★ クマタカとカラス ★

2018年04月13日

亜種ヒシクイが牧草地に降り、採餌している様子を見ていると、牧草地を囲む林縁の大木にハシブトガラスが20羽ほど集まり騒いでいるのに気づきました。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                  ◆  クマタカとカラス  ◆

双眼鏡で観察するとカラスが止まっている下の方に白いお腹を向けた大きなタカが止まっています。カラスたちはタカに向かい、威嚇し、騒いでいるのです。

カラスに比べると4倍、5倍は大きいでしょうか。直立して止まっているので余計に大きく見えます。根室地方でこれほど大きなタカと言えば、クマタカしかいません。

遠くでわかりずらいのですが、胸から腹部にかけ羽毛は白く、止まっている枝から下に突き出ている尾は幅が広く、長い。緊張しているせいか頭の羽毛を寝かせ、平らに見えます。

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時々羽毛が立ちあがってきます。どうもクマタカ特有の冠羽のようです。朝陽に当たり胸の羽が真白く目立ちます。カラスに見つかる前からいたらしく、視線は牧草地の方に向いていて、顔は動きません。

視線の先には亜種ヒシクイが牧草地の上に100羽以上降りています。クマタカはヒシクイに狙いをつけ、やってきているようです。ハシブトガラスが集まってきたせいで、ヒシクイたちが頭を上げそわそわしている様子が見られます。

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クマタカは日本ではイヌワシと並ぶ森に棲む最強の鳥。イヌワシに比べ翼は短い。代わりに幅が広い。樹木の多い森の中を軽快に、小まめにコース替え、自由に潜り抜け飛ぶことができるテクニシャン。

その飛ぶ姿から「森の王者」と言われます。森林内に生息するエゾリスやエゾノウサギ。キタキツネ、エゾライチョウ、マガモなど中・小動物を獲物を捕らえ食べています。

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亜種ヒシクイやオオハクチョウはクマタカが狙うには最高の獲物に違いありません。林縁で待ち伏せ、急降下、翼をたたみ、加速して捕獲に向かう。

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捕獲しているところは見ていませんが、2000羽以上が集まるデントコーン畑の近くで待ち伏せ、狩りを成功させているような気がします。

カラスに気づいた亜種ヒシクイが一斉に飛び立ちました。クマタカの前を亜種ヒシクイの群れが飛んでいきます。今日は失敗、残念。

AU1A2606.JPG                     画面下の白い鳥がクマタカです。

カラスに見つからなければ、という気持ちでしょう。

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