★ オオハクチョウ旅立ち ★

2018年05月02日

オオハクチョウが旅立っていきました。3月に入って東北地方から北上し、根室地方で過ごしてきました。今年は雪解けが早く、オオハクチョウにとっては過ごしやすい年でした。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                 ◆  オオハクチョウ旅立ち  ◆ 

約一か月、風蓮湖と野付湾を拠点にして、周辺での牧草地で旅立ちの準備をしてきました。5年前くらいでまでは、牧草地や休耕地に集まっていることが多かった気がします。

ところがトウモロコシの価格高騰で根室地方でデントコーン畑が増えだし、オオハクチョウの餌場環境がとてもよくなりました。

高栄養のトウモロコシの実を求め、実がたくさん落ちているデントコーン畑に集まるようになりました。それまで野付湾や風蓮湖にそそぐ河口をねぐらにしていたオオハクチョウたちが、内陸の小さな沼を拠点にし出し、河口に帰ってこなくなりました。

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餌場に近いところにねぐらにする拠点があれば、河口から通う必要がなくなります。オオハクチョウたちも楽がしたいのです。

その沼は我が家から車で15分のところがあったので、日曜以外の日にも、朝通うことができました。4月の20日を過ぎた時から、オオハクチョウの行動にそわそわとした様子が見られました。

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いつでも出発できるんだよ、という雰囲気が感じられました。夕方ねぐらに帰って行くとき、大きな編隊を作り帰って行くようになりました。

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日中でも知床連山の方に向かい、飛び立っていく群れを見るようになりました。旅立って行く群れが出始めたんです。

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10日以内に多くの群れが飛び立つ日が来るとオオハクチョウの落ち着かない行動から予知しました。

29日の朝、ねぐらに行ってみると少数のオオハクチョウしか残っていませんでした。大方のオオハクチョウは前日に飛び立っていったようです。

ただその日も、オオハクチョウの編隊が森の上を飛び知床方面にいく光景を見かけました。群れが飛んで来た方面は風蓮湖の方からです。

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衛星追跡によると多くが稚内を通過して、サハリン経由してロシアのアムール川の大湿地帯に集合します。5月の下旬には繁殖地へ向かうのです。

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にぎやかだったねぐらがしーんとして静まり返る光景は、それ以前のにぎやかにしていたオオハクチョウの姿が夢のように思えてしまう寂しさでした。

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