★ ケアシノスリ ★

2018年01月05日

今年もケアシノスリが越冬しています。いつまでいるか、雪の積雪量次第です。今季は雪が少なく、彼らが餌にしているネズミのハンティングには有利な冬になっています。

おばんです。小太郎でごじゃります。

AU1A3996.JPG               一見、ミサゴに見えるケアシノスリ

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                   ◆  ケアシノスリ  ◆

曇ったり、晴れたり、ときに雪雲がなだれ込んだり、不安定な午後でした。こんな日はネズミが活発に動くようで、ケアシノスリが北寄りの強風に乗ってホバリングを繰り返していました。

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ケアシノスリが好む環境は海岸草原や大きな川の広大な河川敷きなどの開けたところ。コミミズクが好む環境とダブります。

いつもの年ならコミミズクが2、3羽から6、7羽現れる場所なのに今季はさっぱり姿を見せません。このケアシノスリがのさばっているせいです。

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日中からふわふわ飛び回るコミミズクはケアシノスリの格好の獲物になるからです。一回り以上大きいこの猛禽、攻撃態勢に入ると俊敏になり、鋭い爪で襲います。

ユーラシア大陸のノルウェーからシベリアのツンドラ地帯、カムチャッカ、北千島、アラスカ、カナダ北部など寒帯で繁殖しているので、シロハヤブサやシロフクロウみたいに白っぽい羽毛が多いのです。

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白さは雪景色に溶け込むのでハンティングには有利に働きます。中空でホバリングしてるとき快晴の空よりも雲が出て、雪が多少なり降っている方がネズミを捕るには見つかりづらくて、効率が上がるようです。

ホバリングの能力はチュウヒの仲間やコミミズクなどよりずっと高く、一点に張り付くように飛ぶ様子は見事です。

天候の変わり目を実にうまく利用できる能力は、見る方を飽きさせません。

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空の一点でドローンみたいに静かにとどまりながらネズミを探し、強力な視力でその姿を見付け、急降下。足を突き出し、鋭い爪を広げて草むらに飛び込みます。

雪があると脚の付け根までおおわれた羽毛が役立ちます。

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コメント

お見事。連射の妙。

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