★ キタキツネぶらり餌探し ★

2017年08月01日

大暑(7月23日)もすぎたというのに野付半島に棲むキタキツネはまだ長毛の冬毛が残っています。内陸部のキツネたちはすっかり短い夏毛なのに。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                 ◆  キタキツネぶらり餌探し  ◆

7月16日までは30度近い気温が2週間ほど続きましたが、野付半島は気候が違うようです。根室海峡に突き出ているせいで気温が上がらないのです。

上がっても25度ほど。朝夕は海霧がでて、太陽の恩恵を受けないことが多いのです。海水温度が低く、太平洋高気圧から流れ込む湿った高温を中和してしまうのです。

キタキツネの毛はそれに対応して、抜けずに保温の役目を全うしているのかもしれません。こちらが思う以上に厳しい気候なのです。

AU1A4897.JPG見た目汚く見える長い毛を残し、彼らは毎日、餌を求め、海岸を見回ります。人が来ない朝方が多いようです。霧がでて観光客の数が少ないときは日中でも闊歩します。

狙いは満潮時に浅瀬にやってきた魚が干潮時に取り残され、流れアマモの下に隠れたりしているのを探して食べます。湾内に入り込んだイワシの死体や弱ったアサリなども腹の足しになります。

AU1A2582.JPG低気圧が過ぎ去り、大波に打ち上げられた海産物もご馳走になります。時には鳥の死体や大型のシイラも見つかります。

人のこない先端の砂浜にも足を延ばし、私と出会うとあわてて疾走していきます。隠れる場所がないと彼らとて怖いようです。

AU1A3767.JPGなわばりはどうなっているのか気になります。そろそろ子ぎつねたちが見られる季節になります。

AU1A2669.JPG                                           8月の花 エゾスカシユリ

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コメント

全力疾走で逃げる姿には笑いました。キツネさんも生きていくのは大変ですね。

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