★ 大沢から羅臼平の花々 1 ★

2017年08月09日

久々に知床半島の羅臼岳の登山を楽しんできました。木下小屋~オホーツク展望~弥三吉水~銀冷水~大沢~羅臼平へのコースはよく整備され、とても快適な山行でした。

おばんです。小太郎でごじゃります。

AU1A3492.JPG

            鬱蒼とした森の倒木の横で咲いていたクルマユリ           

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                 ◆  大沢から羅臼平の花々  ◆

一番の目的は大沢の雪渓周辺に咲く花々と羅臼平に広がるハイマツ帯で繁殖するギンザンマシコです。

ミズナラやカツラの高木が斜面に生える鬱蒼とした森を抜けるとオホーツク海が眼下に広がる尾根に出ます。高度を上げるにつれルリビタキやコマドリ、メボソムシクイの声が聞こえてきます。

AU1A3670.JPGハイマツがポツリポツリと出てくるとやがて銀冷水に到着。水を補給して、しばらくすると視界が開けてきます。残雪が残る大沢です。見上げると上の方に羅臼平のコルが見えます。

びっくりしたのは雪渓がほとんど消えていることでした。これまで5回、ここに立ちましたが上から下まで分厚い雪渓が残っていました。それがほとんどなくなっています。

問題視されている温暖化の影響でしょうか。冬季の降雪が少なかったからですか。流氷が多かったから残雪を期待していたのですが、残念。

気持ちをここで切り替えました。雪渓が切り込んだ斜面の高山植物が愉しめる。雪が解けた後に一斉に花を開いていることを祈りました。

AU1A3635.JPGそれまで汗をかき、しんどかった体がしゃっきとしました。今年は谷筋に転げ落ちた安山岩の大岩をよけ、うねりながら進む道を行きます。早朝に登った人たちが次々に降りてきます。

出会うたびに止まり、周りの花に目をやりました。目に飛び込んできたのはピンクのかわいらしい花をつけたエゾコザクラソウです。

AU1A3980.JPG岩の上の腐葉土に根を張り、ロゼッタみたいに地面に這うように広がった葉の真ん中から伸びた花径の先に可憐な花が。ハート形の花弁が5枚開き、真ん中は丸い黄色。単純だけどとてもすっきりとした配色がお気に入りです。

AU1A3992.JPG先に開く花は一つ、二つ...五つとさまざま。年を取るごとに増えていくのか、土壌の栄養分と関係するのか。どっちなんでしょうか。

雪が解けるのを待つように咲く花。岩の割れ目や端の方で競うあうように咲き誇っています。強風に負けず、背筋を伸ばし、威厳と高貴を漂わせる清楚な花。

AU1A4022.JPG五月に海岸の崖っぷちで見る花とは違う花に見えます。

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コメント

可愛い花です。目も体も癒されますね。

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