★ シギ・チドリの秋渡り 13 メダイチドリ ★

2017年11月03日

野付半島ではメダイチドリは春と秋の渡りの時期に群れでやってきます。2、3週間滞在し目的地へ渡って行きます。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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             ◆  シギ・チドリの秋渡り 13 メダイチドリ  ◆

秋の渡り時期、春に比べると大きな群れで行動する種が少ない傾向にあります。その中にあってメダイチドリは春も秋も数十羽から多いと百羽以上の群れで現れます。

干潮になると干潟に出て餌を探し、満潮になると海岸の砂地にやってきて休んでいます。風が当たりにくい場所を選び、座り込んで休んでいることが多いのです。

座ると砂利の色に溶け込み、完全な保護色になり、いざ双眼鏡で探そうにも遠くだとまったく見つけられません。

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探す方法は唯一砂浜の海岸線を歩くことです。歩いていくと10メートル先くらいから急に群れが飛び立ちます。一斉に飛び立つので瞬間、緊張します。

「しまった」と叫びたくなります。気づかれないようにじっと耐えている時間があったわけです。もっと丁寧に予知して探せばよかったのに、と悔やむことになります。

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飛び立つと海に出ます。沖合に向かって水面をかすめるように水平飛行をし、200メートルほど行くとカーブして海岸に平行になります。そこからまたカーブして海岸に向かってきます。

私がじっとしていると飛び出したところに向かってやってきます。海岸線に上がると内海の方に向かい、そこでまた方向を変え再び海に出ていきます。これを何回か繰り返します。

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ハマシギやキョウジョシギが見せるシンクロ方向転換するので、背と腹が瞬時に変わります。おなかの白さが輝き、背中の黒っぽい色が海の色に溶け込みます。

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見事な色転換を楽しませてくれます。やがて海岸に降り、瞬時に姿が紛れてしまいます。追わなければ、静かな休息に入ります。

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コメント

群舞、壮観です。背中は黒いけれど、腹黒くはないのですね。

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