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☆WBCでもタイブレークなの?

2009年01月30日

 久しぶりに野球の話題を。かなり「不安」と「おかしさ」を覚えたので。
 きょうの午前中に共同通信が配信した「WBC延長13回からタイブレーク」の記事を見て、大会運営に危機感を覚えてしまった。
 ニューヨークで行われたWBCの運営委員会で延長13回からタイブレークを採用することが決まったというのだ。
 プロの大会なのになぜ、そんな変則ルールを適用する必要があるのだろう?

 記事によると、北京五輪では11回から始まったが、WBCでは13回からとし、北京で任意の打順だったのを今度は打順を変えずに始めるという。
 決勝でのタイブレークは継続して協議されるということだが、これはどうみても、「ベースボール」ではないと思う。北京で星野監督でさえ、実際にタイブレークに入ってから戸惑ったように、これまで長い歴史の中で適用されていなかったルールを開催わずか1カ月前になってようやく決めるとは。こんなことは、サッカーW杯だったら、考えられないことだろう。以前にもこのブログで指摘したように、ここに野球という競技の「成熟度のなさ」と、世界に広がらない理由が垣間見えると思う。
 
 時間短縮、テレビ放映との関係、そして勝ち負けをはっきりさせなければならない試合という特殊性を考えても、普段大リーグでも日本のプロ野球でも、やったこともない、そして見たこともないルールを適用するのは、だれがみてもおかしい。そのおかしい議論を、きちんと報じたり、議論の裏側を書かないマスコミも、同様におかしい。

 投球制限にしてもそうだ。どうして1次ラウンドが70球で、2次ラウンドが85球になるのか。準決勝と決勝は100球となって、前回より5球増えると言う。投手の負担軽減というが、こんなばかな理由はない。5球で何が変わるというのだろう。

 出場するのは、体力も気力も戦力も充実したプロの選手たち。きょうの道新スポーツでダルビッシュが「投球制限は関係ない」と先発完投型の調整をしている、という記事があるが、シーズンを通して調整できるプロの投手にあえて、投球制限をするというのは、プロ野球という競技の面白さを自ら否定していることにならないか。100球投げて完投しても負け投手になったり、1球で勝ち投手になる可能性もある、こうした不公平さを野球の面白さ、としてルール上許して来たのではなかったか。

 投手と打者の駆け引き、ファウルで粘るテクニック。そんなものが、投球制限によってなくなってしまう。あるいは、試合じたいが大きく変わってしまう可能性だってある。つまり、打ちにくい投手をマウンドから降ろしたければ、何本もファウルを打てばよくなる。

 わからないことはまだある。記録の問題だ。タイブレークとなったとき、走者があらかじめ2人いた場合、次打者が本塁打を打ったら3ランと記録されるのか、されないのか。投手にだって自責点がつくのかつかないのか。どうみても、レギュラーシーズンや、通常のルールで行う野球とは違った記録の付け方が必要になる。おそらくこれらはすでに議論されていることだと思うが、同一の試合に違う条件をあてはめようとすることじたいに無理がある。

 もし、どうしても引き分けが嫌だったら、安打数、本塁打数で比べたり、得点経過によって考えれば、いくらでも、決着の仕方はあるはずだ。

 WBCについてはまだまだ疑問がたくさんある。日経新聞が連載しているように「原ジャパン、侍ジャパン」という命名をしたのは大手広告代理店。原監督は、そのネーミングを嫌がっていたという。野球ファンも同じ意見の方が多いのではないか。

 なんとかジャパンは、もともとW杯を目指すサッカーから付けられたと記憶する。野球は選手が主体であり、監督はあくまで縁の下の力持ち的な存在だろう。巨人V9時代に「王」「長嶋」の名前をつけても、「川上巨人」とは言わなかった。「侍ジャパン」は、いかにも商業的、そしてセンスがなさすぎる。

 WBCの開催に危機感を覚えると同時に、五輪復活を目指す野球という競技にとってもマイナスにならないか。そんなことばかりを考えてしまう今日の、ニューヨークからの報道だった。

★スター不足が数字に

2009年01月29日

 アジアカップでの岡田ジャパンの未明の敗戦。バーレーンとは、こういう試合が今後も続くのかと思うと、気が重くなりますね。中村俊がいないと、試合がどうしても単調に流れているように見える。サッカーというスポーツの中で、ひとりのスターの存在は、本当に大きい。けさの道新朝刊にあった「観戦者新人育たず」を読むと、コンサドーレの現状が、見えてきます。

 記事によると、昨季からの新規観戦者はわずか1・4%でJでは浦和に次いで悪かったということです。前の年には半数以上だった女性の数が4割に落ちたというのも、深刻です。
 興味深かったのが、観戦動機。「好きな選手の応援」の度合いが、他チームに比べて極端に悪く(30位)、これが観客増につながらない理由になっていることは明白でしょう。平たく言えば、「見たい選手がいないから応援に行かない」ということになります。

 昨年は、ダビのようなJ1での得点王争いに絡む選手がいながらも、ファン・サポの目は意外に冷たかった、ということになります。
 これが、日本人、そして道産子ならもっと数字が変わったのでしょうが、J1とJ2の境目にいるわがクラブにとっては、簡単に解決できない問題でしょう。スターがほしい、代表になる選手がいてほしい、そう願わずにはいられません。育ててくれることでしょう、石崎監督が。

 さて10日ほど、米国、メキシコに行っていました。ブログを、現地から更新しようとも思ったのですが、時差と各地の地酒に目が回り、更新できませんでした。ごめんなさい。野球関係の取材がメーンだったのですが、メキシコ・カンクン近くの古代マヤ文明の遺跡では、恐ろしい「死の球技場」跡も見てきました。あー、恐ろしい、今考えても。

 明日から、少しずつご紹介しようと思うのですが、それにしてグアムキャンプは、気にかかります。おーい、クライトンやーい!

★レラカムイの奇跡

2009年01月20日

 いや~すごい2試合でした。レラカムイです。東芝に2連勝、最下位脱出。2試合目は見ることはできませんでしたが、土曜日の1試合目、「これぞプロ」という見所が随所にありました。
 シーズン終盤ですが、レラの勢い、本物かもしれません。

 なかなかこれまで行く機会に恵まれず、レラの社長やスタッフの皆さんからも「ぜひに」とお誘いを受けていましたが、最初の試合が、延長戦に突入するハラハラドキドキの試合。

 それも一度は10点以上の差があり、セーフティーリードかと思われたのに、4ピリで追いつかれ、逆転されるという嫌な展開。ところが、最後の最後にまた同点に追いつき、試合終了と同時のシュートもリングをかすめる惜しいシュート。延長は初めてというレラでしたが、ベテラン折茂や桜井の活躍で逃げ切りました。

 面白かった。これぞ、プロバスケという、わざと駆け引きがありました。まず、桜井が試合中に右ほおを縫うけがを負い、止血のために4針縫ったあとに34分間出場。試合後のインタビューではけがをしたことなど、忘れたかのようにケロッとしていました。

 アマチュア試合では見られない「考えた反則」も見ごたえがありました。ピリオド終盤、フリーになった相手にシュートを打たせまいと、反則覚悟で相手をつかむプレー。フリースローとなっても、1点でもはずせばもうけモンですからね。残り何十秒かで、お互いにシュートを打ち合う場面は、こたえられません。

 恥ずかしながら最近のJBL、そしてBJリーグも見る機会がなかったのですが、見直しました。
 レラの奇跡なんて、見出しもスポーツ紙にありましたね。
 確実にファンをつかんでいる、そう感じた月寒ドームでの東芝戦でした。

 

☆中富良野・西中小PTAの皆さんと

2009年01月19日

 18日のキックオフイベント、盛り上がったようですね。僕は、その日、中富良野・西中小のPTAの皆さん方のお招きで「野球が北海道を変えた」をテーマに講演していました。PTAの皆さんとの懇親会もあり、楽しいひとときを過ごさせていただきました。
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 札幌で以前からお付き合いのある校長先生のご紹介で、中富良野の全校児童30人の小学校に行くことになりました。
 集まっていただいたのは、PTAの若いお母さんを中心に約80人。日本ハムの大型トレードの話から始めて、ダルビッシュの生い立ちや、マー君の話をしていたら、あっという間に2時間が経過。

 本当は、1月1日の北海道新聞社会面の僕の記事「久慈次郎とベーブルースがサイン入り交わしたメンバー表」の取材裏話をしようと思ったのですが、時間がなくなってしまい、皆さん方にご理解いただけたかどうか、とても不安でした。この件に関しては、このブログで紹介していこうと思いますので、ご容赦を。

 いつもは、皆さん方とわいわい質問や答えを繰り返しながらしゃべるのが好きなので、この日のように高い壇上からですと、どうもマイペースになってしまい、大変失礼しました。
 
 当日の様子は、西中小のHPにも掲載されています。
 それにしても懇親会は、楽しく、若いお母さんたちの熱意を感じました。今シーズン、子供さんを連れて、日本ハム、コンサドーレ、レラカムイ、いずれかの公式戦を一緒に見たいものですね。
 この場をお借りしまして、改めて「ご清聴ありがとうございました」
 
 

★日ハム・鎌ケ谷の潜在力

2009年01月17日

 その昔、プロ野球の2軍施設で毎日にぎわいをみせるのは、多摩川のジャイアンツ球団しかなかった。パリーグではどうだろう。お正月休みを利用して、かつて「梨狩り」に行っていた千葉・鎌ケ谷に行って来ました。自主トレが始まったばかりだというのに、熱心な地元ファンが、サイン帳を持って練習を見ているのを見ると、日本ハムは、確実にファン・サービスファーストを実践しているのだなあ、と感じたのです。

 千葉県の船橋で小学校から高校までを過ごした僕にとっては、鎌ケ谷と聞くと、「大仏」と「梨狩り」しか思い浮かばなかった。昔は、居住している地区に「子供会」があって、毎年夏になると鎌ケ谷に梨狩りに出かけます。この梨、というのは、案外いくつも食べられないもので、たいてい3個くらい食べるとおなかがいっぱいになり、「もったいないからもう一個」と、無理して食べると、おなかが痛くなる、というパターン。鎌ケ谷-梨狩り-おなかが痛くなる、という子供のころの連想ゲームは、50歳になった今も頭にあるのでした。

 昨年は、驚くべきことに僕の住んでいた中山競馬場近くの船橋法典駅から、ファイターズタウン鎌ケ谷に行く直行バスができたというではありませんか。

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 船橋在住のときに、僕がファイターズを追うことになるとは、思ってもみなかったので、そのバスに乗ったときには、不思議な感動があったのです。


 驚いたのは、バスの車内アナウンスで日ハム選手が停留所名をアナウンスすることです。お世辞にもうまい、と言えるアナウンスではないけれど、「ファイターズのOOです」と、言ってくれる。バス会社は京成ですが、この路線を毎日使うお客さんは、嫌でもファイターズファンになるだろうな、と感じてしまいました。
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 約20分、250円を払って着いたのが、自慢の施設。すごい、これは立派な球場だ。
 まだ1月4日だというのに、若い選手たちが自主トレを始めていました。イースタンの試合やイベントの際には、有料でお客さんに見せる。大リーグを見習ってのファンサービスは、徹底していて、鎌ケ谷グッズを販売していたり、選手に触れ合うこともできます。G球団は、多摩川でそんなことはできませんでしたからね。

 触れ合う、と言っても触るだけじゃなくて、サインもしてくれる。球場の横にある寮兼合宿所に戻るまでの間がゆるやかな坂になっていて、そこで中田選手たちを待つ長い列ができるのだそうです。この日は、武田勝が軽い練習を終えて、帰って来ました。
 「勝クン、がんばってね」
 「はい」
 そんな普通の会話をファンとできるのも、ここ鎌ケ谷の魅力なのでしょう。

 昨年は、イースタンリーグ史上初めて年間6万人のお客さんを動員。2400席もあるスタジアムは、地方の球場のなかでも立派な部類です。これなら、選手たちもやりがいがあることでしょう。

 シーズンになると、北海道からも来るファンが結構多いとのこと。ファンのブログを見れば分かりますね、この鎌ケ谷情報が結構アップされてますからね。

 ファンにとっては、将来一軍で活躍できる選手たちと声を交わしたり、サインをもらえるのが何よりうれしい。居心地のいい、2軍施設だなあ、と感じていることでしょう。

 ただし。
 選手は、いけません。居心地がよいということは、いいことではないのです。早く羽ばたいてほしい、ここで潜在能力をアップさせて、一軍へ。
「二度と、ここには、戻ってくるなよな」

 これじゃ、まるで刑務所から出て行くヒトみたいですが、こうした声を早く掛けてあげたい。ねえ、中田クン。
 

 

 

 
 

★7人の新・赤黒戦士に幸運を

2009年01月16日

 7人がベールを脱ぎました-と、そんなに大げさではありませんが、少なくとも外国人3人、そしてGK荒谷の意気込みと、やる気は、ひしひしと伝わって来ました。
 新しいコンサドーレを支える選手たちがそろった、記念すべき会見でした。

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 7人の中で、一番鋭い表情だったのが、大宮から移籍したGK荒谷。スキンヘッド、精かんな顔つきは、ここ札幌に、男の勝負をかけに来たのだな、という感じがしました。
 会見は、午後4時から、札幌ドームの1階の特設会場で開かれ、矢萩社長が「クラブと選手とサポーターとの一体感を持って、J1復帰を目指したい」とあいさつ。まず、三上強化部長がそれぞれの選手たちの特徴や長所を紹介する形で、マイクを握り、選手たちが抱負を述べました。

 荒谷は昨シーズン、ナビスコ戦しか出番がなく、年齢も33歳なので、選手生命をかけての戦いになるでしょう。「1年でJ1への復帰目指してがんばります」と、力強かった。

 ブラジル人キリノ、コロンビア人ダニルソンは、自分たちを見出してくれた三上部長、そして矢萩社長にお礼を述べたあと、2人とも自分のセールスポイントを「スピード&パワー」と、言っていました。

 でも僕がもっとも注目したのは、韓国代表、チョウ ソン ファンの笑顔を見せながらの落ち着いた受け答えでした。
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 会見の最後の言葉が印象的です。
 「札幌は、J1で優勝したかどうかは知らないけれど、優勝できるようにがんばりたい」。今季から新しく通訳になった方が日本語に訳してくれました。おそらく、チョウには、J2が長くなってしまった札幌の情報など、あまりなかったのでしょう。それでも三上さんが、彼を口説き落として連れてきてくれたのだな、ということがよく分かりました。

 チョウは、なかなかおしゃれのセンスもあると見ました。さらっと着こなしたグレーのジャケットもよかったし、ほかの6人が緊張している中で、札幌に来たことが本当にうれしい、という表情を見せていた。ファンがきっとできると思います。早く、プレーを見てみたい。

 沖縄大の上原やユースからトップへと上がった曳地、古田はさすがにまだ自信あふれる言葉はありませんでしたが、それぞれ「早く、試合に出たい」と、意気込みを語ってくれました。

 ただ、会見の仕切りにちょっと注文! 7人の選手が一同に集まるとなかなか本音を語ってくれるところまでいきません。とくに外国人3人と荒谷、そしてそのほかの3人との実力差は、歴然としている。ここは、新人3人を先にさらっと会見しておいて、時間をおいて4人に語らせるべきだった。あるいは、新人の3人は、別の日に写真撮影を主体とするお披露目にすべきではなかったのか。3外人プラス荒谷の話をもっと聞きたかっただけに、会見の時間差も必要だったと思います。

 何はともあれ、7人の赤黒・新戦士の活躍を祈りましょう。
 動画もあります。ここをクリック

☆超多忙の石崎新監督

2009年01月15日

 そんな見出しが、道新スポーツを飾っていました。14日、石崎監督は、高橋知事と、上田札幌市長を相次いで訪問。いずれも「1年でのJ1への復帰、そして1年で落ちないチームに」と、強い決意を述べています。きょうの新聞は、久しぶりにコンサのニュースであふれていましたね。

 どうせなら、時間差で来てくれい! と言いたくなる昨日の新千歳空港への到着ラッシュ。アジア枠で獲得した元韓国代表の新外国人DF趙晟桓(26)は、大雪の影響で予定より約2時間遅れて到着。写真を見ましたが、なかなかカッコいい。

 そして期待のブラジル人2人も仲良くポーズを取ってくれました。石崎監督の表敬訪問の記事も必要なので、それぞれの写真が小さくなってしまったのが何とも悔しい。だから、日にちを調整してくれれば、もっと大きな記事になったのに。そう思いますよね、サポの方は。

 さて、きょうは、英語の勉強を。嫌いな英語でも赤黒の話なら読んでみたくなるでしょう。北海道新聞HPには、毎日全国のニュースの簡単な英語記事数本と、当日の朝刊から訳した記事が1本アップされています。
 そこで第3社会面にあった高橋知事との握手の記事を英訳してもらいまいした。ここをクリックしていただくと、その記事に行き当たります。受験生の皆さんも、ナマの英語、勉強してみてくださいね。

 

☆石崎監督とお好み焼き

2009年01月14日

 13日の石崎監督の就任会見で笑いが起きたのが「お好み焼きでも焼きましょうか」という発言。ファンサービスは?と問われて、記者が「たとえば」と言ったことに対して答えたものですが、まずは「結果」でしょう。石崎監督も「やれと言われればなんでもやりますから」と、ファン・サポーター重視を強調したうえで、「試合に勝たないと」と、すぐに厳しい指揮官の顔に変わりました。
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 たしかに広島のお好み焼きは、ボリュームがあって、いろいろ種類もありおいしい。それほど行く機会はなかったのですが、必ずと言っていいほど、広島滞在中には行きました、お好み焼き屋さんに。
 
 石崎監督は「僕が焼くと時間がかかりますから」と、真顔で言っていましたね。ファン・サポーターと一緒に焼くことは、今シーズンでのJ1復帰が決まってからでしょう。「パフォーマンス」という言葉は、あまり使いたくありませんが、石崎さんという人間を知ってもうらうために、フロントもこれから考えるのでしょうね。

 北海道新聞の3ページには「ひと2009」という、その日、その日で話題の人を取り上げる欄がありますが、コンサ担当の運動部福田記者も14日の朝刊の記事で「お好み焼き」のことを書いています。それによると、柏のホームゲームでは「石崎風お好み焼き」を販売していたそうですから、冒頭の「焼きましょうか」という発言もまんざらではないかもしれません。

 J2は今季51試合もある長丁場。昨日は「それを27人で乗り切らなければならない」と言っていました。27の材料を使って、どんな「石崎風コンサドーレお好み焼き」を完成させていくのか。
 「よく、かき混ぜて。後半10分のトッピング(スーパーサブ)は、これ」と、すでに監督の頭の中では、味付けのイメージが出来上がっているのかも知れませんね。

★石崎監督の想いを見た

2009年01月13日

 札幌ルネサンスホテル地下の宴会場で午後2時から行われた石崎新監督の記者会見。会場には、約100人の報道関係者やカメラマンが、石崎監督の就任会見を取材しました。8台のテレビカメラがそのひと言一言を追う中で、僕が思ったのは、石崎さんのコンサドーレに対する特別な「想い」でした。

 会見の詳報は、あすの北海道新聞運動面や社会面、それに道新スポーツに掲載されますので、ぜひともご覧ください。
 石崎さんの会見の中で興味深かったのが、「三上強化部長から情報をもらいながら、自分が(監督に)どうかと思っていた」「コンサドーレを指揮することは、自分の夢でもあった」などと語った場面です。

 ご存知の通り、三上強化部長とは、山形時代からの上司と部下の関係。石崎さんが柏の残留を決め、「監督の続投はない」となった時点で、すぐにコンサのフロントに連絡を入れ、コンサの次のチーム構想に入ったということです。

 コンサの前身である東芝時代に「赤」「黒」そして「白」を使ったユニフォームだったことから、現在のACミランのようなホームのユニフォーム、そしてアウェイはユベントスの白になった、と当時のことも話してくれました。

 まだ、選手にも会っていないので、期待の選手の名前などは一切出ませんでしたが、印象に残ったのは、次の言葉です。
 「選手に会ったら、必ず言ってやろうと思っているんですが、サポーターがいるから、サッカーができる。サポーターを大切にしなければいけない」
 こんなニュアンスの言葉を何度か繰り返していました。それは、石崎さんだから言えることかなあ、と。

 あの日本リーグの、お客さんが見向きもしなかった苦しい時代、そして東芝が札幌に本拠地を移すことが決まった日、柏や山形などJのほかのチームから見ていたコンサドーレというチーム。石崎さんは、どこかで「いつかは、旧東芝のチームを自分が指揮して、日本一にしたい」という想いがあったのだと感じました。

 面白いことも言っていました。柏とコンサの最終戦、柏が2-0で勝ったあの試合です。
 「寂しいと思いました。コンサドーレのサポーターが少なかった。弱いときこそ、応援してくれるのがサポーターなのに」
 コンサはあの試合で、J1からの陥落が決まったのですよね。柏の指揮官の石崎さんは、どこか複雑な気持ちがあったのでしょう。まさか、あのとき、こちら側のサポーターの数の少なさを思っていたとは。僕も正直、驚きました。

 コンサドーレへの想い、たぶん今までの監督の中では、違った意味の、そしてかなり重量感のある「想い」ではないでしょうか。選手たちより、深く、重い責任。J2への陥落という、チームにとっては、決して、喜べない状況での会見は、どこか重々しい空気が漂っていましたが、僕はそれがかえてって、新しいコンサドーレの旅だちに、似合っているような気がしました。(会社デスクにて)

 

☆今週から本格始動。新監督に期待!

2009年01月11日

 きょう11日は、シーズンシートの販売と、トークショー、13日には、石崎監督の就任会見と、クラブが本格始動しますね。石崎さんは、ご家族も札幌に呼ぶようだし、どんな指導方針で若手を育ててくれるのか、そして新外国人を中心とするゲームプランは? などなど聞きたいことがたくさんありますね。

 18日には、札幌ドームで新チームのイベント「キックオフ2009」が開かれます。道新ぶんぶんクラブ会員は、割引料金で入場できます。

 北ゲート当日券売り場で会員証を提示すると、同伴者を含めて2人まで、一般1000円が700円に、高校生500円が200円の特別料金で入場できます。ちなみにぶんぶん会員は、だれでも無料で登録することができ、会費などもありません。このHPからも入会できますので。

 さて、全国高校サッカーは、あす12日、国立競技場で決勝ですね。
今年は、面白い。鹿児島城西の大迫君が平山の持つ最多得点記録を破れるのかどうか。鹿島に進むことが決まっている大迫君のFWらしいファイトあるプレーや冷静な判断を見ていると、Jでも早いうちに頭角を現しそうな気がします。

 きょう11日の北海道新聞にはもうひとつ、注目すべき記事が載っていました。これは札幌圏にお住まいの方しか見ることができませんが、「はなし 抄」という欄に、マリノスのMF山瀬の長い記事が出ています。
 7日に札幌市青少年センターで行われたトークショーから録音を起こしたものですが、なかなかいいことを言っています。
 「僕がサッカー選手になるという夢を持ったのは小学生のときですが、それを達成するためには、どうすればいいかということをずーっと考えてきたと思います」
 サッカー選手だけでなく、スポーツ選手全般、いや将来の仕事でもいいのですが、小中学生のころから持ち続ける夢を実現させるのは、並大抵のことではありません。でも、目標を持たないと、結局、社会に出てからも何をやっていいのか分からなくなる。

 山瀬君の場合は、お父さんがサラエボ五輪のバイアスロンの選手なので競技者としての資質と環境はあったのでしょうが、それだけでは日本代表にまでなる選手にはなれなかったでしょう。

 彼は昨年、かかとのけがなどで満足に試合に出られず、「しんどかった」と語っていますが、かつてコンサドーレを沸かせてくれ選手として、今季はがんばってほしい、代表に復帰してほしい、と思ったのでした。

★ロナウドの事故

2009年01月10日

 昨日の外電でひやり。あのクリスティアーノ・ロナウドが自損事故を起こしたとか。10日の道新スポーツや各紙によると、時速50キロほどだったと言うけれど、無事で何より。まず、最初に気になったのが、アルコールがらみでは???ないのか、ということでした。

 共同電の第一報も、僕と同じ心配があったのか「アルコールは検知されなかった」などと、あえて伝えていましたね。ロナウドは、クラブカップでも見せてくれたように、サッカー界の至宝。つまらない事故で、神ワザが見られなくなるなんて考えたくもありませんからね。

 それにしてもきょうの道新スポーツ(サンケイスポーツ提供面)の7ページには、現地の通信員の記事としてちょっと、オフサイド気味の表現も。
 「時速40キロでコンクリート壁に激突した衝撃は3階から落ちるのと同じくらい」とした上で、ロナウドが無傷だったことに「ロナウドの強靭ぶりが証明された形」とか。
 うーん、そんなことほめられてもロナウドの名誉には、なりませんわなあ。

 記事によれば、ロールスロイス4600万円、ベントレー1900万円、ポルシェ2170万円などロナウドの車コレクションがずらり。そんなに乗る暇はないだろうになあ、と同情してしまいます。

 お正月に千葉の鎌ヶ谷に行く機会があって、日ハムの寮まで行ったときも、だれとは言いませんがベンツが多かったなあ。スポーツ選手の「言い分」として、「事故にあったときに、頑丈だから」とベンツを選ぶ人が多いのですが、普通に運転していて、そんなに事故に遭う確率なんてあるわけはない。結局、自分のプライドで乗る人が多いみたいですね。オレはこの車に乗れるくらい、がんばっているんだ、と。

 白恋パークではいかがでしょう。サッカー選手は、野球選手に比べて、その収入の差は歴然としています。ベンツなんて乗れませんよね。そんなところにも、まだまだ日本のサッカー文化は始まったばかりだなあ、という気がします。
 ロナウドのように何台も持っても意味ないでしょうけど、いいプレーをする選手は必ず高級車に乗れるーこれ、悪いことではないですよね、夢という意味で。子供たちが夢を持ってプロサッカー選手を目指してほしい。いい選手のプレーに対しては、気持ちよくお金を出したいじゃないですか。
 欧州サッカーのスターと、日本の現状。ロナウドの事故でちょっと考えてみました。
 

 

★グアムキャンプの意味するもの

2009年01月09日

 グアムと言えば、昔の新婚旅行のメッカ。その後、ハワイがナンバーワンの座を奪いましたが、コンサの選手にとっては、試練の場所、いや地獄のトレーニングへの入り口と言うべきか。昨日、グアムキャンプの日程が発表されましたね。時間があれば、ぜひ行ってみたいものですね。

 グアムは、3度ほど行ったことがありますが、ハワイと違って、遊ぶところがそばにあるわけじゃない。どちらかというと、ホテルにこもりきりで、あとは海、という場所。かつて、巨人軍をはじめとしたプロ野球チームがキャンプを張っていましたが、今はほとんどが沖縄やその近辺の島でキャンプを張っていますね。

 コンサドーレの新監督の石崎さんは、13日に会見するということなので、選手にとって、このキャンプは、まさに出会い頭のガチンコ勝負ということでしょうなあ。
 ベテランが去り、新しい選手たちが顔を合わせる。ここでアピールしなければ、試合に使ってもらえないーそう考える若手たちの競争の場、こういうところを取材すると、記者の「持ちネタ」がぐっと、増えるのです。

 石崎新監督は当然、前半は走りこみや下半身の強化、フィジカル面を鍛え上げることでしょう。

 さて僕は、20年ほど前にグアムに取材で行ったとき、ある冒険家の別荘に泊めてもらったことがあります。渡島管内福島町の出身の方で、その数年後に帰らぬ人となってしまったのですが、明け方までバーボンを飲みまくり、その勢いで海に行って、ダイビングの手ほどきを受けたことがあります。

 本格的ダイビングは、後にも先にもそれ一回きり。時効ということで白状すると、二日酔い状態のダイビングは、もちろん法令違反に当たります。
 でも楽しかった。潜っていたのは、わずか20分ほどだと思いますが。南海の魚たちと、海中で記念撮影するのが、これほど楽しいとは。すっかり、興奮してしまって、帰りの飛行機の中では、耳なりが治らないのも忘れ、ビールを飲みすぎ、グアムの思い出とともに、酩酊してしまったことを覚えています。

 おそらく熱心なサポーターの方は、グアムまで行き、毎日レポートを送ってくれることでしょうね。今年のキャンプレポートは価値がありそうですなあ。行かれる方は、このブログにぜひご連絡を。

★鶴野太貴選手の活躍を祈りたい

2009年01月08日

 コンサドーレ札幌ユースU18の鶴野太貴選手が水戸ホーリーホックに新加入することになった。運動面の小さな記事を読んだとき、この一行が頼もしく思えた。
 それは。

 「札幌ユースから他のJリーグクラブに加入するのは初めて」という一文だ。いつも選手をもらう側なので、気にしていなかったが、そういえば、ユースから他のクラブに入った選手はいなかったのだなあ、と。
 ユースから入ったからと言って、それがトップチームにどう影響するのかは、未知数。だが、他のクラブがちゃんと評価してくれたというところがうれしい。U-14日本代表、U-16日本代表候補という実績が示すとおり、彼はMFとして、将来性を感じる選手。18歳になったばかりだから、水戸に行っても、そう簡単に試合には出られないだろうが、新しい地で北のチャレンジャー魂を貫いてほしいな、と思う。

◆ 生年月日: 1990年9月4日
◆ 身長/体重: 172cm/66kg
◆ 出身地   : 札幌市
◆ ポジション : MF
◆ 所属歴   : コンサドーレ札幌ユースU-15(U-14日本代表)→コンサドーレ札幌U-18(U-16日本代表候補)

 決して恵まれた体格ではない。Jの大型選手の中に混ざれば小さく映るだろう。生え抜きの選手の活躍は、いつかはトップチームに好影響を及ぼしてくれるはず。
 名前がいいね、鶴野太貴、つるのたいき。鶴のように華麗に、太く、貴い経験を積んで羽ばたいてくださいね、活躍を祈っています。

 (しばらく本州に行っていました。本日から会社勤務です。またいろいろお伝えしますので)

★箱根駅伝燃え尽き症候群

2009年01月03日

 箱根駅伝。今年もドラマがありましたね。東洋大が復路も制して、初優勝、それも完全優勝でした。
箱根の山登りでの1年生の快走で決まったのは、ご存知の通り。早稲田は、一度はとらえながら、はやり昨日の往路で逆転されて、きょうは、追う立場になったことが、痛かった。
 ご存知のように箱根駅伝は、関東学連のレース。何で関西や九州の大学が走らないのか、と問われても、それは関東圏の大学で競うことを決めてしまっているからなのですね。そのシード権を取るのに、まず命がけになる。

 シード圏は10位まで。昨年優勝の駒沢大は、来年はまさかの予選からのスタートになります。大学野球も今や二部。駒大苫小牧の全国制覇メンバー、林裕也主将の活躍で今年は、1部への返り咲きを狙っているでしょうが、駅伝も大学野球も、王座から同時に陥落するとは、思ってもみませんでした。

 駅伝の功罪については、ランニング専門家が、これまで幾度となく議論してきました。つまり、順位にこだわるあまり、自分の走りができなくなり、途中でつぶれてしまうことがよくあるからなんですね。
 昨年もあとわずかの往路ゴール前で倒れたり、復路でも脱水症状に陥ってふらふらになる選手がいました。今年は、城西大の選手が脚を痛めて、無念の途中棄権となりましたが、そのほかの選手は、最後まで走ってくれました。大会本部は、昨年と同じ悲劇を繰り返さないように後ろから追いかける車からのコーチングや、適切な水分補給を徹底したと聞きます。

 それでも、「もう、二度と走りたくない」と思う学生もいるようです。燃え尽きてしまうのですね。
先日も、あるランニングの指導者たちの集まりで、そんな話が出ていました。「せっかく、いいランナーが箱根で燃え尽きてしまう」「チームの走りを優先するばかりに、伸びる選手の芽を摘んでしまうこともある」。なるほど。
 関西の大学にしてみれば、中長距離の選手は、どうしても箱根を目指したがる。だから、いい選手が入ってこない、そんはぼやきも聞かれます。

 ゴールや、中継地点で倒れこんでしまう選手たちを見ると、それでも「駅伝は面白いな」と思ってしまいます。若者がエネルギーのすべてをその一瞬、その時間にかけるという美しさでしょうか。

 今年も、さまざまな美しいシーンを見たいものです。そう、サッカーも。 
 

 

★今年もコンサドーレ

2009年01月02日

 あけましておめでとうございます。
ブログを借りまして、コンサドーレファン・サポーターの方、そして全国のスポーツファンの方、いろいろなご縁でご愛読いただいている方々に、新春のお慶びを申し上げます。
 今年も、全力、全開で飛ばしましょう。
 そう、天皇杯は面白かったですね。

 柏の石崎監督には、天皇杯の冠を持ってきてもらいたかったのですが、それにしても面白い試合でした。実力的には、ガンバの方が上、と見ていましたが、柏もいい攻めを見せていた。
 最後は、90分勝負で攻めていた柏と、延長も覚悟していたガンバの差が出たような展開でしたが、サッカーの醍醐味を十分に味わうことができました。元日に目の覚めるような試合を見ると、いいですね、今年もがんばるぞ、という気持ちになります。

 さて、石崎監督。2日は、新聞休刊日なので、その談話などはまだ見ていませんが、札幌に来て、どんな決意を語ってくれるのでしょう。

 北海道新聞の1月1日の別刷り(いわゆる付録みたいなもんです)第三部は、日本ハムやコンサドーレなどのスポーツ特集。隅々まで読まれましたか。

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 1-3面は日本ハムの特集なので、コンサファンの方には、ご不満もございましょうが。
4ページは、コンサドーレの今年の活躍を誓う19歳FWの特集です。

 ご存知の通り、横野と宮沢君です。いずれも道内出身。横野君はご存知の通り、ユースから昨年入団した期待の戦力です。

 こうした道内生え抜きの選手が、活躍することは、クラブにとっても道産子にとっても本当にうれしい。J2への陥落で、これからのチームづくりに不安がない、といえばうそになりますが、この2人たちのような若手の得点は、応援するものにとっては、同じ1点以上のうれしさがあります。

 インタビューは、運動部のコンサ担当福田記者。まだ、読んでいない方は、ぜひ読んでみてください。きょうは、2日なので、買いそびれた、という方は、地元の北海道新聞販売店に何部かあるはずです。1日の新聞は、別刷りが5部まであって、値段は変わらないのでそれはそれはお買い得です。

 お正月は、見逃せないスポーツがたくさんあって、ついついテレビの前で時間が過ぎてしまいますね。箱根駅伝は、あのスタートの「わあーっ」とした盛り上がりと、早朝の緊張感が好きです。午前5時ごろから、地下鉄大手町に続々と選手が集まって来ますので。
 明日、早稲田は、勝つことができるのだろうか。山梨学院大の5区の高瀬君は悔しかっただろうなあ。駒大は、関係者に知り合いがいるので、ついつい力が入ってしまいますが、まさかあの順位とは。

 エキデンは恐ろしい。明日もよい天気を祈りたいと思います。

プロフィール

プロフィール

黒田 伸(くろだ・しん)
昭和32年、福岡県久留米市生まれ、千葉県船橋市育ち。早大卒。北海道新聞社メディア局在籍。今まで、アイスホッケー、サッカー、大相撲、野球など様々なスポーツの取材を行ってきた。過去には、横綱大乃国の婚約をスクープしたことも。著書の「田中将大ヒーローのすべて」はベストセラーに。その他「怒れ、泣け、そして笑え- 松村一郎の破天荒芸人記 -」などの著書がある。

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