★ 大沢から羅臼平の花々 2・チングルマ ★

2017年08月11日

チングルマの大ファンです。大学時代、大雪山の姿見の池の石室に泊り、ひたすら天候が晴れるのを待ち続けた時に小屋周辺で見た大群落のチングルマに圧倒されて以来、ずっとです。

おばんです。小太郎でごじゃります。

AU1A3976.JPG             雪解けが進んだ大沢の斜面に咲くチングルマ

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            ◆  大沢から羅臼平の花々 2・チングルマ  ◆

高山の雪渓周辺の草地や砂礫地に生えるチングルマは、雪田植物と言われます。雪が消えた直後から成長を開始しだし、雪解けの早い斜面から花が咲きだします。

羅臼岳の大沢では雪渓が解けだしたところから咲いていくので、雪がどこから消えてきたのか想像できるのです。沢を登りだすと羅臼平に行く中間あたりから花を見つけることができました。

AU1A3895.JPG雪解けのあと最初に花をつけるのがチングルマです。スーッと伸びた花径の先に白い花をつけます。キイチゴの花みたいです。花びらは5枚、多数の黄色の雌しべと雄しべがあります。

AU1A3865.JPG花びらがすでに勢いをなくしかけています。花が終わりかけです。ほかの高山植物が咲きだしてるとたいてい花が終わっていることが多いのがチングルマです。

雪解けが急速に進んだことがわかります。面白いことに登っていくにつれ、雌しべの花柱が伸びて綿毛状の穂をつけています。

AU1A3925.JPG長い髪を上の方で束ねたような玉ねぎ形の綿帽子がとてもかわいい雰囲気です。

さらに登ると綿帽子が放射状に広がって、いつも見る綿車になってしまっています。高度と花時期が逆転しているのが不思議でした。雪渓は上の方から雪が解けてきているのです。

AU1A3757.JPGこれが雪田植物と言われるゆえんです。だから雪解けの遅い大雪山では8月になっても花が咲いているのです。

                    8月の花 イワベンケイ

AU1A5975.JPG

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コメント

上の方から雪が溶けるというのが不思議です。

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