★ セイタカシギ ★

2017年04月19日

早朝の川。橋の上からカモの声や遠くのオオハクチョウの声を聴いています。漁師がやってきて橋の下から船を出し、エンジンをふかし河口へ走らせていきました。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                    ◆  セイタカシギ  ◆

雪解けとともに海霧が出てきました。根室特有の海霧は地面を這うので、上空は晴れているのに水平方向の視界がききません。

日の出とともにカモたちが飛び出して上流の方へ飛んでいきます。ヒドリガモ、オナガガモ、マガモ、コガモ、ホオジロガモ、カワアイサなどが、羽音を残し飛んでいきます。

AU1A4026.JPGその姿を撮っていると河口から細身の鳥が5羽飛んできました。咄嗟にシャターを押し、連写しました。種類なんか分かりません。左斜め上を通り過ぎ、すぐに下降して川面の上、すれすれに飛んでいきました。

AU1A4032.JPG爪楊枝のような細いくちばし。長く、真っ直ぐに伸びた赤みの入った脚。カモに比べると長く細い、黒っぽい翼。頭から尾にかけて白いラインの背中が印象的。

研ぎ澄まされた無駄のない姿に感動です。それだけでセイタカシギと分かりました。この10年、4、5月に見かけるようになりました。

まさか氷が融けないうちに渡ってきているのにはびっくりしました。ヨーロッパ、アジア南部、アフリカに広く分布する鳥です。温かな地域で繁殖するシギという思い込みがあるので、目を疑ったわけです。

AU1A4038.JPG分布を広げていると言われていますが、カムチャッカ半島の方まで渡っていくのでしょうか。シギチドリの本格的な渡りには一月ほど早いのですが、彼らはいったいどうしたのでしょう。

2010年4月16日に旭川で4、5羽のセイタカシギが確認されているので北海道を経由して渡っていくものがいることは珍しくありません。

AU1A4042.JPG

出会えただけでうれしい。海霧にがっかりせず、ラッキーな日になりました。

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コメント

そうですか、セイタカシギがもうそこまで行っているのですか。

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