ダビの一件、三浦監督も怒っていたようですね。クラブとして非常に迷惑なこと、と。
当然ですね。J1残留をかけての戦いが続いているときですから。
ただ。
道新スポーツにも道新の運動面にも、クラブや監督が交渉相手のチームに怒りをあらわにしたことは書いてあっても、ファン・サポーターへの言葉がなかったのは、少し残念だった。
当然、会見の中で、そういう言葉が出てきたのでしょうが、紙面からは伝わってこない。この欄でも触れたけれど、交渉相手のチームを批判することと同時に、コンサのフロントとしての「おわび」も必要なのでは、と思ったのです。
まあ、今度、矢萩社長を表敬訪問しますので、場合によってはPK戦までもつれ込む覚悟で行って来ます!さて、今夜は日ハムダルビッシュの話題を。
よかったですね、昨夜は。僕の応援するマー君が、見事に打たれたのには、少し複雑な思いもありますが、CSに出ることが最低限の目標だった梨田ファイターズにとって、あんなに気持ちよかった試合はなかったでしょう。
僕は、2回を投げたダルの「勝負好き」が好きだなあ。沢村賞の基準と防御率争いもかかっていたので、投げたのでしょうが、ピンチを背負ってからの彼の投球は、見事な勝負師になっていた。
「あの子は、ほんまに野球が好きなんですわ」
そう言っていたのは、大阪羽曳野に住むダルビッシュのお母さん。北京五輪の前にファルサさんと話がしたかったこともあって、大阪に行っていたのですが、ご両親の話を聞いていると、いかに野球が好きだったかが、わかりました。
詳しいエピソードは、またの機会にするとして、僕たちがテレビを通してみている勇ましいダルと、ご両親が見ている、子供としてのダルは、これはびっくりするほどかけ離れている。
「まだ、20歳そこそこの子供ですから」「何にも話せるような子ではないですから」
親御さんにとてみればそうでも、一度マウンドに立てば、これはもう立派な主役、大投手、コンダクターなんですな。
北京でも「日の丸を背負う重圧は」と、バカの一つ覚えのように聞いていた記者が多かったけれど、そもそも彼は、何かの責任とか、プレッシャーとは無縁のアスリートなんでしょう。
ここ3年ほど彼の言動や周囲の人々を取材しているうちに、彼は本当に野球が大好き、それも自分の持ち球で相手を切り捨てることが何よりの彼の楽しみである、という結論に至ったのです。
そこには、名誉とか日の丸とか、大人たちが(ごめんなさい、ダルも大人だ)わざわざ文字や言葉にするものとは違う、「やる気」が彼を支配している。記者が聞くときに、いつも不愉快そうな顔をしているのは、そういう「何か」をうまく伝えきれないもどかしさ、を感じているのかな、と思うのです。
昨夜も、視線を落としてしゃべってましたね。なにかつまらなそうに。
いつか、彼の気持ちをそのまま表現できる記者が出てくることでしょう。それまでは、仕方ないか。
まだ続きます。ダルもダビも。最後まで彼らの動きをウオッチしましょう。(今夜は、周囲の声「ダルのことを書いて」に引きずられたあ)