★ タンチョウの学校 ★

2018年04月05日

雪解けとともに原野のあちらこちらで「クルーゥ、クルーゥ」という雄叫び的な声が聞こえだしました。根室原野の春の風物です。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                ◆  タンチョウの学校  ◆

成鳥したタンチョウの夫婦たちが縄張りに帰ってきて、存在をアピールしています。早朝に始まる鳴きあいはエネルギィッシュで、遠くまでよく響きます。

北海道開発が始まる150年以前、根室地方のタンチョウはおそらく海岸線の湿原地帯を中心に繁殖していたと思われます。原生林に覆われていた内陸部にはあまり生息していなかったでしょう。

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それがパイロットファーム事業で牧草地が広がり、タンチョウにとり棲みやすい環境ができたのです。タンチョウも環境適応をしてきたのです。

各地でなわばりをもつ夫婦は数年に一度子供を育てます。その子供はひと冬を越し1歳になると親から追い出されるように独立していきます。

春はタンチョウの雛たちの独り立ちの季節でもあります。雛たちがどうするか。牧草地帯を車で彷徨っているとタンチョウの集団に出合います。

20羽前後の群れになって、一緒に行動しています。一匹ずつ外観を見て確認すると成鳥に近い外観をしたタンチョウや頭がまだ褐色の幼く見えるタンチョウまでの若者たちが寄り集まっています。

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デントコーン畑に集まり、落ちている種を拾い食べています。3,4年前から作付が増え、彼らにとっては良き餌場になっています。

1年生は年上のタンチョウとともにして、彼らについて回ることで経験を重ねていくのです。伴にしながら守られ、自信をつけ、成長するんだなと見ていて思います。

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時々、争うような行動はとりますが、これも独り立ちしていくための遊びだと思われます。

だれが生徒か、先生か。だれが生徒か、先生か。みんなで元気に遊んでる。

メダカの学校の歌詞がぴったりです。

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