★ ルーティーンワークのキタキツネ ★

2018年01月24日

自然界で生きる動物にとり、今日をどのように過ごすか、食べ物を探すか、お腹いっぱい食べれるか、毎日が戦いです。貯蓄をしない動物は一日の大半を食べ物さがしに勢をだします。

おばんです。小太郎ごじゃります。

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              ◆  ルーティーンワークのキタキツネ  ◆

なわばりを持つキタキツネの動きが活発です。早朝から日中、夕方にまで一人で歩き回る姿に出会える頻度が増えました。

主食にしているエゾヤチネズミやエゾアカネズミが雪の下で活動するので思うように捕れないのです。その分、広範囲に動き回り、食べれるものを探し回ります。

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さらにメスがそろそろ発情期を迎えます。いいお相手を見つけるためにも、行動範囲を広げ、出会いのチャンスを多くしなければいけない意図もあります。

オオハクチョウやカモ、カモメ、カラスが集まる川の河口の砂嘴にキタキツネがトコトコやってきました。キツネの姿に気づいた鳥たちは水面に降りて泳ぎだし、カモメは飛んでいきました。

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彼らにとってはいつものことで、威嚇したり、警戒して声を出す様子もなく、すべて無言でさりげない行動に見えます。

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キタキツネが毎日、やってきて海辺に落ちている食べ物を探していくのです。カラスやカモメが空中から落としたホッキガイやアサリの残りものにあり付けたりするのです。

運が良ければ動きの悪い鳥をとれるかも、と思っているかもしれません。先端にきて岸から離れていく鳥を見て、とても羨ましい表情をしています。

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こうゆうことを毎日繰り返すことで、時にはおいしいものにあり付けます。もう一つ大切なことは侵入者を予防できることです。

新参者を早く見つけ、追い払うことでなわばりを主張し、なわばりに入ってくる嫁さん候補のメスに独占アピールできるのです。

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とても神経質な時期かもしれません。

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コメント

寒い時期、野生の動物は餌を探すのがたいへんですね
わが家の庭にも、寒くなるにつれミカンの餌台にメジロの訪問が増えます

中田さんが教えてくれた、長谷川博さんの「白鳥の旅」を図書館で借りて読みました
コハクチョウはシベリアの北端の地から日本に来るんですね
30年前にこんな研究をされていたことに、驚きと感動を覚えました

本の文末の謝辞に伊豆沼の呉地さんの名前がありました
どうぶつ社から出た彼の本を読んだことがあります
どうぶつ社の社長経由で感想文を送ったら、返事を下さいました

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