところが、5月のハマシギは装いがずいぶん違います。グレイの背中、真っ白なお腹。清楚で清潔感溢れる地味な色合いの冬羽だったのが、茶色の羽に黒の斑点が混じる鮮やか系の色合いに変わっています。

5月の夏羽と言われるモノクロからカラーへ大変身。背中の羽は鮮やかな茶色に黒い班が入り、鱗模様になっています。白かったお腹は黒のりを張り付けた感じになっています。

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黒でなく赤だったら日の丸みたいでものすごく目立つだろうとつい思ってしまいます。4月初めのころは墨をぽたぽた落としたようなゴマふり状だったのが、真っ黒になっています。

しっくり見るととても派手な色合いです。ほとんどのハマシギが夏羽になっています。4月、東京や大阪の干潟にやってくるハマシギに比べると、ほぼ100%近く夏色になっています。

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本州ではこの状況をめったに見られないと思いますよ。繁殖地で周りに目立たない工夫の色合いなのに、近くでじっくり見ると派手に見える不思議さです。

干潟にやってくると下向きに軽くカーブしたくちばしを挿し込み、大好物のゴカイを探しています。集中してくると立ってる私の近くまでやってきます。

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夏羽をこんな近くで見ることは5月のこの時期にしかないので、二度と見ることはないかもと自分に言い聞かせ、しっかり観察します。飛ぶ前に見せる翼を上げる仕草は、お腹の黒い色を確かめるには絶好のチャンス。

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目の前を飛んでいく姿を捉え、翼の上面の色合い、お腹の黒い模様を撮っておくことができました。洗練された美しい飛翔の姿です。

来週にはもう旅立って、いないはずです。

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コメント

16日に甲子園浜に行った時にはほかのシギ・チドリは見かけましたが、ハマシギは全く見かけませんでした。

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