★ ウミネコが帰ってきた ★

2018年04月15日

野付半島の浜にウミネコの声が戻ってきました。冬季、オオセグロカモメやセグロカモメ、シロカモメ、ワシカモメなど大型カモメの「カッカッ、カッカッ」、「カウーッ、カウーッ」という濁りのないカ行の声に慣れ切っていた耳に、「ニャーァオ、ニャーァオ」と喉を押しつぶしてだすような声は、新鮮です。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                ◆  ウミネコが帰ってきた  ◆

野付半島のウミネコは初冬まで根室海峡で生活し、厳冬期は南の方へ渡って行きます。日本中どこでもいる普通のカモメというイメージが強いのですが、世界的分布をみると北西太平洋沿岸だけの固有の種なんです。

千島列島やオホーツク沿岸、北海道の北の方のウミネコは冬になると、北極圏のカモメと交代するように南へ渡って行きます。

ウミネコが帰ってくると春が来たと明るい気分になる根室地方です。冬季、大型のカモメばかり見ていたので、中型のウミネコは新しい季節到来の息吹を感じます。

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ウミネコの顔は印象的です。見た目とても気の強うそうに見えます。これは黄色の目を縁どる赤いアイリングの影響です。歌舞伎でも使われる目の周りの赤い縁取り。遠めに強い印象を与えます。

さらにほかのカモメに見られないくちばしの配色。上下のくちばしの先が真っ赤。おちょぼ口を思わせます。さらに縁どる黒が悪っぽく見えます。したくちばしの黒を挟む赤い色はより強調する配色。怖い。

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この色合いがウミネコの印象を憎たらしく見せます。眼とくちばしで、デビルマン的印象になります。

白、黄、赤、黒。それぞれが鮮やかで、春のウミネコは美しい。薄汚れた感じがまったくしません。繁殖期に向かい一番色っぽくしているように見えます。

これからたくさんのウミネコで根室海峡はにぎやかさを増します。

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