★ 干しカレイ ★

2018年04月28日

中標津に住みだしてよかったと思うこと。たくさんありますが、魚が美味い。山陰の米子で育ち、魚はほぼ毎日食べていました。その日に獲れた魚を自転車の荷台に積み、回ってくる魚屋さんから買っていました。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                     ◆  干しカレイ  ◆

今や高値の魚になったノドグロは美味くて安い魚でした。釣りたてのアユは自分には絶品でした。でも、こちらに来て根室海峡の魚に出会ったとたん、格が違う美味さだと思いました。

中でもカレイの種類の多さにびっくりしました。こちらに来る前はカレイは3種類ぐらしか知らないし、味的にはどれも変わらないと、今思えばどんくさい人間でした。

根室海峡だけで獲れるカレイだけで13種、味わえるんです。上げてみます。アカガレイ、アサバカレイ、イシガレイ、オヒョウ、クロガシラカレイ、クロガレイ、スナガレイ、ソウハチガレイ、ヌマガレイ、ババガレイ、ヒレグロ、マガレイ、マツカワ、です。

それぞれに旬があり、味わいが違います。季節により産卵期が違うように美味さも違います。季節により食べ比べができる楽しみがいっぱいあるお魚さんです。

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しかし、思うように手に入りません。カレイは小物なんです。金になりにくい魚です。漁師の目指す魚は鮭を筆頭にマダラ、スケソウ、スルメイカ、ブリ、ホタテ、ミズダコ、ウニなど値段が高く、たくさん捕れる魚や貝です。

カレイはまかない的な自分たちが食べる魚です。だから大量に獲らないし、市場には出てきません。たいていはいただくことが多い魚でした。

新鮮なカレイは上品であっさり、味は格別です。種類により、刺し身にした方がいいもの、干して食べるとうまみが格段に上がるもの、煮つけると抜群に味がよくなり、とろけるほどうまくなるもの。

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そのうまさを知っている漁師さんに聞きながら味わうのです。氷が開けると漁師は刺し網を仕掛け、氷下でたっぷり脂をつけたカレイを獲ってきて、春の旬を食べます。

煮つけに刺し身。食べられないと内臓を取り除いて寒風で干し上げます。生干し、かちんこちんに乾いた干物にして酒の肴にします。

たまにもらうと本当に絶品。旨い。アミノ酸がたっぷり、口の中で弾けます。羅臼のソウハチの干物はたまらんです。

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