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☆レラカムイの季節

2009年06月30日

 リラ、ではなくレラの季節です。バスケットボールのプロチーム、レラカムイ北海道の話題が出始めました。きょうの北海道新聞夕刊のスポーツ面「ファイブ」には、新主将の桜井の話が出ています。ポイントガード、サッカーで言うなら司令塔、といったところでしょうか。

 レラの中でひときわ大きな存在が26歳桜井。日本代表を張る選手です。194センチのポイントガードは、世界でも通用するスケールです。

 熱血指導の東野ヘッドコーチが、今季、彼を主将に指名して、優勝を目指すことになりました。記事のなかには、「主将の柄ではなけれど、自覚を持ちたい」との桜井の談話も紹介されています。

 ポイントガードは、試合を作らなければなりません。チームメートへの指示も必要です。相手の攻撃をまず、しのぐことも必要。サッカーよりも、より指導性が求められるポジションですね。

 昨シーズンは、レラの試合をほんの数試合しか見ることができませんでしたが、ファンの声援は、試合ごとに大きくなっていった気がします。面白い。ハマったファンも多いと聞きます。

 この時期は、レラにとっては、大変大切な練習の時期。北海道新聞、道新スポーツとも、今季はさらにレラの報道に力を入れます。

 「3年目、チームと成長」の見出しそのままに、PG桜井が走ってくれることを期待しましょう。

☆「札幌の秘境」を訪ねたら

2009年06月29日

 いま、書店で「札幌の秘境」という本が話題です。著者は北大名誉教授、工学博士の青木由直さん。北海道新聞社から今月、出版されました。秘境物語をめくっていくと・・・。ありました、札幌ドームも。

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 「都市秘境」って知ってますか。都市の中で、「えっ、こんな場所もあった」「これなあに」といった面白地域や建物を発見して、まとめている人たちがいるんですね。
 その第一人者が青木さん。中をあけてみると、あります、あります、札幌秘境が。
 たとえば「建物」編は。
 「大都会への変貌の証人-サイロ」「ステンドグラスのある建物」
 「山」の欄には、「平成の新山モエレ山」「3月11日に登る三角山」など6件。
 「暮らし」の欄には「秘境の歩道」「最小・最大・隠れギャラリー」など5件の秘境が紹介されています。
どれも、面白そうなタイトルばかりですね。

 そして、コンサに大いに関係する秘境がありました。これ、札幌ドームなんですね。
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 なぜ秘境なのかというと。
 タイトルにあるように「サッカーステージを引き込む」からだそうです。
 数時間かけて、外の芝を引き込む、世界でここだけのシステム。移動にかかる費用だけで200、300万円かかるそうですから、こりゃ大変ですね。
 著者の青木さん、こんなことを書いてます。
 「この経費に見合う数のサッカーの観客に来てもらわねば、採算が取れなくなる。サッカーファンの客離れを防ぎ、ステージの移動経費がまかなえるようにするためには、コンサドーレ札幌の活躍が不可欠である」
 うーん、痛いところを突かれましたなあ。

 やっぱり白星が何より。すべては☆から。と、いいながら順位を見たらちょうど真ん中。そして試合もちょうど折り返し点。上に行くだけです、これからは。♪上を向いて歩こうです。

 札幌の秘境、ぜひ読んでくださいね

 

☆石川遼に泣かされた

2009年06月28日

 きょうのイチバンは、何といってもミズノオープンを制して、ゴルフの聖地全英オープン出場を決めた17歳石川遼。12番でOB2発という、信じられないミスを犯しながら、16番は、神の手のような起死回生のイーグル。泣かされました、その精神力、強さ、そしてチャレンジする若さに。

 どんな競技でも、優勝者には、ドラマと神秘性がありますね。きょうの石川遼がそうでした。トップで9ホールを終えて、3勝目が見えかかった12番。なんと2発もOBをたたき、このホールだけで、+5という、大波乱。並みの新人、いやベテランでも、ここで大崩れしてしまうでしょう。

 野球でもサッカーでもあらゆる競技で「あきらめ」が出てしまえば、終わりです。でも石川遼はあきらめるどころか、攻めに転じた。16番は、その姿をゴルフの神様がほほえましく思ったのか、チップインイーグル。ここで、再び優勝が見えてきたのです。

 最後のホール18番に、彼の意地と強さが見て取れました。パー5、そして2位とは、その時点で2打差。普通のプロなら、いやベテランでも無理をせずに刻んでパーを狙いにいくところではないでしょうか。
 それを2オン狙いでドライバ-でぐん、と距離を稼ぐ。たくさんの観客の目が最後のパットに注がれる。勝者のバーディーは、それはそれはカッコが良かった。
 17歳が青空を見上げて、ぐっと涙を目にためるのを見ると、3倍もの人生を生きてきたはずのオジサンも涙を誘われる。厳しい勝負の世界、最後に笑うのではなく、涙をこらえるところに彼のゴルフへの情熱が感じられました。

 全英ですか、17歳のチャレンジ。聖地でどんな強気の攻めを見せてくれるのか。遼くんの、あきらめない気持ち、最後まで攻め抜く姿勢に、日本国中の何人の人が勇気をもらったことでしょう。
 いいゴルフを見させてもらいました。ありがとう遼くん。

☆仙台戦のドローは良しとすべきでは

2009年06月27日

 真夏のピッチ。アウェーの仙台戦は、30度を超える中での戦いでした。上里のゴールは、クロスのように見えてのファインゴール。きれいに決まってくれました。そして、試合終了10分前に、またも同点弾を許して、なんと今シーズン10度目のドロー。でも許します、きょうは。

 クロスバーをたたいた仙台のシュートは、2本でしたっけ。荒谷のファインセーブが目立ったと思います。先取点直後の、仙台の難しいヘッドも、左手1本でかきだした。あれで同点に追いつかれていたら、確実にきょうは、敗戦になったような気がします。

 上里は、何点目のゴールでしたっけ。主将としての責任を感じていたことでしょう。今月号の月刊コンサドーレのインタビューは、そんな上里の特集です。けがをして、1年を棒に振ったときのこと、今季主将に指名されて、「えっ?」と、感じたことなど、素直な言葉が並んでいます。

 失点となったヘッドに至るまでの過程は、チームで検証した方がいいでしょう。速い攻めにDFが対応しきれなかった。ただ、ドローとなり、勝ちきれなかった原因は、やはり「次の1点を取れなかったこと」に尽きるでしょう。
 いまごろ、そんな石崎監督のインタビューが、始まっていることでしょう。
                                        (試合後15分、デスクにて)

☆どうして勝てないのか。8位に思う

2009年06月25日

 技術的なものなのか、戦術的なものなのか。それとも精神的なものなのか。いや、ツキに見放されたのか。
 すでに23節。半分も近いのに、こんなチーム状態では。昨日の厚別での横浜戦。「ため息ドロー」というスポーツ面の見出しに、ファン・サポの声にならない声があるような気がします。

 どうして、こう勝ちきれないのか。順位も「ずるずる」という表現がぴったりの、ずるずる後退。気がつけば、8位になっている。
 その中で、ドローは9試合もあって、勝ち点はまだ33。単純計算をしてみよう。この9試合がすべて勝っていたとしたら、勝ち点2×9試合で、勝ち点18が上積みされるはず。すると。

 勝ち点51となり、これなら、湘南を抜いてトップに立つ。
 では、引き分け9試合のうち、5試合が勝っていたとしたら。
 勝ち点2×5試合で、勝ち点10が上積みされるので、勝ち点43なら、今の水戸の位置5位となる。
 ここまでが、精一杯かなあ、と。43だとしても、上位4チームとは、勝ち点5以上の差が出てしまう。

 こうして考えると、今のコンサの置かれた状況が分かってくるというものだ。

 惜しい場面も多い。昨日の試合なら、あと2点入っていてもよかった。横浜の決定的な場面は、PKだけだともいえるので、勝てるチャンスは、75パーセント以上あったように思う。

 なぜ、勝てないのか。うーん、再びここに戻ってしまう。
 まさに、負のスパイラル。

☆箕輪選手の再起を祈りたい

2009年06月24日

 同じ箇所を3回も手術した箕輪選手のことを思うと、スポーツを取材しているものとして、掛ける言葉もありません。どうして、こうなったのか。矢萩社長の会見でも、その点に触れた発言がありました。しかし、間違いなく言えることは、箕輪選手がこれによって非難されてはいけないということだと思います。辛さを分かち合うのもサポーターの役割。温かな言葉が並んだブログを読んで、そう思いました。

 箕輪の公式ブログには、自分の足が写っています。言葉ではなく、その太い足に巻かれた包帯がすべてを語っていますね。

 「病床でいろいろ考える」。ただ、その一言ですが、もし、自分が同じ立場となったら、どんな心境だろうと、考えてしまいました。

 午前中に見た段階で、サポーターからの励ましてのコメントが80件近く。直接、選手に語りかけることができる「ブログ」は、こんな非情な現実でも、選手と意思疎通ができる。全部を読ませていただきました。どんなお見舞いの言葉より、励まされたことでしょう、箕輪選手は。

 少ない予算のなかで、一人でも多くの選手が必要な、わがクラブ。51試合の長丁場は、サブの選手たちのコマが多ければ多いほど、有利に戦えるはずです。その中で、また1シーズンを棒に振る彼の心情は・・・。サッカー選手の命である足に3度もメスを入れる彼の無念さを少しでも、分かち合いたいと思います。

 きょうは、ナイターでの横浜FC戦。厚別での勝利は、どこへ行ってしまったのでしょう。
 午後7時、残念ながら、そのピッチを見ることができませんが、箕輪選手の悔しさが、ピッチ上の選手たちに勇気となって、戦ってくれることを祈るのみです。

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<<ハマナスは結構強い花ですね。潮風に当たっても、少々踏みつけられても来年は、また花が咲く。そして花の時期も結構長いです。箕輪選手に贈ります>>

☆勝ちプレゼントがほしい

2009年06月23日

 厚別で勝利すれば、ベンチ入りのメンバーのサイン入りボールをスタンドに投げ入れてくれるそうです。ところが、いまだに肝心の☆がないために、実現していないそうです。あす、厚別でのナイターの横浜戦。期待しましょう、勝ちプレゼント。

 「勝ったら・・・」は、「宿題すんだら・・・」「成績が上がったら・・・」と同じ気がして、本当は嫌なんですが、きょうの道新スポーツによると、矢萩社長は、このほかにも観客増へのプランを考えているそうです。
 
 そのひとつが、「雨割り」。雨の場合、チケットの値段を前売と同じようにして、割り引くという制度だそうです。湘南がこれを取り入れている、ということですが、雨だから、と行く人は、珍しいと思うので、集客のポイントには、ならない気がしますが。

 どちらにしても、集客は、勝ち☆があってこそ。強ければ人気が出る、人気が出れば、客がたくさん訪れる。強ければ、子どもたちも、憧れる。まあ、これが、通常のルートでしょうが、わがクラブの現状は、いつも勝てるわけではないので、負けても、客が増え続けるような工夫が必要となってくるでしょう。

 札幌のファン心理が表れていて面白かったのが、北海道新聞朝刊(札幌圏版)の特集記事「現代かわら版」の中の、コンサの記事でした。
 観戦の動機に「好きなクラブだから」というのが、浦和、千葉などJ1クラブに続いて8番目という結果です。
 ただ、これは、北海道に一つしかJクラブがない現状を考えると、当たり前といえば当たり前のような気がします。それより、「好きな選手の応援に」を挙げていたのは、ほかのクラブより圧倒的に少なく、なんと30位という結果。札幌を応援するサポ・ファンが、特定の個人を応援するものではなく、チームを応援するんだ、という気持ちが伝わって来ますね。
 
 もっとも、これも意地悪な言い方をすれば、代表チームに入れるほどの人気があり、実力がある選手がいない、ということになりますか。

 目先の勝利にこだわっていては、コンサドーレの本当のサポ・ファンには、なれますまい。そういえば、つい最近のブログで「熟成を待つべきだ」と、書いた自分としては、昨日のように投げやりになってはいけない、「我慢、我慢」と、つくづく思ったのでした。  

★残り7分の悪夢★

2009年06月22日

 いくらコンサドーレファンと言っても、新聞を読みたくない日があります。昨日のような湘南戦は、キキますね。ニュースも見たくなくなります。本当に悔しい敗戦。後々まで響かなければいいと心配するのは、僕だけではないでしょう。勝負ごとは、厳しい。相手も命がけですからね。何とも整理がつかない「敗戦」です。

 ホームでの試合でなかったのがせめてもの救いですか。もし、目の前で見せられたら、大変なダメージが残ったかもしれませんね。
 職場でも昨日の話を何人かとしましたが、僕があまりにも落ち込んでいるのを見て、「応援歌を書いているんだから、そこは盛り上げないと」と、言ってくれた人もいました。そうは言ってもねえ。歌が出ないほど、落ち込むことだって、ありますよ、ね。

 どうも今日は、愚痴のオンパレード。ヤケ気味に、「これなら最初からすんなり負けてくれたほうが・・・」。
 いやいやこれは冗談です。一度は逆転してくれたじゃないですか。ちょっと試合の時間が長過ぎたというだけのことです。選手は精一杯戦ってくれています。時間が長かっただけです。
 
 この敗戦は、今年のチームの状態を表したゲームなのか、それとも浮上のきっかけとなる「スパイス」となるのか。とにかく次の試合、大事です。ぜひ☆になるように祈りましょう。
(とうとう神頼みですな、これは)

★日本代表はいい負け方をした

2009年06月17日

 負けていいわけはないのですが、W杯最終予選、最終試合のオーストラリア戦を見て、いい負け方だったのでは、と思いました。トゥーリオのヘッドは、これまで何度も決められなかった悔しさをぶつけるようなナイスゴール。失点はいずれもセットプレーなので、ある意味、あきらめがつくでしょう。あと1年。岡田監督にはぜひ、世界のベスト4監督になってもらいたいですね。

 さすがに欧州でプレーをしている選手ばかりのオーストラリア。まるで欧州のどこかのリーグを見ているようで、心地よい試合でした。
 日本の特徴がよく出ていたではないですか。俊輔ら、いつものメンバーがいない中で、速いパス回しからチャンスを作っていく。ただ、ミドルを打っても相変わらずバーの上を越えていくようでは、GKを揺さぶることはできない。後半、何度かあったシュートチャンスにパスを選択したこともあったので、あそこは、今後の課題となるでしょう。

 予選で失点をしていなかったオーストラリアから挙げた先制点。その後の2点を考えると、この組の順位は、やはり妥当でした。オーストラリアの潜在能力は、予想通りに高い。

 この試合、勝って一位通過、が目標だったのでしょうが、岡田監督の談話の中に「確実に進歩している」という言葉がありました。3年前とは明らかに違うレベルを感じます。欧州組の何人かがいない中での、この戦いぶりは、着実な進歩と言っていいでしょう。

 そう考えると、最善の負け方かもしれません。1年後に楽しみは取っておきましょう。
                                          (試合後20分、デスクにて)
 

★高見山、ジェシーの貢献度

2009年06月16日

 高見山、いろいろな思い出があります。自分が観客として見ていた高見山、、引退の涙に思わず涙した力士。記者クラブの担当親方として接した高見山。きょう、米下院が、こんな決議をしました。

 大相撲の力士は、引退が決まると、千秋楽や、最後の相撲となった日に、国技館内の記者クラブで師匠とともに、会見します。高見山は、僕が相撲記者として、まだ駆け出しのころ、そう、3年目の1984年5月に引退を発表しました。今の両国ではなく、蔵前に国技館があったころです。

 僕も若かったので、その会見にのめりこんでしまったのですが、ジェシーがあの、しわがれた声で入門から優勝のときのうれしさなどを語っているうちに、涙、涙となり、こちらももらい泣きしてしまいました。

 東関親方となってからも、その誠実な態度は、変わらなかったことを覚えています。

 その親方も、6月16日の誕生日で65歳の定年となり、相撲協会を退きました。
 小錦、曙を育てたことや、外人力士に相撲界への道を切り開いた功績は、大いに称えられるべきでしょう。

 僕もそこは、素直に喜びたいのですが、あえて、現状の相撲界を見て、ひとこと。

 ジェシーが、朝青龍のような「世間知らずのやんちゃもの」だったら、今の外人枠の制限や年寄株の外人取得問題など、違った形で結論が出ていたと思います。

 つまり、高見山は、あまりに日本人過ぎた。利口で、従順で、厳しいけいこにも耐えた。それが、その後、土俵を踏んだハワイ勢やサモア出身力士にとっては、重荷になって辞めていった。しかし、協会の親方衆は、温厚で性格もよく、頭のいい高見山を見て、「第二の高見山」をスカウトしてこようとする。それは、一人関取がいれば、部屋経営にとって、大きなプラスになるため、「とにかく強そうなやつを連れて来い」と、親方が直接、海外へいくようになったものと思われます。

 その結果が、現在のようなモンゴル勢の上位独占、優勝賜杯独占につながっている気がします。つまり、高見山がもう少し不良で問題力士だったら、そのほかの親方たちは、絶対外国から力士を「輸入」することなど考えなかったと思います。

 ジェシーの人柄や、貢献度については何もいうことはありませんが、実際の勝負については、いいときもあったけれど、悪いときもあった。もっと言うなら、その人気ゆえに、全力で相撲を取らなくても、許されていた面があると思います。

 どちらにしても、もう協会や国技館でその姿は見ることが出来ません。
 戦後の大相撲界の中で、キーパーソンとなる力士には、違いありません。

★ドロー病は、なんとかならないのか

2009年06月15日

 21試合を終わって8-8-5。つまり8勝8分け、5敗。そして、これは5位の徳島と全く同じだけど、得失点差でわがクラブは6位。昨年まで3年連連続最下位の徳島と、こんな戦いをしていてはいけません。昨日、55点の点数をつけましたが、もっと厳しい見方をしている人は多かったですね。

 同じ引き分けでも、追いつかれての引き分けは、ダメージが大きい。そんなゲームも、今季すでに5回も経験しているという。つまり、先制しながら、追いつかれる、というケースだ。8回のうち、5回。もうこれはドロー病だ。

 昨日のゲームを見ていても、前半はあれだけ自信と余裕を持ってボールを回しているのに、いったん押し込まれだすと、慌ててしまい、試合を落ち着かせることができない。
 決められたコーナーキックは、相手の石田がうまかったと言うべきだろうが、そこまでの過程がよろしくない。押し込まれているうちに、失点するには、当たり前と言えば当たり前。リズムを崩されるのは、体力的な差か、気持ちの問題か。

 石崎監督は、昨日の会見で、その原因を的確に答えています。本日、北海道新聞は休刊日なので朝刊は、ありませんでした。夕刊のスポーツ面は、いつもの1ページから3ページに増やして、お届けしていますが、きょうは、北海道新聞運動部の福田講平記者が、その辺の事情をうまく、記事にしています。

 ドロー病から早く抜け出さねば。
 
 サポーターさんのブログの中で、いまのチームの状態を「成熟度が足りない」と指摘している方がいました。同感です。個々の技術、意欲は、決して劣ってはいないと思うんですが、勝てるサッカーをする上で、何かが足りない。石崎さんは「勝とうとする気持ち」と表現していましたが、僕は個々の「勝とうとする気持ち」ではなく、チームの和としての「勝ちたい」が、まだ足りない、のではと思っていました。
 それは、「成熟度」という言葉に、近いものかもしれません。

 一年目の石崎監督の意思、戦術がどこまで選手たちに浸透しているのか。そして、クライトンを中心に外国人と日本人の連携はどうなのか。上里を主将に若返ったチームは、本当にひとつになって「戦う」ことに集中しているのか。

 さらにクラブのフロントも新社長のもとで、サポーター、選手たちと一緒になって新チーム、新しいクラブの未来予想図をきちんと描けているのか。

 昨日のゲームを見ていて、はっと、と思ったのは、クライトンがいないなかでの、他の選手たちの動きです。1点の起点となった宮沢や、上里、そして交代で入った砂川。良かったじゃないですか。すぐに「成熟」しろ、と言っても無理なのは分かります。少しずつでもいいから、「完熟」を目指してほしい、そう思いました。

★中山元気の復帰を喜びたい

2009年06月14日

 厚別での徳島戦。勝ちたかったでしょうね。赤いカッパを着たコンサ・サポーターの応援も後半は、きかなかったようで。悔しいドローでした、きょうは。勝っていれば、順位が上がっていましたからね。ただ、救いは、中山元気がピッチに戻ってくれたことです。惜しかった、再三のヘッド。

 ケガから復帰して、久しぶりに元気な元気を見ました。惜しかったではありませんか。3回ほどあったチャンスに、点を入れてくれれば、きょうのヒーローは、文句なしに中山だったのに。

 後半での失点は、このところの課題です。セットプレーだからと言って、納得していては、ダメでしょう。徳島の同点弾はドンピシャリのファインゴールでしたが、後半、たしかに守りを崩されていました。この辺が直らなければ、3位以内に入れないかもしれません、と強く言いたい。

 砂川が、入り、そして元気も復活。攻撃のスピード、重さが違います。この際、スタメンもいいかもしれませんね。石崎さんとしては、スーパーサブとしての砂川の働きに期待しているようですが、これだけ、チームに得点力がないと、考える必要があるでしょう。

 いくつもの得点機がありながら、結局キリノの1点だけ。この1点は、宮沢が中盤で絡みながら、いいパスを前線に出してくれました。
 
 上位相手に、ホームでのドローは、きついかもしれませんが、55点。次節は、中山も切り札として使えることが分かったので、攻撃の幅が広がることでしょう。期待、大です。

☆クライトン不在で奥の「手」を使う

2009年06月13日

 サッカーで手を使えば反則。肩だけがぴくっと動いて、ボールを取りにいこうとしたときでも、反則となることがあります。そんななか、徳島戦では、奥の「手」を使うそうです。え、手ですか、手。

 きょうの道新スポーツに出ていました。
 クライトンが帰国中であるために、石崎監督がとくに練習を重ねたのが、スローインだそうです。
ゴールライン近くでのタッチからのスローインは、ご存じの通り、コーナーと同じだけのチャンスを生みます。その昔、前方1回転スローインを考えた天才?もいましたが、遠くへ投げられる選手は、実にうまくゴール近くまで、高いボールを入れることができます。
 たいしたもんだ。奥の手は、これだったのか。

 クライトンがいると、ついつい頼りがちになってしまい、ボールが集まりすぎるという悩みがありました。クライトンもそれほど強烈なクロスを入れる選手ではないので、ゴール前に味方がいないと、緩慢な攻撃に映ることがなかったでしょうか。

 クライトンがいないからこそ、若手にとっては、伸び伸びとしたプレーをしてほしい。そしてチャンスも、必ずものにしてほしい。

 小雨のYOSAKOIは、お気の毒でした。ふと、道新の携帯サイトで天気予報を見ると、日曜日もよくないじゃあ、あーりませんか。YOSAKOIのことを心配している場合ではない。
 聖地は、晴れてなきゃ、ツキがこちらを向いてくれないような気がします。
 ではまた明日。
 
 
 

☆コンサにも宮里がいたっけ?

2009年06月12日

 宮里と言えば藍、最近、美香の方も売り出し中で、この二人の関係を親戚?という人もいますが、二人の親類関係は、全くありません。きょう、何気なく、入った喫茶店でスポーツを見ていたら、ある新聞のコンサドーレの記事に「宮里コンビが、徳島討ちだ」がありました。なるほど、宮里か。

 宮は19歳のFW宮沢、里は、ご存じ、主将の上里のことです。司令塔クライトン、そしてダニルソンがいない徳島戦で、上里、宮沢のフレッシュコンビが、活躍してほしい、という記事でした。

 石崎監督は、これからが、正念場でしょう。上位を狙う上で、ひとつでもほしい勝ち点。助っ人頼みは、将来的なことを考えると、好ましいとはいえませんが、J1再昇格には、欠かせない。逆に、そうした状況だからこそ、若い選手の力の見せ所、というわけです。

 それにしてもコンサの「宮里」か。なかなかライバル紙も、考えるワイ、と思いました。こうした語呂合わせ、新聞社では、スポーツ記事中心にいろいろと考えます。一度、活字になってしまうと、恐ろしいもので、それが一人歩きする。過去にボクが取材していた競技でも、面白いネーミングがありました。
 今度、思い出しておきます。
 コンサの宮里、二人の連携で得点したりしたら、定着するかもしれませんね。
 やるワイ、ライバル紙。

☆ベースボール聖地物語

2009年06月11日

 きょうは、本の話題。「ベースボール聖地物語」という本が、札幌の出版社「響文社」から出版されました。著者は、ボクが尊敬してやまない野球界の物知り博士、佐山和夫さん。多くの野球関係の本を出している方で、おそらくベースボールと野球を語ったら、この方の右に出る方はいないだろうという重鎮です。聖地物語、面白いです、この本。野球、いやベースボールの歴史に興味のある方におすすめの新刊です。
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 今年の1月、ボクは、久慈次郎さんの関係の取材で、アメリカ・ボルティモアを訪れたのですが、その聖地が、第一章の「ベーブの夢」に出てきます。そう、あのベーブルース生誕の地が、メリーランド州ボルティモア。ニューヨークから列車で2時間ほど南にある町です。

 ことし、ボルティモアを本拠地とするオリオールズが、注目を集めました。巨人の上原が、行ったところです。現地でボクは聞きました。
 「ウエハラ知っている?今度、日本から来る」
 「おうおう、知ってるよ、よく打つんだって?」
 「いやいや、違うよ、投手、ピッチャー!」
 地元のレストランでの若い女性との会話です。
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 オリオールズの本拠地は「キャムデンヤーズ」。正式には「オリオールパーク・アット」が前に付きます。ヤードは、そう、操車場の意味があります。もともとベーブの父親が、ここで酒場を開いていたんですね。近くには、ベーブの記念館もあります。

 そのベーブのことから始まるこの本は、大リーグ通を自認する人なら、ぜひ読んでもらいと思います。佐山さんは、この章で「誰もがいつかはボルティモアへ行かないわけにはいかなくなる」と、野球通を刺激したあと、「理由は、ただひとつ。そこがベーブ・ルースの生まれ育ったところだからだ。ベーブ抜きの大リーグ話なんて、肉のない牛どんのようなものだ」と、続けています。
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 なるほど。ベーブは、それほどまでに米国、そして日本の野球のルーツでもある。

 佐山さんの歴史観として面白かったのは、ベーブは「キーボックス」とした上で、
 「野球を解くカギ。アメリカを解くカギ。時代を解くカギ。」とまとめています。

 いま、球聖久慈次郎と、その息子の久慈次郎さん(故人)の生涯を追っている僕としては、これにもう一つ付け加えたいと思います。
 ベーブは「国技となった日本野球を解くカギ」とね。

 本の注文などは、書店か、ウェブならこちらへ。
           
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☆石川遼がW杯に出る?

2009年06月10日

 けさの道新スポーツの裏一面に載ったゴルフの石川遼のシュート姿。右足が大きく上がっていて、体の重心もぶれていない。こいつは、なんだ!という感じですね。見出しも「日本一になってボクもW杯に出る!」とあります。ちっちゃく「ゴルフ」とありますから、もちろん引っ掛けなんですが。遼クン、運動神経抜群なんですね。ゴルフ選手が、これだけ大きくシュートを放つ写真は、過去に出たことがないでしょう、きっと。

 記事によると、「スピードあふれるドリブル、余裕のあるシュート、まさかのダイビングヘッド」とあります。えええ、ダイビングヘッドも! 普通、これだけの選手になると、ケガにつながることはさせないんですが、伸び盛り、遊び盛りの17歳遼クンなら仕方のないことでしょう。

 「お父さんのジェルを使って、ベッカムの髪型をまねたこともある」と白状。あのソフトモヒカンで学校に行ったら、「先生にすごく怒られて、水で洗い流しました」。テレビでW杯を見た、あとのことだそうです。

 サッカーだけでなく、ゴルフにもワールドカップがあって、遼クンも日本代表として出場できる可能性があります。一足お先に「世界のベスト4」を狙ってほしいものですね。

 さて、きょうのサッカー界の最大の話題は、カカァの移籍。コンサとも無縁でないACミランから、レアルマドリードへ行くことを発表したんですね。

 昨日のテレビを見ていたら、なんとカカが「ミランは、お金がないので、移籍を決意した」なんて言ってました。移籍選手が自ら、クラブの財政難を訴えることじたい珍しいことだなあ、と口を開けて見ていました。移籍金は、92億円ですか。レアルなら、それでも十分、元は取れるということでしょう。ではミランは、本当にそれでよかったのか。欧州CLのカップは、もういらないのだろうか。

 アメリカに始まった「100年に一度の不況」が、回りまわって「カカ移籍」にまで発展するとは思いませんでした。自動車産業は、今や、世界中で一番の沈没度ですから、どの国のサッカー界にとっても、大きな打撃があるはずです。
 わが、Jリーグも、あのチーム、このチーム、そしてあそこのチーム。自動車3社を母体とするビッグクラブが、これからどんな補強と放出を行うのか。ひよっとして、俊輔の行き先も、あっと驚くところ、ということは、ないんでしょうかね???
 ツーと言えば、「カカァ」と答えてくれるスター選手が、コンサに来てくれないものでしょうか。(笑)

☆岡田武史監督とともに「戦う」

2009年06月09日

 ワールドカップ出場の話を書かなければいけませんね。日本が真っ先に、南アのセンターサークルに立ったことは、本当に快挙だと思います。10日はカタール戦があるわけですが、ここまで代表チームを引っ張っている岡田監督に大拍手を送りたいと思います。コンサの岡ちゃんは、南アベスト4入りで、世界の岡CHANになるかもしれませんね。

 オシムさんが倒れたとき、岡田監督しかいないだろうなあ、と直感しました。岡田さんは、代表監督としてのデビューもご存じの通り、代理監督からスタート。そして、ときには熱血的指導、時にはクールに高い場所から選手たちを見ながら、実績を積み上げ、オシムさんの代わりに激務の代表監督になったわけです。

 わが、コンサドーレは、岡田さんなしでは語れないでしょう。そして今や、日本の第一人者として期待通りの戦果を上げている。W杯でベスト4になれば、世界からオファーが来るかも知れない、そんなことを感じました。

 このブログの中でも同じ早稲田出身の伊藤龍治さんが、岡田監督のことを書いています。日本のサッカー界に名前を残す監督になるかもしれませんね。

 さて、隔月発売の雑誌ナンバーで今週の特集は、もちろんW杯特集。トップは俊輔のインタビューになっています。前の号は、「早稲田力」が特集で、その中に面白い対談がありました。

 それは同級生対談 岡田VS岡田
 つまり、阪神の岡田彰布監督と岡田武史監督の対談。この2人、岡ちゃんの方が一年浪人しているので年上なのですが、同級生なんですね。
 岡ちゃんが、学生結婚だったということは聞いたことがあるんですが、早稲田に入った当時は同好会にいて、サッカー協会の人に「なんで体育会に入らない!」と言われてサッカー部に入ったとか。面白いですね。

 一番笑えたのが、サッカー界と野球界の番記者への接し方の違い。野球は、記者と昼、夜メシが一緒で、「みんな連れて行くよ」と、阪神岡田が言えば、代表岡田は「阪神の監督って、偉いなあ。そういう仕事も込みなんですよね」と言って笑っている。

 確かに野球の担当記者は、監督べったりだけど、サッカーは、どこも監督と担当記者でも一線は越えられないような気がします。代表岡田監督は「だからサッカーはサービスが悪いといわれる」とも言っていますが、それは「プロ」というカテゴリーが、日本のサッカーでは始まったばかりだから、ということだと思います。

 ついでに言うなら、僕も同級生となります。早大時代、親しい友人がラグビー部に所属していて、そいつの尻に付いていくと、野球部との飲み会に合流する。そうすると、当時捕手の山倉や松本(のち巨人)らがいて、阪神岡田も一緒に飲んでいました。
 すでに神宮で活躍していた阪神岡田だったので、有名人。いかにも「関西」といういでたちで、飲んでいたことを思い出します。

 その2人が新聞の見出しや電車の吊り広告で「岡田」と出ていると、「オレのことかいな」と、気になるというのがまた面白かった。日本の2つの大きな球技で、オカダがキーパーソンになっているのが不思議といえば不思議ですね。

 学生時代を思い出して、少し懐かしくなった次第。この対談のタイトルの上に「硬派な野球部VS軟派なサッカー部」とありました。確かに。今の子どもたちは、硬派、軟派も分からないだろうなあ。。。。

 
 

☆このままではJ1では戦えない

2009年06月08日

 ドームで先制し、追いつかれ、そして突き放される。昨日の鳥栖戦は、もっともダメージの残る負け方でした。それも5分間で2失点。チョウと吉弘のセンターバックが、試合終了とともに、がっくりとうなだれたのも当然でしょう。だが、DFに責任は押し付けられない。2点目が取れなかったことが、最大の敗因と考えます。
 石崎監督の談話が、チームの現状をそのまま表していた、と思います。

 道新スポーツでは、石崎さんの談話を「ワシに聞きんさい」という独立した記事として扱い、その談話を詳しく報じています。
 そのなかで、気になったのが(1)チームとしての若さや流れを変えるリーダーシップを発揮できない。
(2)J1に上がっても、今のままではすぐにJ2に落ちる。砂川の次に交代する選手がJ1レベルではない。この1年間、しっかりとトレーニングすることが大事。

 とくに(2)ですね。このままでは、ダメということです。
 このことに関しては、第1クールを終わった時点で、僕もそう思ったのです。具体的に砂川の名前を出していますが、スーパーサブは、現代サッカ-において必ず必要です。試合が動かないとき、あるいは、もう1点欲しいとき、あるいは敗戦を避けるために、点を取りに行くこともあるでしょう。90分を通して全力で走るのは、いかに体力があっても、スピードや判断が鈍っていくでしょう。
 それだけにスーパーサブの力いかんで試合が決まってしまうこともあるんですね。

 石崎監督の言うとおり。J1レベルの選手を一人でも多く作らなければなりません。個人の技量アップは、もちろんなんですが、僕たちのできることは、J1最昇格、そして残留を目指しての応援、ということになるようですね。

☆上里がんばれ、ご両親の前で

2009年06月06日

 今季からわがチームの若き主将となったカズゥこと、上里一将が、あすの札幌ドーム鳥栖戦でJリーグ通算100試合目の出場となります。それを知ったご両親が、はるか遠くの沖縄・宮古島から応援に来るそうです。なんと札幌で息子の晴れ姿を応援するのは、初めて。実は、先月、そのご両親を宮古島で取材して来ました。2004年に入団しながら、ケガなどもあって、実際に応援する機会がなかったそうなんですね。

 上里は、3人きょうだいの末っ子で、上に長女と次女がいます。父親の上里義光さん(49)は、少年時代は島でも名の知れた野球選手。母真喜子さんは、待望の男の子の誕生に「野球選手にでも」と思ったそうですが、なぜかボールとバットには、興味は示さず、サッカーボールを追いかけていたようです。

 「どうしてもプロになりたい」
 宮古高校でエースストライカーとして、沖縄本島にも名前を知られるようになった上里は、その夢をコンサドーレで実現させました。
 この辺の、いきさつは、涙、涙の物語なので、後日ゆっくりとご紹介しようと思っています。

 上里の始まったばかりのJ人生は、暗転します。
 コンサに入って2年目。2005年の8月でした。左ひざ前十字じん帯を切って1年近く、試合に出られなかったのです。

 実は、この年に、ご両親は、札幌行きを考えていたそうです。札幌に来たのは、入団のときだけで、白恋パークのすばらしさに感激し、ドームの中にも入ったそうです。

 ですが。「中古車の展示会かなにかのイベントをやっていたんです。だからサッカーをやっているドームは見ずに帰りました」(母真喜子さん)

 あす、どんな試合を見せてくれるでしょうか。上里は、ここ3試合の左サイドバックからボランチに戻るようです。本来のポジションでご両親にすばらしいゴールをプレゼントしてあげてください。

 下の写真は、宮古島でのご両親です。バックには、上里少年の思い出の写真や品物が置かれています。
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 上里物語、いずれ始めますのでお楽しみに。

☆左蹴りの有利さ

2009年06月05日

 きょうのスポーツ面に「増える右投げ左打ち」球児という面白い記事が載っています。開催中の春季全道高校野球大会に登録した選手270人のうち、右投げ左打ちが52人を占めているというデータです。
増える傾向にあるということです。そういえば、最近左打者が多いなあと感じることがあります。サッカーもそうですよね、レフティーは、どのチームにも重宝がられます。わがコンサにも・・・

 野球のルールは、右利き、左利きで有利、不利がある競技なんですね。いつも印象に残るのが左打者の逃げるような打ち方での出塁。左打者は、塁へ走るのと打つのが同時に始まる場合があって、そうした場合、腰が引けたような格好で、体が一塁へ向きながら、打っている姿を見ます。

 イチローもよくやりますよね。ちょこん、とバットを投げ出すようにして、三遊間を狙い、一塁に駆け込むと「セーフ」。このパターンでいくつの内野安打を稼いだことでしょう。楽天の野村監督は、この辺の事情をよく心得ていて、現役時代、とくに左打者に対しては、打ち気を誘うようなリードがうまかったと、言われています。

 右利きが多いため、左投手の投げる変化球には、右打者の目がなれないからと、左投手が優遇される時代がありました。今では、昔ほど左対右の対戦に嫌がる打者はいません。左投手が多くなったのと、バッティングマシーンなどの普及で、変化球を打つ練習が昔より、格段に多くなったからだと思います。

 では、サッカー界は。数々の左打ちのエースが誕生していますね。あさってW杯出場が決まるかも知れない日本代表のレフティ、といえばもちろん中村俊輔。彼の正確なキックは、プレミアリーグでも大きな評価を受けて、セルティックのサポーターを魅了しています。

 わが、チームはどうでしょう。左のミドルやロングでピカイチなのは、ご存じ上里。セットプレーからも、たびたびゴールを狙うすばらしいキックを見せてくれますが、流れのなかで、ゴールをちらっと見て、すきがあると見るやとっさに放つ左の一蹴りは、大器の片鱗を思わせます。

 その上里ですが、宮古島に住む父親の話だと、小さい頃から右投げ、左蹴り、だっだそうです。プロのサッカー選手の場合、両足のインでもアウトでも、どんなときでも蹴ることが必要でしょうが、上里は、野球のバットを振るのは右、投げるのも右、ただサッカーのボールを蹴るのだけは左だったとか。

 恥ずかしながら僕も高校時代のサッカーの授業では、シュートはなぜか左の方が強かった。長男も高校サッカー部に2年までGKとして所属して、小さいころから右打ち右投げなのに、なぜか蹴るのは左足でした。レフティーの系譜ですか。。。
 まあ、ウチのことは、どうでもいいですが、上里の目の覚めるような左のイッパツ、次節に期待しましょう。 

☆3を取ってくれた砂川に感謝

2009年06月04日

 ようやく奪い取った勝ち点「3」。その主役になったのは、クライトン帰国で急きょ先発に回った砂川だった。今季はスーパーサブ、と言われるように、ここぞという場面で、いい働きをしてくれる。最近の試合後は、本当に気持ちよく飲める日がなかったけれど、やっと、すっきり勝ってくれました。

 砂川に親近感を覚えるのは理由があります。市立船橋高校のストライカーだったからです。習志野出身、そしてレイソルにもいたことがあるスナは、僕にとってコンサの中でも特別な存在でした。
 なにしろ、千葉つながり、ですから。僕の母校は県立船橋高校。市立船橋高校とよく間違われるんですが、高校同士は歩いて20分ほど離れています。
 市立船橋が、スポーツ校となって、水泳の鈴木大地が五輪で活躍し、高校サッカーで全国優勝するようになってからは訪れたことがないのですが、船橋市民をどれほど勇気付けてくれたことでしょう。

 その砂川選手がコンサに入団してくれたとき、イチフナ魂を見せてくれるものと期待しました。
 今季のオフィシャルガイドブックのインタビューでスナは、こんなことを言っています。
 「チームの陣容が若手中心に切り替わる時期にチームに残してもらったことは、プレー以外のところも期待されたと思います。そこは、しっかり自覚と責任を持ってやりますが、まず自分がいいコンディションを保っていいプレーをすることが前提です」
 クライトンが出場せず、チームの司令塔がいなくなったとき、彼の自覚と責任がきちんとした仕事を残してくれました。「値千金」とは、古い表現ですが、スナの挙げた「3」は、今季の中で、大きな意味を持つ「3」になることでしょう。

 よかった、よかった。一日遅れで、ほっとしている自分が、そこにいました。

 

☆箕輪が合流、ブログ犬もついに

2009年06月02日

 明日はもう栃木戦。J2の変則的な日程でなんか体の調子も悪くなりますね。大詰めのW杯予選も近くに迫っているので、落ち着かない日々ですが、どうしてしっくりこないのかというと、「3」がないからです。勝ち点「3」が。道新スポーツの、コンサ欄は、きょうはずっと下。待望のミノワマンがチームに合流したことを伝えています。でも、ちょっと写真が小さい。大きく見たい方は、こちらをどうぞ。そして、今日の午後、ついにやって来ました。あの、ブログ犬です。おおいに語ってくれました、「なぜ3を取れないのかと」
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 CBで大いに活躍が期待されていた箕輪のけがは、大変なショックでした。サッカー選手は、ほかのスポーツ選手に比べてケガが多いような気がしますが、どうでしょう。激しい接触、一試合に10キロ以上も走る計算になる運動量。練習試合で骨をボキッということがよくあります。これもほかのスポーツではあまりないような気がします。ゴール前の競り合い、中盤での体を張ったプレー、見ているものは迫力に圧倒されますが、やっている方は、大変ですよね。
 箕輪選手のように一年を棒に振ってしまうんですからね。
 自宅のある川崎市でリハビリとトレーニングを続けていたそうです。どんな心境だったのでしょう。ゆっくりと聞いてみたいと思います。その前に、とにかく試合出場を。

 ぐずついた天気ですっきりしないのかな、と思っていたら、どうも「3」が取れていないからなんだなあ、と納得してしまいました。

 居ても立ってもいられなくなったのか、あのブログ犬オパール号が、ご主人の制止を振り切ってここ、北海道新聞メディア局へ乱入<いや、失礼>ご訪問と相成りました。

 ご主人様のお怒りもごもっとも。なにせ、昨年まで毎朝、毎昼、毎晩、寝てもさめても赤黒戦士の勝ち点「3」ばかりを祈っていたのですから。
 オパール君は、それはそれは静かに、そして昔の職業をきちんと思い出したのか、礼儀正しくその鼻でクンクンと敵か味方をすばやく見極め、メディア局スタッフの面々にあいさつを行ったのでした。
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 さて、オパール様がなんと言ったかは、こちらから。ご主人様には、よく分かるようで、犬語に疎い僕は、どうしても聞き取れませんでした。
 「この犬は、本当に静かにしているんですよ。ワンと聞いたことがないんですから」(ご主人)
 なるほど、僕が頭をたたいても、足を踏みつけても(いやいや、冗談です)ウンともワンとも言ってくれません。
 ただ、ご主人様協力のブログによると、細切り牛肉(チンジャオロースー?)のためにも、どうしても勝ち点3が必要だと。

 さて、約30分間のご訪問が終わり、僕・・・
 「おい、こら、ワンくらい言え、愛想ないな」
 「・・・」
 「だからさ、お別れの挨拶ってもんがあるでしょ」
 「?????」
 「で、何とか言ってよ」
 「サン!」
 ワンと聞こえたような気がしたけど、あれはやはり「3」だった。

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<<サン、サン、サン>>

 

☆コンサドーレ・サポーター犬?

2009年06月01日

 世界で初めてのブロガー犬による、ブログ「リタイア盲導犬オパール」が始まったのをご存じですか。この道新ブログの中に新規参入してくれたワン君です。と、言っても「ワン、ワン、ワ~ン」と言って書いているのではありません。
 ご主人は、あの方です。そう、前のHFCの社長さん、児玉芳明さんです。

 僕にとって、児玉さんは、大学の教授のような存在です。駆け出しのスポーツ記者で、道新スポーツの初代東京駐在記者になった僕は、3年目の上司が児玉さんでした。

 机を並べていたわけですね、東京で。しかも、そのときは、道新スポーツが発足したばかり(1982年9月発刊)で、仕事の内容も新しいものばかり。上司と言っても、上司も初めての新聞作りをしなければならず、お手本や、前例もありません。
 
 当時の東京支社は、銀座の真ん中の並木通り7丁目にあって、夜な夜なきれいなお姉さん方が歩き、黒服のボーイさんたちが、路上駐車の腕を競っていました。(今では、考えられませんが)

 そこで、児玉さんも、僕も考えました。「何でも書いてやろう」。
 児玉さんの放任部長主義?にいたく感激した僕は、あちこちのスポーツ競技に顔を出したことを覚えています。本来が、なんにでも興味を持つ性格、今の僕があるのも、あのころ自由にさせていただいた児玉さんのおかげ、と思っています。

 さて、何でも書いてやろう、の児玉さんが、今度はブロガー犬、それもリタイア盲導犬のご主人となってデスク指導をしています。余生をゆったり過ごす、盲導犬のリタイア犬、北海道にいるとは、知りませんでした。

 コンサドーレの基礎と発展に大いに尽くしてくれたかつての社長サンとオパールの記録。必ず、のぞいてくださいね。

プロフィール

プロフィール

黒田 伸(くろだ・しん)
昭和32年、福岡県久留米市生まれ、千葉県船橋市育ち。早大卒。北海道新聞社メディア局在籍。今まで、アイスホッケー、サッカー、大相撲、野球など様々なスポーツの取材を行ってきた。過去には、横綱大乃国の婚約をスクープしたことも。著書の「田中将大ヒーローのすべて」はベストセラーに。その他「怒れ、泣け、そして笑え- 松村一郎の破天荒芸人記 -」などの著書がある。

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