★ 浜を探索するキタキツネ ★

2017年10月06日

嵐のあとの海岸には海からたくさんの海草や底生の生き物、魚、アザラシ、イルカ、貝類が打ち上げられます。風向きや地形、季節に寄り、多かったり少なかったり、時々で違います。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                ◆  浜を探索するキタキツネ  ◆

根室地方ではキタキツネは街中から牧草地、森林地帯、山岳地域、海岸線と変化にとんだ環境で生息しています。雑食でネズミや小鳥、雛、昆虫、植物などを食べます。

なかでも海岸線に棲むキツネは大好物のネズミだけではなく、海岸に打ち上げられる貝や魚、アザラシのような海獣の死体、海底に棲む生き物などを食べます。

他の環境からすれば特化した食べ物を食べるキツネです。観察していると毎日、海辺を散策し、打ち上げられたものを鋭敏な嗅覚で捜しています。

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今回の台風18号のように大量の砂が打ち上げられると食べるものが埋まってしまうことがあるので、せっせと掘り出して食べています。

打ち上げられた海草の中にも混じっているので、匂いを目安に掘り出していたりします。

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普段は人が来ないので、警戒しないキタキツネに出合います。偶然、近くに来るまで互いに気づかず、先に私が見つけてしまいました。

固まってキツネが来るのを待ちます。砂浜に鼻を当てるように嗅覚を使って探索しています。流れアマモの山に鼻を突っ込み、何か混じっているのか探っています。あると前足で引っ掻いて掘り出します。

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気づいているのかいないのか、気にするようなことはなく私の方に向かってきます。顔を上げ私を見つめますが、動じることなく近づいてきます。

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幸運なことが時々あるのですが、今回は運があります。自分で気配を消しているとは思いませんが、まるで透明人間みたいに向かってきます。

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もしかすると、今年生まれの若キツネかもしれないと思ったり。わずか5メートルほどのところに来て方向転換しました。

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警戒しだしたのか、干潟の方に離れていきます。今までは、何を考えていたのか不思議な時間でした。

                    10月の実 ハシドイ

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コメント

透明人間でなくても気配を消すことはできるんですね。人間オブジェだ。

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