★ 警戒心強しオオワシ ★

2017年02月17日

氷下待ち網漁に集まるオオワシ、オジロワシ、トビ、ハシブトガラス、ワタリガラス。それぞれが持つ、人に対する警戒心、距離間、観察力に違いのあることが分かります。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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               ◆  警戒心強しオオワシ  ◆

中でもオオワシはぴか一に繊細。漁師夫婦が作業しているときは林から飛んできて近くの氷の上に降り、魚が捨てられるのを待ちます。

外部から見るとオオワシに囲まれる夫婦の光景です。網があげられるときはワシだかりになります。夫婦がどんな動きをしようとも逃げません。でも、作業中には決して捕ることはしません。

AU1A0460.JPGひたすら観察し、待ちます。スノーモービルで夫婦が立ち去るとすぐにオオワシたちがカワガレイを一匹ずつつかみ、飛んでいきます。入れ替わり次々に持っていきます。

その間、オジロワシやトビ、カラスは近寄れません。指をくわえて観るとはこのことです。捨てられた魚は瞬く間になくなります。

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             集まっているのは、ほとんどがオオワシ。

ところが私みたいな新参者が近寄るとまだ300メートルはあるのに次々と飛び去って行きます。100メートルになるとほとんどいなくなります。その代りオジロワシ、トビ、カラスが待ってましたとばかりにたかります。

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オオワシは威厳があり、警戒することがなければ他の鳥たちを決して近寄らせません。個々のオオワシを見ると孤高で王者の風格があるのですが、投げ捨てられた魚を捕るときはハゲタカの雰囲気が満ちています。

AU1A0642.JPG背に腹はかえられません。毎日魚が投げられるとは限りません。天候が荒れて、網揚げが数日できないときだってあるのです。

ワシの必死な心情が網場を通し、伺い知ることができます。

AU1A0410.JPG      風蓮湖を取り巻く林の縁に止まり、漁師の動向を見守るワシたち

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