★ シギ・チドリの秋渡り 10 タシギ ★

2017年10月05日

繁殖期に、ロシア北部の湿地、草原、湿ったツンドラなどに生息するタシギ。8月になると南下してきてオホーツク海の南の端、野付半島に立ち寄ってくれます。

おばんです。小太郎でごじゃります。

AU1A2250.JPG

************************************

              ◆   シギ・チドリの秋渡り 10 タシギ  ◆ 

野付半島で繁殖するオオジシギに比べると一回り小さなジシギです。春は葦が芽を出す前にやってきて湿地になっているところで過ごしています。見通しがいいので観察しやすいのですが、秋は葦で覆われているために降りて休んでくれません。

そのせいで地面に降りている姿を見つけられません。本州の方では水田、蓮田、湿地、池沼畔など泥地によって滞在します。

ほとんど海岸の干潟では見られないとみなさんが記しておられます。確かにミツガシワやフトイが生える湿地の中の池で、水量が少ないときに滞在していることがあります。

最近は雨が多くて水量がゆたかで降り立つ場所がありません。上空を飛んでいくタシギはよく見ます。どこかに降りているのだとは想像していました。

AU1A2242.JPG

夕方、日が西に傾き、干潟で採餌していたトウネンたちがねぐらを求め砂嘴の間の泥湿地に集まってきたときに、6羽のタシギが飛んできてシュワとトウネンの横に降りました。

夕方は彼らの活動の時間帯。満潮時の時間帯で、海水がひたひた浅めにかぶっています。タシギはすぐに草かげに移動し、泥の中に長いくちばしを挿し込みだしました。

小さなゴカイがたくさん住んでいる場所です。活発に採餌をしています。日中ならすぐに警戒して飛び立ってしまうのに、とても落ち着いて歩き回っています。

AU1A2237.JPG

湾内には泥地の干潟がたくさんあります。草丈の低い植物がたくさん生え、姿を隠すのに適しています。

おそらく気楽に入っていけない湿地干潟で英気を養っているのです。

                    10月の花 ミゾソバ

AU1A3562.JPG

トラックバック

トラックバックURL: http://blog.hokkaido-np.co.jp/mt/mt-tb.cgi/8464

コメント

嘴長いですね。一度お目にかかりたい。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

(公開されません)

(HTMLタグ(b,i,br/,p,strong,em,ul,ol,li,blockquote,pre)が使えます)