★ 筍角(袋角) ★

2017年06月19日

寒さが居座っています。5月の中旬に夏日が2日ほどあったけど、それ以降は10度前後の気温が続いています。6月だというのに先日はマイナス1.4度を記録した中標津です。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                       ◆  筍角  ◆

野付半島はさらに寒く、冬の服装でいかないと耐えられません。草の成長が悪く、まだ草地が歩きやすいのです。

例年だと見つけづらくなるエゾジカですが、今年は探しやすい。草むらに座って休んでいるエゾジカを遠くから双眼鏡で見つけることができます。

AU1A9162.JPG頭を上げ、口をもぐもぐしている様子がうかがえます。大方はオスです。頭を見ると耳かと間違える太い角の若芽が生えてきています。

春先まで頭の上に鎮座していたアントラーが落下し、無角だった頭の角座から新しい角の芽が伸びてきているのです。

AU1A0665.JPG伸びだした角は産毛が生えたビロードのような皮膚に包まれています。触るとひと肌より熱く感じます。筍を思わせる産毛角は弾力に充ち、充血した男根の触感です。

袋の中では活発な細胞分裂が起きていて、栄養を送り込む血管が発達し来ているからです。中で角が生産され、日に2~3センチも伸びるのですから、当然といえば当然です。

AU1A9115.JPGどの個体も同じように生えてきていますが、見ると成長に違いが出てきています。年齢、体格が大きいものほど角の成長がいいのです。おそらくホルモンの量が違うからではないかと思うのですが、調べてわかりませんでした。

AU1A9068.JPG三尖四又の角になるオスの方が出た時から、袋角の成長勢いが違います。袋の肌の張りが立派です。

この時点からオスとしての風格が、威厳が、現れています。これからどれだけ食べ、大きくなるか、夏季の草の成育にかかっています。

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コメント

ふくろ角に一度触れてみたいものです。

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