★ カラスの狂騒 ★

2018年01月12日

チベットの鳥葬はハゲワシが圧倒的に多く、カラスの姿はほとんど見ることができません。それに比べ、野付半島では真っ先にカラスがやってきます。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                   ◆  カラスの狂騒  ◆

ハシブトガラス、ハシボソガラス、たまにワタリガラスが集まってきます。カラスは警戒心が強く、用心深く、慎重で、周りの状況をいち早く察知する優れものです。

エゾジカやアザラシのような皮膚が頑丈な動物を先陣をきり食べだすことは、彼らの身体能力的に難しいのです。彼らがやることは集まって、オオワシのような強力な嘴をもっている鳥に知らせること。

協力するというか、自分にない能力を持った者に依頼する社会性みたいな知恵を発揮します。どちらをとってもウイン、ウインの相互依存になる関係です。

いいとこはあげるけどあとは私たちにも恵んでね、と思っているかどうか。でも食べ物に与れるのです。

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オオワシやオジロワシには肉体的に勝てないけれど、駆け引きをして食べ物を得ることができます。ワシたちは警戒心が強いので人や怪しいものが来ると現場を離れますが、カラスはその隙を狙い、口いっぱいに頬張ります。

AU1A2956.JPG        下顎袋に削ぎ肉をいっぱいためて飛んでいくハシブトガラス

食べる前にできるだけ取り込み頬張り、別な場所でゆっくり食べる。これが生きる道、みたいなところが見られます。

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ワシが削げなかった骨に張り付いた肉を実に上手に取っていきます。みるみるきれいな骨格標本になっていくのはカラスのおかげです。

それぞれに役目があるのです。

AU1A3006.JPG         現場では喉に入れた食べののを奪おうとする輩もいます。

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最後はネズミの出番でしょうか

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