★ 相利共生 ★

2017年04月13日

さりげない光景に出合いました。タンチョウとオオハクチョウ、オナガガモ、ヒドリガモが氷の上で集まり、寄り添って眠っています。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                     ◆  相利共生  ◆

以前なら「一緒に眠ってんだ」で、気にもせず見過ごしていたはずです。でも、最近の私は違います。この10数年の修行研鑽で、この集まりは「おもろいぞ」と思うようになりました。

魚や虫、カエル、植物の種などを食べるタンチョウ。アマモや草、種などを食べるオオハクチョウ。湿地の植物やアマモなどの水草、種などを食べるカモたち。野付湾を利用していますが、行動を伴にすることはあまりありません。

そんな鳥たちが同じ場所で眠っています。みんな背中に顔を埋め、安心し力を抜いて、氷の上で休んでいます。

氷の上ならキタキツネが近寄ってきても、すぐに水面に逃げれるし、飛びたてます。片側が氷で片側が水面、キタキツネが狙っても捕獲率はゼロに近い。

オジロワシが襲い掛かってきたら、タンチョウに気づかれ、威嚇されるのがおちです。カモたちはその間に飛び立って逃げてしまいます。

AU1A8077.JPGそれぞれが単独で集まって休めば、プリデターから襲われる確率が高くなります。危険を察知する能力に得意、不得意があり、三者が合わされば、互いに補い合えます。

立って寝るタンチョウは遠くからの情報が、オオハクチョウやカモは地上すれすれにやってくる音や臭い、気配の情報が、察知されます。

沢山いれば見過ごし、見落としの確率が減ります。同じ場所で寝ることで、お互いに危険が避けられ、安心して休むことができます。

そのことを知ってみんな集まる、共生の関係を作り上げている光景です。

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