★ 草刈のあと ★

2017年07月14日

もう秋の景色。一番牧草が刈り取られるとうら寂しくなります。収穫は冬に備えるもの。4月に新芽が顔をだし、生き生きとしたひと時を過ごしわくわくしていたのが、嘘みたいです。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                    ◆  草刈のあと  ◆

根室地方の風物としてすっかり溶け込んでいる牧草地にタンチョウがいる風景。草刈直後はあちこちの牧草地がタンチョウの餌場になります。

タンチョウは牧草地に棲んでいた生き物が取り残され、地面に潜り込んだり、残された牧草の下に隠れたりしているのを丁寧に拾い出して食べていきます。

AU1A6397.JPGミミズ、バッタ、クモなどを丁寧に拾い上げ、食べています。昆虫は少量でもすごく栄養価が高いと、何かの本で読んだことがあります。

牧草地はもとは木々が生えていたところです。パイロットファーム事業が明治から推進され、たくさんの牧草地が誕生してきました。それまで原野を流れる川沿いの湿地帯を生活の場としていたタンチョウにとり、餌場にする環境が増えたといっていいのです。

AU1A9815.JPG初めのころは環境破壊で生息地は不安をいっぱい抱えていたはずです。おびえたタンチョウは棲家を去り、新天地を求めたでしょう。

ときが経つにつれ環境が落ち着いてきて、タンチョウが戻ってきたと思います。残された沢地の森の湿地を営巣地にして、周りの牧草地を餌場にする知恵を育んできたのです。

AU1A9734.JPGのんびりと刈り取りが終わった牧草地を歩くタンチョウ。すっかり落ち着いた風景になっています。

AU1A6448.JPG                                  7月の花 マツヨイセンノウ

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コメント

梅雨前線が北の方に行き、関西に限って言えば大した雨も降らず梅雨は去ってしまいました。これから本格的な夏です。水不足が心配。

初めまして 土田様のブログよりこちらを知り

お邪魔しました 雄大な景色とそこに生きる生きものたち

感動を頂きました またお邪魔させてくださいませ。

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