★ ハジロカイツブリ ★

2017年11月21日

赤い眼とツンと少し上に反ったくちばしが特徴。でも、遠くから見るときは全く目立たない。ハジロカイツブリ。潜水して魚を捕える水鳥の仲間です。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                  ◆  ハジロカイツブリ  ◆

日本では冬季に全国で観察できるカイツブリ。北半球北部で広く繁殖し、秋に南下してきます。日本に来るハジロカイツブリは、中国東北部やウスリー川周辺で繁殖した鳥が渡ってきます。

根室地方では8月末には姿を現します。初めのころはぽつぽつ。夫婦らしき2羽から7,8羽ほどの小さな群れで行動しています。

野付湾や風蓮湖に流れ込む川で早朝に待っていると河口から泳いでやってきます。観察には潮が引いていく干潮時を狙います。

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速い流れで川底に沈んでいるものが動き、それを狙いに小魚が集まってきます。ハジロカイツブリは集団で行動する幼魚たちを追いかけて上ってくるのです。

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上ってくるときはV字の隊列を組み、静止水面にきれいな波あとを残してきます。そこに上がりたての太陽の光が当たり、静けさが浮かび上がります。

何とも言えないいい情景です。魚の群れを見つけると一斉に潜ります。水面が一瞬へこんで盛り上がります。潜りやすく、潜ってからスピードを上げやすくするため、脚は体の後ろの方についています。ペンギンです。AU1A3660.JPG

近くに寄ってくるとようやく赤い眼やくちばしが反っているのがわかります。ハジロカイツブリのお腹の羽毛が潜水する鳥にしてはふわふわしているのが何とも不思議です。

他のカモ類では羽毛は鱗みたいにぴったりしているように思うのですが、ふわふわです。潜るとぴったりするのでしょうが。

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羽毛に空気を閉じ込めて、体温の維持と浮力を調整する機能を持っているのですかね。

朝の彼らはとても日本画的です。静かなカイツブリ。

これから数が増えてきます。大きな群れになって魚を追い回します。

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コメント

可愛らしい。けど、魚を追うときはきつい形相になるんでしょうね。

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