★ シギ・チドリの秋渡り 6 キョウジョシギ・水浴び ★

2017年09月08日

南へ渡るときのキョウジョシギは目立ちません。春に北上していくときは100、200、300羽の群れをなし立ち寄るのに比べると10羽前後の小さな群れです。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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          ◆  シギ・チドリの秋渡り 6 キョウジョシギ・水浴び  ◆

春は干潟にやってきて餌を捕ることが多いのに、秋の渡りのときは砂や小石の多い干潟にはぱらぱらしかやってきません。

長年の堆積で黒土になった泥炭の湿地干潟に集まってきます。泥質を好むオオシバナが生えてるところに来て餌探しをしています。

泥に潜むゴカイを探し、食べています。春に比べゴカイの生息密度が高く、捕りやすいのでしょう。ほかのシギでも同じような傾向があります。

AU1A5995.JPGキョウジョシギはシギにしてはくちばしと脚が短く、がっちりとした体形をしています。これは彼らが繁殖するツンドラ地帯の環境と関係しているようです。

水辺や湿地にある岩石、砂利、泥などが入り混じった土地を好み、繁殖しています。キョウジョシギが好むゴカイ類や昆虫、小魚、甲殻類は石の下などを棲家にしているものも多くいるので、それを探し、食べるのに努力してきた結果なのです。

キョウジョシギのくちばしは短く、太く、若干上に反っています。反ったくちばしを石の下に刺し込み、太くて短い足で踏ん張り、前に押すのです。石などが重いと、繰り返し繰り返し押します。

AU1A7691.JPG体を低くする押し稽古を見ているようです。繰り返しているとやがて動くんです。無理だと思える大きさの石が押しやられるか転げるか、動かされるのです。

海岸に打ち上げられた乾燥海草なども押して押してひっくり返します。見ていると相撲のぶつかり稽古みたいで笑えます。

泥まみれになるような食べ方をするキョウジョシギ。汚れを落とすために水浴びをしにやってきていました。水が引いた水だまりでみんなが集まり、水しぶきを上げていました。

AU1A6100.JPG頭を水に突っ込み、背中にもかかるように頭と体を震わせて、懸命に汚れを落としています。見張りを立て、みんなで水浴びです。

和やかな旅のひと時です。

                9月の花 トウゲブキ(エゾタカラコウ)

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コメント

水浴びの写真がいいですねえ。泥まみれの京女は早くきれいにならなければいけませんね。

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