★あ然とさせられた九州場所の館内
2009年11月16日
いつの間にか始まって、いつの間にか終わっている大相撲。年6場所のうち、九州場所は、終わりよければ・・・・で、各力士とも、力の入る場所です。テレビを見ていてあ然とさせられたのが、空席の多さ。いったい、どうなっているんでしょう、大相撲は。
きょうの道新スポーツにも、昨日の初日が大入りにならず、升席の後ろの方が、がらがらであるのを写真付きで紹介していました。
午後5時ごろ、NHKを見て、またびっくり。通常、テレビは正面から映すので、画面に映っているのは向正面なのですが、テレビの上の方に人が映っていない。あれれ、と目を凝らすと、やっぱり、だれも座っていないんですね。
2日目にして、これはひどい。満員御礼どころか、6割程度の入りではないでしょうか。白鵬、朝青龍と、九州場所では、6年ぶりに両横綱がそろったのに、この状況。目玉となる力士や、話題が少ないことが、影響しているのでしょうが、これでは、興行として成り立つのかどうかさえ、心配になります。
大相撲の興行としての収支は、協会が明らかにしているものと、実態はずいぶん違うものがあります。お茶屋の存在です。一昔前に比べて、入場料金は、透明性が増していますが、いい席は協会が認めている「お茶屋」が、独占販売して、売り上げもそれぞれ独立採算制となっています。
つまり、年一度の九州場所、席ががらがらだと、そのお茶屋さんが、立ち行かなくなるわけで、この景気と、相撲人気の落ち込みは、お茶屋を直撃しているのではないかと思われます。
僕が相撲記者として九州場所を取材していたのは、北の湖がまだ横綱で、千代の富士が上がってきた頃から、十年くらいですが、毎場所のように道産子が賜杯を手にして、それは忙しい場所ばかりでした。お客さんも、ほぼ満員の日が続き、福岡の友人から「おい、何とか席、取れないか」と相談されても、「無理、無理。お金をたくさん出すなら何とかするけど」と、いった具合。
さて、何でお金を積めば、席が取れるかについては、詳しい説明を省きますが、だいたい升席なら、今日テレビに映っていた場所で、10万円から15万円が相場。これを4人で買うので、一人2万5000円から4万円近く払っても「見たい」という人がいました。
今は、どうなんですかね? 企業でまとめ買いしている席もあるでしょうから、あのがらがらぶりを見ていると「ただでも行かない」という人がいるのでは。
協会も頭が痛いことでしょうね。。。。
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