★ 原野の野生猫 ★

2017年10月31日

根室原野には野生化した猫があちこちで見かけられます。酪農家と酪農家を結ぶミルクロードが張り巡っている酪農地帯です。その中に残されている小さな森や湿地、草原、川原でよく野生の猫を見かけます。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                    ◆  原野の野生猫  ◆ 

森の中に分け入って探すわけではなく、ミルクロードを車で走らせている道すがら出会う猫たちです。多くは家猫に比べると小ぶりの猫です。 

子猫を産み、育てるためにヤチネズミやアカネズミ、小鳥を捕っています。かと言って完璧な野生ではなく、冬になると近くの酪農家の厩舎に生息場所を移し、厳しい積雪期を過ごします。

厩舎に棲むドブネズミやクマネズミを捕って生き延びます。中には優しい酪農家からキャットフードやしぼりたての牛乳のおこぼれをもらう猫もいます。

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周辺の野生ネコが多数集まるので、どうしても権力争いが生まれます。喧嘩をします。単独生活を守る猫たちですから、死に物狂いで戦うはずです。

咬み合うために牙が食い込むケガをします。最近は猫エイズや猫白血病のウイルス感染してる個体が多いので、ほとんどの野生ネコはこの二種類のウイルスに感染してるのが実情です。

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厩舎という狭い環境での生活は春になると終わります。居ずらい猫は再び原野の生活に戻っていきます。やはり猫は縄張りを持って生活するのが一番いいのです。

道端を歩いてきたトラ猫はオスでした。真ん中ではなく縁を歩いてきます。おそらく縄張り内を巡回しているのです。堂々としています。威張っているように見えます。

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時々止まっては尾を高く上げ、狙い定めておしっこを飛ばしています。寝転がってはくつろぎ、伸びをし、気が済むと歩き出します。

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やることは野生の猫科の動物たちのなわばり巡回と同じです。

広い道路の端を堂々と歩いていきました。大きく張りのある玉が目立つオスでした。

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