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★クライトンはがんばった

2008年09月30日

 悔しい敗戦のFC東京戦。皆さん方の評価とか、専門家の戦評には、まだ目を通していません。
この週末、デスクワークで忙しかったのと、負けショックも大きかったので、新聞を読む気になれなかったというのも本当のところです。

 ただ、ダビがいないゲームでは、アンデルソン、クライトンの連携が意外にスムーズだと思った。
ダビのような自分突破型のFWは、どうしてもそこへボールを集めようとする。それで点が取れればいいけれど、そうでないとゲームの印象が、すっかり悪くなってしまいます。まあ、FC戦で勝てれば、「ダビがいなくても」と、思うのですがね。

 ボランチの役割は、言うまでもなく攻守の要。重要ですね。だから。

 あれだけ、クライトンが攻撃に守備に動いていて、勝てなかったのは、また悔しい。

ダビの件

 この前のブログで、「ご意見を」と募ったところ、サポの皆さんから、2つの「移籍やむなし」の意見をいただきました。なかなかチームを見ているサポさんだけあって、的確なご意見だと思います。チーム事情と将来を考えてのことですから、結果的には「やむなし」でも、この時期と、マスコミ公表の仕方は、今一度考える必要があると思いますね。

 この問題は、もう少しウオッチしていきましょう。僕の意見も書こうと思います。

 さて、話は、この欄のタイトルのことです。

 このところ、野球論も書かなくてはならない状況に追い込まれましたので(笑)、タイトルを変えようと思っていたところ、わがメディア局のスタッフが、いいアイデアをくれました。

 スポーツは、何でも見て、書いてきた僕ですが、「ファン」というなら、これはコンサドーレに違いありません。そこで、今まで使わせていただいた「応援歌」は、そのままにして、「プラス」という文字を入れて、さまざまなスポーツ(まあ北海道ネタがすべてですが)を書いていこうと思っています。

 新しい、タイトル見本が先ほど、うちのスタッフから上がってきました。近日中に看板を架け替えますので、またご愛読のほどを。

★ダビ移籍へのご意見を

2008年09月28日

 FC戦を前に、メールチェックをしていましたら、知人の方から以下のメールをいただきました。ご本人の了解を得ましたので、ご紹介させていただこうと思います。
 何人かの方からもダビ移籍についてのご意見をもらいました。どんどんご紹介しようと思いますので。
 とにかく残留の可能性のある間は、選手たちの力を信じましょう。

(以下は、知人からのメールです)
さて、ブログ「ダビ交渉難航 怒りは???」を拝見いたしました。
実は私もまったく同じことを考えておりました。

前節、鹿児島で、うなだれる選手たちに対し、ゴール裏から「まだ
終わってないぞ!」の叫びが送られるのを見た直後だっただけに、
最初に「移籍交渉に行った」との報道を目にしたときは「どうして
クラブが先に白旗を上げてしまうんだ…」と、怒りを覚えました。

が、ネット情報に詳しい友人に話してみると「ネット上では好意的
な反応が多い」とのこと。それでは自分のような意見はネット上で
は表明しづらいのかなと、静観していた折、その友人から「あなた
と同じ意見が載っている」ということで、黒田さんの記事を教えて
もらった次第です。

どんな事情があったにせよ、クラブは、せめて28日のホームゲーム
が終わるまではダヴィにチームにとどまるよう命じるべきでした。

世間的にはもうほとんど無理だろうという残留を、それでも最後の
最後まで信じて、わざわざ鹿児島まで行って応援している人たちが
いるというのに(私も鹿児島に行きました)、エースストライカー
の離脱を認めてしまうとは、おっしゃるとおり、ずいぶん失礼な話
です。失礼というより、奇跡を信じてバカになっているサポーター
が本当に馬鹿にされたような気分です。

少し余計なことも言えば、こんなことをしていたら、呆れて離れて
いくファン・サポーターがいるかもしれませんし、自身が熱狂的と
考えているサポーターの多くがそのような考えだからサポーター層
が固定されてしまって(世間の基準と乖離してしまって)観客数も
増えないのではないか、などとすら考えてしまいます。

以上、一人のサポーターとして、思いを綴らせていただきました。
今後とも、ブログ等々、楽しみにしております。

★ダビ交渉難航 怒りは???

2008年09月27日

 ダビのカタールでの交渉が難航しているとのニュースが飛び込んできました。
内容については、明らかにされていませんが、どうやら週明けに再交渉となるとのことです。

 移籍先はカタールのクラブ・アルサド。そういえばエメルソンも一時在籍していたことがありますね。

 で、明日のFC東京戦は、もちろん無理。どうなのでしょう、このタイミングで、結局本人都合で試合に出られないというのは。

 そういう契約、と言ってしまえば、それまでですが、フロントの責任は、どうなのだろう。
 ダビ移籍ニュースが駆けめぐってから、公式ブログをずっと読ませていただいていますが、サポーターの方たちの、反応は、どちらかといえば「仕方ない」「移籍先でがんばってほしい」「残り試合に全力を挙げるべき」などで、僕はちょっと意外でした。

 もう少し、怒りをぶつける方たちがいるのかな、と思ったのです。
残り試合、わずかとはいえ残留の可能性がありながら、エースを欠くということが、チームにどんな影響を与えるか。どうして、移籍交渉を今急がなくてはならないのか。チームはどうなってしまうのか。

 移籍に対する選手談話を読むと、遠慮してるなあ、と感じるのは僕だけでしょうか。
まあ、公式ブログということで、皆さんも遠慮されているのかと思いますが、一番大切な翼をもぎ取られ、それでも残留を信じて応援するサポーターの気持ちをぶつける方がもっといてもいいのかと。

 たきつけているわけではないのですが、はやりこの時期の移籍容認は、サポーターに対して失礼きわまりない。そして、今日の交渉難航の情報。

 明日の紙面を見てみなければわかりませんが、フロントの責任を問うた記者はいたのだろうか。
 そんなことを考えてしまいました。
 皆さんは、どう思われますでしょうか???

★★★ダビが中東に移籍か

2008年09月25日

 ショッキングなニュースが入ってきました。
 ダビの移籍。
 本日 25日の北海道新聞夕刊に3段見出しとともに掲載されています。

 移籍先ですが。
 信頼できる情報筋によると、国外、それも中東との見方です。

 まあ、FC戦前にも離れるとなれば、Jではないのは確かでしょう。
 残念のひとことです。
 寂しくなります。せっかくいい選手だったのに。

★王監督の重責★

2008年09月24日

 コンサの昨日の黒星ショックから抜け出せない。24日の道新スポーツの「悪夢3連覇」を読むと、坪内らも泣きはらしていたというから、ショックは僕たちの比ではないかもしれない。

 ただ、「監督マイク」にある「選手も私も引き分けは狙っていない。今の状況で引き分けを狙う挑戦者はいない」の三浦監督談は、おおいに支持したい。

 勝負である。命をかけての勝負である。プロの世界とは、そういうものだ。引き分けが続いても自動降格圏内から抜け出せるわけはなく、最後まで「勝ち」を狙うのがプロの選択。勝負に生きる三浦監督以下イレブンに「引き分けでもよかったのに」とは言えまい。

 きょうは、王監督について書かせてほしい。

 Gの監督の時にも何度かお話したことはあるが、ひよっこの駆け出し記者だった僕にとって、それはそれは、緊張する人だった。あの世界の王である。

 今考えると、よくできたものだと思うが、ある日、僕は一通りの立ち話が終わると、いきなりボールを差し出して「サインいただけますか」とやったのである。担当記者にとって、これほど恥ずかしいことはない。そもそも先輩記者からの「おい、頼むよ」で、安請け合いしたのが、いけなかった。

 「はいっ。もらっておきます」と言ったのはよかったが、そんなサインボールを試合後に差し出すわけにもいかない。たしか、その日は、普通、担当記者がベンチに顔を出す、何時間も前に後楽園球場に行き、じっと王さんの動きを見守ってチャンスをうかがっていたような気がする。

 ロッカーへと続く通路。
 どきどきした。恥ずかしかった。
 「サイン、いただけますか」
 ボールだけではなく、厚かましくも色紙も出したような気がする。

 今なら、考えられないだろう。日ハムのベンチ裏でもさすがに試合前にサインをねだる記者はいない。
 でも、世界の王さん、広報を呼ぶでもなく、さらさらとマジックを走らせてくれた。

 ところがそのあと、ちょっと僕は元気になった。そうした僕の行動を見ていたほかの社の若手記者(同じひよっこですな)が、すかさずボールを差し出し「サインお願いできますか」とやっていたのだ。

 なあーんだ。お前も欲しかったのか。世界の王、イチローが尊敬するだけあって、みんな王さんのそばにいきたかった。そうなのだ。

 引退会見の中で、「私の調子が悪いのが、選手たちの士気にも影響した」というような部分があったと思う。たしかに今年のソフトバンクの不調は、単に投手陣の誤算だけではないだろう。

 何かが、欠けていた。何かが違っていた。指揮官は、それをずっと感じていたのかもしれない。監督の重責とはそういうものだ。


 だけど、余計なことを書くと、今年のプロ野球担当記者は、パリーグの優勝候補にたいていは「王監督が最後の指揮を執るホークス」と書いていた。この観察力のなさも困ったものだ。

 (野球ファンの方からの「おい、あの反論を早く書け」とのご指摘もいただいていますが、本日は、こういう気分でしたので。また、次回に。ソフトバンクファンと九州の方、王さんは永遠なんですな)


 

★ラストプレーの悲運

2008年09月23日

 笛はすぐそこに聞こえるはずだった。
ロスタイム、ワンプレー。勝ち点3は、取れないが、アウェーなら1でもOK、それも堅守の大分
から2点も奪った。

 最後のコーナーキック。クリアさえ、できれば。
無情にも大分側にボールが落ちた。エジミウソンが蹴りこむ。非情な笛。

 前を向くしかないでしょう。
がっくりとひざを押さえて、ピッチに並んだ赤黒戦士たちにかける言葉も探せない。

 ただ。
 三浦監督の冷静な受け答えに、残り試合への光明が見えた気もします。
優勝をも狙おうかというチームに、走り負けず、競った試合をすることができたじゃないですか。

 悲観しても仕方ないでしょう。次の厚別でサポの力を注入してあげてください。
                                  (試合後15分、テレビ観戦)

 

■箕輪全治3-4カ月の衝撃

2008年09月22日

 夜勤デスクで気になったのは、箕輪が全治3-4カ月で今季の復帰は無理だとういうニュース。
HFCもHPで明らかにしていますが、なんと言っていいかわからないほどのショックだった。

 曽田もだめ、そしてチームの頼れるセンターバック箕輪が、あのレッドカードに続いて、こんなことになろうとは。サポーターズブログには、「サッカーの神様が与えた試練」という表現をされている方がいましたが、まさにここまで、試練を与えなくても、と思うほどです。

 辛いのは、箕輪選手だったり、そのほか怪我で出られない選手たちでしょう。

 クラブハウスに顔を出した箕輪は、報道陣の質問も答えず、無言だったようです。
 どこか、歯車がかみ合っていないなあ。

 サポーターとしては、とにかく応援するしかない、祈るしかない。
 明日の大分戦は、また壮絶な戦いになるような気がします。けが人が出ないことを願うだけ。

ダビよ!ダビ★

2008年09月22日

 もう明日は大分戦ですな。こりゃ、困った。
22日の道新スポーツによると、けが人続出でDFラインが組めない緊急事態だとか。

 ただ、その記事の横にあった「三浦監督、ダビを擁護」には、ちょっと物言い!を
付けたくなるなあ。

 指揮官が一番つらいのわかっています。ダビの活躍もわかります。そもそもダビが
いなかったら、勝ち点17まで積み上げられていたことかどうか。

 でもあえて言いたい。千葉戦のあのハンドは痛かった!いらなかった!
「手が出てしまった」というのは、信じられないけれど、過去に「神の手」が現れた
こともあるのがサッカー。一流選手ほど、とっさの状況の中で「何とかしよう」という
気持ちになるんだな、と改めて思った次第。

 「何とかせい」は、かつて六大学野球の明治の島岡御大が、選手たちに言った言葉だけど、
うちのチームも「なんとかならんのかなあ」。

 何とかしようにも、選手が故障でぼろぼろの状態だから、これはきついだろう。
気力でがんばってーと言ったところで、今年優勝を狙おうかというトリニータだからなあ。

 この際、開き直ってもらうしかない。箕輪もいないし、ダビもいない。ということは
若い選手、これまで出場機会の少なかった選手たちに思う存分やってもらうしかない。

 鹿児島は、実は僕の本籍があったところでした。多くの大分ファンが訪れる九州の地で
開き直ってもらうしかない。

 コンサブログを見ると、日帰り応援の方もいるとか。幸せなチームだなあ、と思う反面、
やはり「ダビよ!ダビ」とどうしても思ってしまうのです。


壮絶な敗戦★千葉に2-3

2008年09月20日

 壮絶な戦いだった。
 残りわずか。
 ダヴィの手が思わず、出てしまった。ゴール前に入って来たボールに対して、
左手がわずかに触れる。イエロー、2枚目。
 ついに9人になってしまった。
 糸が一瞬切れた。ほぼ90分に近い時間を10人で戦ってきたコンサドーレ。
 千葉も必死だった。勝ち点で4差。降格の二文字の大きさは、コンサドーレと変わらない。
 痛恨のゴールが入る。力尽きる選手たち、そして観客席は、一瞬の静寂に包まれた。
 「あっ」
 悲鳴にも似た声が広がる。

 よくやったじゃないか。開始早々の箕輪のレッドは、体を張ってのディフェンスだ。誰が責められよう。
数日前、宮の沢で円陣を組んで、これからを話し合ったのは、彼の発案によるものだった。
 「とにかくアグレッシブに行こう」
 「意地を見せてやろう」
 「厚別に来てくれるお客さんの前で恥ずかしい試合はできない」
 口々に言った。

 9試合も勝ち星から見放されたチームは、次までに立ち直れるだろうか。
 下を向いても始まらない。
 前に進むしかないだろう。それでも前を向くしかない。
 「まだあきらめるんじゃないぞ」「残りを全部勝てばいいんだ」
 声が背中から聞こえる。肩を落とした選手たちの赤と黒のユニフォームは、汗と泥と。
そして、見せてはいけない涙も。いや、泣いていたのは、スタンドのサポーターたちだった。
 壮絶な敗戦。だから、泣けた。涙が出て止まらなかった。
                                      (試合後1時間、会社にて)

★クライトンに大期待

2008年09月19日

 明日の千葉戦。眠れませんな。勝ち点で4つの差。勝てば1つになるからなあ。
 こういうのを皮算用という。

 千葉、と聞いてぴくりとするのは、小学校から高校までを過ごしたのが千葉(船橋)だったからです。あのサッカーが強い市立船橋高校は、すぐそばだけど、わが県立船橋高校のサッカー部もまあ、そこそこ強かった。そういうことにしておこう。テニス部の僕たちは、いつもローラー掛けばかりで、軟式庭球部に負けていたのです、人気も実力も。
 サッカーも同じ境遇で、野球にグラウンドを占領されるから、あちこちで練習をしていたと思う。また、野球論に戻ってしまうけど、あの野球優位の考え方は、今考えると、やはりおかしかった。

 まあ、それはともかくジェフも気になるけど、レイソルも気になる。柏は、高校時代の同級生が住んでいたり、よく遊びに行ったり。ここ1週間のブログ人気?で、その同級生の女性が久しぶりにメールをくれました。バレー部だったっけなあ。2人の子供さんにもバレーをさせているそうな。今でも、バレーには手に汗を握るというから、やはり高校時代の血は、そう変わるものではありませんな。

 さてさて、そんなことはどうでもよく。明日は、クライトンが還ってくるではありませんか。個人的には、彼のプレーは好きだなあ。ブラジル人特有のキープ力、やはり「血」を感じずにはいられない。考えてみれば、清水戦で、どうも見た目に劣勢に立っていたのは、彼がいなかったせいでもある。

 残り10。勝てばいいだけだから。うーん、厚別に行きたいのだけれど、明日は勤務日です。テレビ観戦。僕にできることは、試合評をすぐに皆さんにアップすることくらいかなあ。

 勝てば、すぐ書けるけれど、負けるとパタリと止まる、キーボード。早く叩けますように、あした。

三浦監督も走る!

2008年09月19日

 19日の道新スポーツを見て、三浦監督がんばってくださいーとイチファンように思えてしまった。記事は「強化部がメンタルケア」という木村記者の署名記事。いわゆる「話題もの」というやつですなあ。千葉戦を前に、マスコミには非公開の練習だから、こういうときは、担当記者は本当に困る。新聞は毎日出るから。
 三上部長が選手と個人面談して、清水戦のショックを払拭しようとしたーが主なテーマだけど、こういうときに、つける写真が困るんだよね。
 ちなみに。

 こういうのを「ちなみ写真」と言っています、業界では。三上部長が選手と面談する写真はさすがに載せなれないから、考える。記者は頭をひねる。
 だけど、三浦さんのトレーニングとはなあ。千葉に勝つぞ。千葉戦には、僕としてはどうしても勝ってもらわないと、困るんですわ。理由は、次回に。

田中将大ヒーローのすべてに書いたつもりです

2008年09月15日

 コンサのブログでしたので、書かずにいようと、思いましたが。
先週の「星野ジャパンは、ダルビッシュでなぜ勝てなかった。野球は五輪に向かない」旨の僕の意見に今現在で、100通以上のご意見(大半は、強烈!なご意見ですが)をいただきました。ありがとうございます。「豚!死ね!デブはお前だ!」の類は排除いたしますが、そのほかの貴重な野球擁護論につきましては、時間をかけて、反論させていただきますので。
 ですが、大きな誤解は、僕は野球を卑下したり、野球選手、ましてはデブに見える選手諸君を批判しているわけでもなく、サッカー選手の方が運動能力に優れている、と言っているわけでもありません。

 要点は次の点です。

 「野球は五輪に向かない」がメーンのテーマ。その理由は、「ルールが成熟していない」「とくにサッカーに比べて、世界的に広がる魅力が少ない」が主な点です。
 野球はご存知のようにアメリカ、それも南北戦争の兵士たちが、考案したと言われている娯楽から始まったスポーツです。サッカーもその昔、戦争で刈ったクビを蹴り始めた、といわれてますから、まあ、きっかけはどうにせよ、歴史は、数百年からもっと、違うはずです。(ごめんなさい、調べる暇がなく、たぶん、ですが)
 それに、メジャーリーグを頂点とするアメリカの娯楽(それを僕は比喩的に見世物興行、と言ったまで)のスポーツですから、とても欧州の人たちには、受け入れられなかったのですね。
 そして日本。鎖国から明治維新、そして二度の大戦を経て、アメリカの「占領」のもとに、国民的スポーツに育ったのが「日本野球」。その特異性は、高校野球のあの規律正しいプレー、生活態度!を見ればわかると思います。
 僕も高校時代は、毎日テニスに明け暮れていました。だけど、丸刈りにして、学校の部の予算をどっと、取っていってしまう「野球」は、なにか神聖なものを見る目でしたなあ。好きじゃなかった。同じ高校生として。

 長くなるので、途中をはしょりますが、24歳からスポーツ記者をはじめ、これまでいやというほど野球、そしてベースボール、そしてアマチュアのさまざまな競技を見てきたつもりだったんですが、北京での惨敗と、それを持ち上げてきたマスコミを思うとき、こりゃ、野球ファンの方、そしてたくさんのスポーツファンの方に申し訳ない、と思った。それは、これまでスポーツ報道に当たってきたものとして、「あまりにも野球偏重で報道していなかったか」という反省だったのです。

 北京の特設球場は、鉄パイプづくりでした。トイレに行くにも数十分。コーラはもとより、水さへ飲めなかった。あの炎天下の観客席の状況です。マー君はなんと、ブルペンとベンチとの連絡役となり走り回っていた。それは、電話が故障したからですと。
 
 観客席では、日本の応援が特異だった。笛はうるさい!と中国人に怒鳴られ、GG佐藤の応援には失笑を買っていた。Gは、よくない発音(下ねたになります)なんですと。そんなところで、命を懸けろ、といわれた選手たちが可愛そうだった。日本野球がこんなところで、バカにされるのは、野球好きとしては耐えられなかったなあ。

 記者席の現役記者諸君は、そんなこと思いもしないでしょう。僕は今回、チケットを現地で購入し、スタンドで見ることにしました。そこでわかったことは、とても大きかったのです。

 ごめんなさい、きょうはここまでで。明日から道南に仕事に行っていますので、また次回に続きを。
表題の「田中将大ヒーローのすべて」は、2月に僕の書いた本です。ネットですぐに手に入ります。読んでない方は、読んでいただければ、僕がどれほど野球を「好・き」か、お分かりになると思いますので。では。
 

★プレゼント・コンサ観戦券

2008年09月14日

 ■きょうは観戦券プレゼントのお知らせを■

 10月19日 厚別での柏戦(午後1時キックオフ)のチケットを道新「ぶんぶんクラブ」会員に

 抽選で合計15組 30人ですよ。

 SS指定、SA指定、B自由席、それぞれ5組ずつです。

 簡単な問題に答えて、はがきで応募するのが決まり。9月14日の北海道新聞朝刊の1ページを使ってPRしていますので、ぜひ見てください。

 それにしても、きょうの道新スポーツの木村記者の書きっぷりはなかなか鋭かった。
 三浦監督は「アグレッシブさが足りん」と、会見で言っているけど、選手だって、疲れて
いるんだよなあ、きっと。だれも負けようと思って試合に出ているわけではないし、精一杯やって
いるはず。でも勝てない。
 ただ、ぜんぜん力不足ということもなく、時々はいい試合もしてくれる。昨年の試合を見ていても
わかったけれど、まず、失点を少なくするしかないでしょう、とにかく守り切る。攻めながら、守る。
 まあ、こんなこと外野席でいまさら言っても始まらないよなあ。みんなそう思っているのだからね。

西の一発がせめてもの。清水に完敗

2008年09月13日

 速報。きょうは、テレビ観戦。日本平は本当に鬼門だ。
清水に1-3の完敗。どうもスピードがない。プレーがつながらない。
雨の中、聞こえてくるサポたちの悲痛な声。
 日本平は96年からの清水との公式戦これで6戦全敗になる。
 98年、札幌がJリーグに昇格した開幕戦で1-4と、洗礼を浴びせられた場所だ。

 三浦さんも辛かろうなあ。

 だがだが、せめてもの救いが終了間際の西の技ありヘッドだった。右からのボールに体をひねりながら、頭の後ろに当てて、角度を変えて右スミぎりぎりに決めた。こりゃ、難しい。
 
 前半42分枝村、後半17分岡崎、後半33分西沢、そして後半44分に西が意地のズドン。

 それにしても、これだけ、日本平で負け続けると、富士山なんて見たくないだろうなあ、三浦さんも選手たちも。
 余談ですが、僕は富士山に3度も登ったことがある。高校生のときに。

サッカー豚にはなりたくないなあ

2008年09月12日

 先ほどのブログの反響にビックリ!数時間ほどで、野球ファンからのキツーイおしかりをたくさん受けました。でも「サッカー豚」はないなあ。米大統領選でも「豚に口紅を塗っても豚は豚」論争で盛り上がっているらしいけれど、それじゃあ、あんまり豚さんに失礼ですな。
 まあ、デブの表現は、愛情込めて言ったつもりだけど。実は、プロ野球は、サッカーより、ずっとずっと入れ込んでいたのです。と、過去形にすると、今はサッカーファンのように思われるかもしれないけれど、僕はプロ野球で育った年代ですからね、純粋に競技のファンという意味では野球の方に軍配が上がってしまう。
 あのミスタープロ野球・長嶋さんを最初に「取材」したのは、後楽園球場のトイレでした。巨人の監督を辞めて、次の監督候補に「日本ハム」なんてマスコミに騒がれていたころです。鬼デスクから「長嶋のコメントを取って来い!」といわれた僕は、考えたのです。

 当時、長嶋さんは、日本テレビの解説者として、中継のブースに入っていました。だけど、必ず5回を終わってグラウンド整備のときに、球場下の関係者トイレに来るんだね。そこを狙って取材を仕掛けた。
 「あのー、長嶋さん」
 「はあ?」
 「次の監督は日ハムですかねー」
 「うーん、君イ! こんなとこで言われてもねー。あっははあ」
 例の調子です。でもこれだけのコメントでも、デスクはほめてくれました。「うん、よく談話を取った」とね。僕も感動したなあ、テレビの大スターの長嶋さんと「話せた」んだから。それもツレ×××しながら。
 野球は、すばらしい。感動もする。でもちょっと海外に目を向けると、ぜんぜん認知されていないんだなあ。北京であの星野ジャパンを見たときに、つくづく思ったのが、「うーん、競技の成熟度は、サッカーには負けるワイ」と思ったこと。日本の特異すぎるくらいの野球文化については、これからも書いていこうと思うけど、まあ、この欄は、われらのコンサのブログですから。サッカーファンの方のご意見もいただけたら、うれしいですね。
 追伸
 前のブログに対してのご意見(かなり、攻撃的な方でしたが)を北海道新聞の読者センターに送っていただいた方がいらっしゃいました。この欄でお答えしていこうと思いますが、できましたら、このブログにコメントで送ってくださると、僕もすぐに反応できますので。ではでは。

ダルビッシュでなぜ勝てなかったの?

2008年09月12日

 昨夜は、道新文化センターの主催で「星野ジャパンとダルビッシュ」をテーマに講師を務めました。星野バッシングはすごいものがありますね。手のひら返しとはこのことで、「金しかいらない」と持ち上げていたテレビや週刊誌、そして新聞も、あの惨敗から一斉に「星野憎し」に変わってしまいました。
 僕の講演の主テーマは「野球は五輪には似合わない」です。準決勝、3位決定戦と北京で見てきたのですが、あれは地方球場でやっている高校野球の予選レベル。うーん、プレーのことを言っているのではなく、球場施設とか、サービス、そして野球に対する観客の見方、つまり理解度を言っているのですが、それはもう日本と比べ物にならないほどに、サイテーでした。
 そんなところでわがエース、ダルビッシュ君をさらしものにすることはない。もともとアマチュアの祭典ですから五輪は。プロ選手は必要ない、という結論です。

 それで見習うべきはサッカーでしょうなあ。五輪に年齢制限をつけて、オーバーエイジ枠なる、妥協の産物もちゃんとある。だけど、サッカーの最高の祭典はワールドカップとちゃんと知っている。やはり、歴史の違いと言おうか、見世物興行のプロ野球とサッカーとは根本的に違う!
 コンサの新しいファンが、いまちょっと、足踏み状態なのは、プロとアマの魅力の違いが十分に伝わっていないためだとも思うけれど、どうだろう。それは、サッカー文化が浅い日本(とくに北海道は、申し訳ないけれど後進地域だった)では、仕方ないことなのかもしれないけれど。
 選手たちのプロ意識、それを伝えるのが僕たちマスコミの仕事なのになあ。だいたい、100キロ近い、見た目に十分なデブでも野球はできるけれど、サッカー選手にデブはいない。外野でガム食べてても守りにつける野球に比べれば、サッカーほどしんどいスポーツはない。
 なんだかこの欄で野球の悪口を言うと、ダルビッシュ君には申し訳ないけど、星野ジャパンは「金(かね)しかいらない」という星野ジャパンを食いものにした一部の人たちのモノだったような気がしますなあ。
 なんだかあっち、こっちへ飛びましたが、ご批判は覚悟のうえで。

サッカーの怖さまざまざ

2008年09月07日

 ワールドカップの最終予選が始まりましたね。いきなり難敵バーレーン戦。きょうは、早出のデスク業務だったので、出社前の前半の終盤くらいからテレビで見ることができました。
 サッカーの怖さがまざまざ。岡田監督も言っていたけれど、後半40分からの連続失点。ビデオで見ていると、わずか2分くらいの間に形勢ががらりと変わる。その直後にDFラインを割られてひやりとする場面があったから、決して楽勝ではなかったね。
 2点とられた場面で、選手交代とか、時間をかせぐことはできなかったのかな。2失点でがっかりした選手たちが、自分のポジションに戻るときの、重い足取りを見て、こりゃ、同点もあるかもしれない、と思ったからね。
 そう考えると日本の3点目は大きかった。中村憲のミドルシュート。相手DFに当たって角度が変わっていたけれど、あれは打ってナンボのシュートだなあ。あそこで、クロスバーを越えるような球を打っていたら、意味がないけれど、低い弾道の強烈シュートだからこそ、相手も慌てたというわけ。結果的にあれがなかったら、勝ち点3は挙げられなかったのだから、このゲームの殊勲賞だあ!
 そんなことを書きながらの、日曜デスクでした。

残り11試合か、と思う秋の夜

2008年09月03日

 正直言って、この時点でこの勝ち点しか挙げられないとは。J1昇格を決めたとき、確かにいきなり優勝争いをするとは思っていなかったけれど、せめて10位くらいかなあ、と思っていたら、甘かったね。
すっかり秋の気配が漂っている9月、まさか4勝だけしか挙げられないとは。
 そう思ったきっかけが、9月1日付けの北海道新聞社説。一般紙の社説でサッカーの固有のチームを応援することはないだろうけれど、北海道の場合は、なにしろコンサだけですからね。どんなに応援してもしかられる事はないでしょうな。でも読み進むうちに、うーん、現状はキビシイなと。
 残り11試合、でも絶望的なわけではない。何が起きるかわからないのがスポーツの勝負。戦力的にみると、次節はボランチのクライトン、芳賀が出場停止!!の非常事態。清水戦は、本当に正念場だなー。社説にあるように「選手たちには最後まであきらめないプレーを望みたい」-当たり前といえば当たり前、選手たちにとってみれば、「何をいまさら」となるでしょうが、自分たちの力を信じることがまず第一歩ですな。今頃第一歩じゃ遅いけど、戦術云々を言っている場合じゃ、ないよなあ。どんな形でもいい白星がほしい。信じてます、残留を。


プロフィール

プロフィール

黒田 伸(くろだ・しん)
昭和32年、福岡県久留米市生まれ、千葉県船橋市育ち。早大卒。北海道新聞社メディア局在籍。今まで、アイスホッケー、サッカー、大相撲、野球など様々なスポーツの取材を行ってきた。過去には、横綱大乃国の婚約をスクープしたことも。著書の「田中将大ヒーローのすべて」はベストセラーに。その他「怒れ、泣け、そして笑え- 松村一郎の破天荒芸人記 -」などの著書がある。

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