夏の天気の良い日は焼き肉をしたくなりますね。
また、天気が悪くても車庫の中で焼き肉をすることもあります。黒松内では夏場にジリになることが多いせいか、夏の間は車庫に車を入れずに、焼き肉会場を常設している方も多いようです。
黒松内の「焼き肉」には肉に加えて近海の豊かな海産物がメニューに加わるのが特徴です。
採れたての食材が、炭火の上の網に載せられます。たとえばカキ貝、ホッキ、ホタテ、そしてマサ貝。
黒松内ではマサ貝あるいはシロ貝と呼ばれる貝殻の白い貝は、地元では夏の味覚として定着しています。その正体を調べてみるとマサ貝という貝は見つからず、その代わりに3種のサラガイに行き着きました。3種の種名は「サラガイ」「アラスジサラガイ」「ベニサラガイ」。ときに混ざり合い、ともに「白貝」とされて北海道などから出荷されているそう。別名で万寿貝、万十貝、満珠貝、白貝、女郎貝とも呼ばれています。
サラガイ3種の比較(画像は後日。焼き肉をした後で貼り付けます)
サラガイ貝殻の表面は白色でなめらかで、規則的な同心円脈で覆われる。内面は黄色、まれに紅色。
アラスジサラガイ殻が厚く持ち重りする。貝殻表面の白い皮はややとれやすく、やや不規則な同心円脈がはっきりしている。殻の内側が紫がかった赤味は弱い。
ベニザラガイ 殻の内側が紫がかった赤が強いのが特徴。貝殻の表面に殻皮(薄い膜)があり、アラスジサラガイと比べるとなめらか。
さて、皆さんがいつも食べている「マサ貝」「シロ貝」の正体はどれか?今度、食べ終わった貝殻をよく観察して、ちょっと語ってみましょう。
ところで、歌才自然の家レストランの予約制裏メニューに「ボンゴレ・ネロ」があります。イカスミソースを和えた麺にマサ貝をトッピングした白黒配色のパスタで最近開発されました。ちなみに、このパスタを食べたスタッフによると、そのときのマサ貝はベニザラガイだったようです。味はもちろん絶品です。