★ 壁画・知床冬物語-2 ★

2017年05月11日

オホーツク海は秋になると荒れ始める。九月に入ると、まず昆布採りの漁師たちが知床半島から去っていく。次に、漁期を終えた鱒漁師たちが引揚げる。十月の末になると、最後に残った鮭漁の人たちも帰ってしまう。

                ◆  壁画・知床冬物語-2  ◆

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その原始の世界の中に、たった一人残っている人物がいた。留守番さん--というのがこの老人村田彦市に与えられた名前だった。

AU1A2871.JPG人々の去ったあとの番小屋の中には、漁網が残されるが、それが飢えた鼠を呼んだ。その網を鼠から守るために猫が必要とされ、

AU1A2872.JPG猫に飯をくわせろために人間が必要なのである。

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