★ 渓流のシノリガモ ★

2017年07月12日

メスのシノリガモを知床半島の基部を流れる忠類川の上流で見つけました。2015年に雛6羽を見かけたところです。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                  ◆  夏季のシノリガモ  ◆

川が蛇行して低い滝と瀞と瀬がある急流の場所です。瀞は深く、水深3、4メートルはあります。そこから流れ出す瀬は急流になり、水がうねっています。

見つけた時は岩の上に上がり、翼を広げ、潜ったときについた水分を落とし、鵜みたいに甲羅干しをしていました。扇形に広げた尾は先が尖り、潜水が得意なアイサの尾に似ています。

AU1A5011.JPG水の中を俊敏に泳げる形です。翼もウミガラスのように短くて太く、水の中で力が出る形をしています。

10分ほど休むと流れに入り、潜りだしました。深みから湧きあがってくる水流のあるところで潜っていきます。顔を水につけ、下を確かめ潜水していきます。素早い。

AU1A5172.JPG川底は岩場。そこにいるカゲロウやカワゲラなどの水生昆虫を食べてくるようです。上がってくるときはくちばしには何も挟んできません。飲み込んできます。

深みはオショロコマやサクラマスが溜まり、上流から流れてくる川虫が水底にあたり湧き上がってくるところです。水に押し流されると脚の強いキック力で上り、潜ります。

AU1A5319.JPG同じ場所で餌取りを続けます。5分くらいすると浅瀬に行き上陸、またしばらく休みます。この時期繁殖雌なら抱卵していますから食事をしにやってきているのでしょうか。

AU1A5407.JPGそれとも相手に恵まれなかったメスですか。あぶれメスはあぶれ者同士が集まる傾向にあるらしいので、卵を抱いているメスのような気がします。

30分ほどいましたが、下流に向かって移動していきます。餌をとりながら、ゆっくりと下流に流れていきました。

AU1A5564.JPGオスはメスが抱卵しだすとオスどうしの群れを作り、消えてしまうそうなので見られません。このメスがかわいい雛を連れ、姿を見せることを祈り、見送りました。

                                   7月の花 エゾカンゾウ

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