★ 文化になったカモメの貝落とし ★

2018年01月23日

シロカモメがホッキガイ(ウバガイ)をくちばしに挟んで、飛び上がり、空中から落としています。衝撃で貝柱が緩むか、殻が割れるまで何回も繰り返します。

おばんです。小太郎でごじゃります。

AU1A8291.JPG

************************************

               ◆  文化になったカモメの貝落とし  ◆

ここは川から流れ出た砂と海流に運ばれてきた砂が集まり、伸びている砂嘴の先端。海が荒れると、波が海中の貝を掘り起し、浜に打ち上げます。

冬季になるとオオセグロカモメ、シロカモメ、ワシカモメ、セグロカモメなど大型のカモメが集まってきます。目的は真水の補給と水洗と休息。ついでに貝漁り。

AU1A8290.JPG

砂地で遠浅。ホッキガイがたくさん棲む海岸です。集まるカモメの中に貝を挟み、高いところから落とすカモメを時々見かけます。よく見ているとシロカモメばかりではなく、オオセグロカモメ、ワシカモメなどもやるものがいます。

カモメがなぜ貝落としをやるようになったか、気づいた時から気にしてきました。嵐が過ぎ去った翌日に行って観察してみたことがあります。

AU1A7735.JPG

おそらく大量の貝が打ち上げられているようでした。たくさんのハシブトガラスがやってきています。貝を挟み、飛び上がり、高いところで落としています。繰り返し、殻が割れるか、開くまで続けます。

カモメもたくさん集まり、打ち上げられたアマモや海草の中から食べるものを探しています。いろいろと食べれるものあり、引き出してきては食べています。

貝殻が割れた貝はカモメが争って食べてしまいます。でもカラスみたいに貝を空中から落とすことは見られません。そこまでしなくてもお腹は膨れるようです。

AU1A8292.JPG

カモメが空中落としをやるのは、おそらくカラスたちの貝落としを見ているからだと思います。大食漢のカモメです。お腹が空けば、カラスが手に負えなかった大きめのホッキガイを挟み、空中落としをやってみているのです。

AU1A8293.JPG

どのカモメもやるわけではないみたいで、興味を持ってやってみて、味を占めたカモメが繰り返しやるようです。さらに見よう見まねでやるカモメが増え、頻繁になると、これはもう地域カモメの文化としか言いようがありません。

トラックバック

トラックバックURL: http://blog.hokkaido-np.co.jp/mt/mt-tb.cgi/8963

コメント

カモメも賢いですね。地面が砂浜みたいなところでも貝は割れるのでしょうか。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

(公開されません)

(HTMLタグ(b,i,br/,p,strong,em,ul,ol,li,blockquote,pre)が使えます)