★ ヒシクイの寝場所の葦帯 ★

2018年02月07日

日頃、行きたくていけないところは水の上。以前はカヌーやシーカヤックを操作して行っていましたが、最近は老化で面倒くさい。しかも目線が低いので遠くまでは見通せないのが難儀でした。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                  ◆  ヒシクイの寝場所の葦帯  ◆

春と秋にロシア極東のシベリアからやってくるヒシクイが東北に渡って行くときの中継地として使う野付半島の葦帯。冬季は一面凍ってしまいます。

秋は10月から12月まで滞在するヒシクイにとり、根室地域はとても快適で、人的なプレッシャーが少ない重要な地域だと私は思います。

ヒシクイが集まる川の河口部、扇状地の湿地帯に入り、葦の分布や湿地、水路などの複雑な地形を確かめておくことは重要なのです。

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ヒシクイが寝ているところに立ち、ヒシクイ目線で周囲の景色を見ておくことは、ヒシクイが飛び立ち餌場に向かうときの心理がわかるはずです。

湾内が全面凍った今時期こそ、氷の上を歩いて湿地帯の葦の原に行くことができるのです。朝から歩き出しました。氷の厚さは30センチを越しています。歩きには安心して進めます。

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グーグルアースの衛星写真で見ると横2㎞、幅が500mの湿地帯です。川筋に添い歩いていきます。湿地を縁どる森林帯、その後背に武佐岳や斜里岳などの山並みを見ることができます。

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飛び出し、高度を上げれば広大な牧草地が視界良く見えます。どこを目指すかヒシクイたちには簡単なんだな思える光景です。

葦の中をめぐる水路の様子もよくわかります。嵐になっても葦帯に避難すればゆっくりくつろげるはずです。

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大木の木株が残っています。昔、ここは林だったかもしれません。チリ津波の影響で塩をかぶり枯れたと思える残骸です。

湾の入り口の方を見ると、ひたすら氷、氷、氷は続く氷の平原です。ここならヒシクイたちもハンティングの脅威がなく、安心して過ごせる場所だと実感しました。

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