★ 九月のカワアイサ ★

2017年10月04日

野付湾に流れ込む川の流域では夏季にカワアイサが繁殖しています。7月、10羽以上の雛を引き連れたメス親が周りを注視しながら川岸沿って泳いでくる光景を見かけます。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                  ◆  九月のカワアイサ  ◆ 

しかし、毎週観察しに行くごとに雛の数が減っていきます。雛を狙ったプレデターが周りにたくさんいるからです。 

よちよち泳ぎの雛から脚がしっかりして水面を走って逃げるようになるころには半分くらいになっています。この時期になるとおどおどした様子はなくなり、川の真ん中でも泳ぐようになります。

そして9月。河口から1キロほど上流のサケを捕獲する止め場近くで7、8羽カワアイサの家族が休んでいるところを見つけました。

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1羽1羽確認してみるとオス親とメス親がいて、親の体格と変わらない雛がいます。今の時期、外面はほぼ同じように見えます。繁殖期派手だったオスはすっかり地味になり、メスの羽色に近くなります。

AU1A3164.JPG             左がメス親               右がオス親

子育てに派手さは邪魔になるからです。かと言え、見分けがつかなくなることはありません。オスは後頭部がふくらんで見え、三列風切の白さが目立ちます。メスは後頭部に冠羽が短いがでっぱり、胸と背中の羽色が灰褐色です。

AU1A3209.JPG              左2羽が子供

親のくちばしは引き締まり細い。反して雛のくちばしは少し短く、太く見えます。でも、しっかり見ないとほんとわかりません。

メス親だけで子育てを行うように見えますが、しっかりオスもお手伝いして雛の成長にかかわっているようです。

近くにはカワウもやってきて休んでいます。サケが川に集まり、その周りに卵を狙ったヤマメや小魚がたくさん集まっているのです。彼らはそれを狙って集まっているのです。

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子供のカワアイサにとり川の河口付近は豊かな餌場であり、魚捕獲の訓練場です。

                  10月の花 イヌタデ

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