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夏のキノコがやっと登場

2008年10月12日

9日の豪雨の後、ラクヨウキノコがまた、たくさん顔を出しています。
例年では夏の終わり頃に姿を見せるベニテングタケとタマゴタケが、
やっと生えてきました。
一方は食、もう一方は毒。
あなたはどちらを食べますか?
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鮭とブナの関係

2008年10月04日

ブナの樹皮はまだら模様になるのが特徴です。
ブナ自身の模様ではなく、表面に「地衣類」という生物が張り付いて、
このような模様を作り出すのです。
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秋になり、海から生まれ故郷の川に戻ってきたサケは、
銀色の体色が変化して、まだら模様になります。
この様相がブナの木の樹皮に似ているので、変色したサケのことを
「ブナがかる」とよびます。

黒松内の朱太川にも沢山のサケが帰ってきます。
貝殻地区の上山川では産卵行動を間近に見ることも出来ます。
ブナとブナがかったサケを見にきませんか?

凶作とササの実とブナ

2008年10月01日

寿都測候所が閉鎖になるため、蔵書をブナセンターに寄贈して頂きました。
その中に「北海道凶荒災害誌」(北海道社会事業協会:昭和12年発行)という分厚い本があり、
第一編「叙説」
第一章「明治以前の凶荒と水害」
第二節「舊記による飢饉」
に、ちょっと気になる記述を見つけました。

「東遊記」
(土を食し笹實を採る)今年(天明4年)の春は、他国より松前に渡りたるもの、餓死に及ぶもの
多かりしに、セタナイと云へる地に、岩の間より土にあらず、なんとも知れぬ青き物湧き出で、
取りて食へば、餅などを食ふやうにて、餓をたすかりたるもの多し。
笹の實一萬石ほどなりて、大に土地の助となれり、去年笹の實の生ぜざる所、今年又花
さきたり
、土地廣ければ其實多し、去年は遅く心付きて、十に八つはこぼれて捨りたり、今年は
早やかねて心得たれば余さず取らば、四五萬石もあるべし。
(一部新字体に改変)

ササは花を咲かすと一斉に枯死する事が知られています。しかしササの寿命は未だ
よく分からない点が多く、70~80年あるいは100年~200年ではないかと言われています。
また、ササの一斉枯死とブナの世代交代(更新)には深い関係があるのではないか
とも言われています。
しかし、これまで70~80年周期の自然現象についての記録は
殆ど残されていないため、未だ謎が多く残されたままです。

さて、天明4年といえば西暦1784年で、今から224年前となります。
松前~瀬棚?にかけて、渡島半島の広域でササが花を咲かせ枯死したとすると、
その後、数十年間は林床にはササが無い状況になったかも知れません。

もしそうであれば、ブナにとって更新する絶好のチャンスだったはずです。

現在、歌才ブナ林に生育している老齢樹は約200才程度と言われています。
天明のササ枯死と現在のブナ林の成立には、なにか因果関係がありそうな気がします。

もう少し調べてみましょう。

ところで、セタナイの岩の間から湧きだした「食べられる青い物体」とは
いったい何なのでしょう?
こちらも気になります。