★ 大沢から羅臼平の花々 3・エゾツツジ ★

2017年08月12日

大岩の落石帯を過ぎ、羅臼平に近くなると谷筋が浅くなります。それにつれ高山植物が身近になってきます。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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            ◆  大沢から羅臼平の花々 3・エゾツツジ  ◆

エゾコザクラソウ、チングルマを愉しんで高度を上げていくと高山植物にしては派手な、紫色がにじみ出てくるような濃ピンクの花が出てきました。

高山植物の王様と呼ばれるエゾツツジです。花びらが5枚。上の花弁3枚にはそばかすのような濃い斑点があります。これは蜜標といい、その基部に蜜腺があります。ツツジの花の特徴です。

AU1A3830.JPG真ん中から長い雌しべが伸び、その周りに雄しべがあります。蜜標に沿って虫が入る時に花粉がたくさんつくのです。

AU1A3855.JPGエゾツツジは風当たりの強い場所を好み、岩の上では低く這うように張り付いています。厳しい環境に適応するために、草のようになったといわれます。

日本産ツツジの中でも最も小さな種です。その小ぶりな丈とは対照的に花は大型で美しい。鮮やかで、とてもよく目立ちます。王様なるゆえんです。

AU1A3917.JPG花だけだと何の変哲もないツツジの花ですが、丈が低くて、強風に耐えて咲いている姿を目の当たりにすると、やはり高山植物としての風格を感じます。

                                            8月の花 キクニガナ

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コメント

よく目立つ花ですね。僕はツツジではコバノミツバツツジが好き。あの色合いも好きです。高山だから目立たないと生きていけないのかな。

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