☆曽田の悔しさを思うと・・・
2009年11月18日
コンサドーレのDFの要、いやチームの要であった曽田選手が昨日、引退を表明しました。昨年、両ひざにメスを入れるという大きな決断をして臨んだ今季。サテライトで、一度だけ、ゲームに出ましたが、その日は、腰の痛さもあって、ぼろぼろだったそうです。悔いはないけれど、未練は残る-。彼の言葉の重さを知った昨日でした。
コンサドーレ一筋に9年間も体を張ってくれた。けがが付きまとうDFに転向し、ヘルニアによる腰痛とひざのけが。スポーツ選手にとって腰とひざの故障は、致命傷です。でも、ピッチに立ちたいという、強い意志で、リハビリに励んだそうです。
それが、「未練が残る」という言葉になって表れたのでしょう。
昨日、ニュースを聞いたときは、コンサのひとつの精神的支柱が静かに去っていくのだなあ、という思いになりました。
それにしても、サッカー選手の寿命は短いな、と思わざるを得ません。30歳台前半になると、もう体力の限界を感じて自ら去っていったり、若手選手の台頭で契約を打ち切られたり。まだ、Jリーグは発足して16年で、プロ野球や、プロゴルフなど、日本の代表的なプロスポーツの選手に比べると、その契約金の水準や、収入はきわめて不安定です。
サッカーが好きでも、サッカーがうまくても、サッカーでお金を稼ぎ、生活するのはわが国では大変です。今季も、各地のチームで経営難が表面化しています。わがクラブの慢性的な事情は、みなさんもよくおわかりでしょうが、たとえば、大分のような例もあります。
昨シーズン、あれほど上位を脅かし、大暴れしたチームが、今年はJ2陥落と、多額の運転資金をJから借りなければ、残りの試合を開催することさえ、難しくなっている。こんなことが、あっていいのでしょうか。また、東京ベルティの例もありますね。あの名門クラブが消滅の危機を迎えるなど、だれが予想したことでしょう。
曽田の引退から、話が違う方向に進んでしまいましたが、わがクラブも経営的な余裕があったのなら、彼の再起にもう少し時間を与えられたかもしれないし、指導する立場の者としての働きも要請できたかもしれません。
どちらにしても、バブルの頃に立ち上がったJリーグの壮大な構想は、劇的な成功を収めたけれども、ここに来て大きな問題や課題に次々とぶつかっている、といった感じがします。
それはまた論じることとして、まずは曽田選手のこれまでの努力と献身的なプレーに拍手を送りたいと思います。
ホーム最終戦、ぜひピッチに立ってほしいな。。。
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