【北竜町】高井瑞枝先生セミナー(直売所 みのりっち北竜 出荷者協議会主催)

2014年11月27日

こんにちは、shunです。
11月25日(火)、北竜町農畜産物直売所みのりっち北竜・出荷者協議会主催による「スキルアップセミナー」が、サンフラワーパーク北竜温泉2階・多目的ホールで開催されました。
講師は、食・工房ミイロ代表・高井瑞枝 先生。

出荷者の方々をはじめ、関係者の方々およそ30名ほどが参加し、高井先生のお話に真剣に耳を傾けました。


高井瑞枝先生・スキルアップセミナー
高井瑞枝先生・スキルアップセミナー(撮影:2014年11月25日)
会場となったサンフラワパーク北竜温泉2F会議室
会場となったサンフラワパーク北竜温泉2F会議室


高井瑞枝先生は、1947年6月30日生(67歳)、音更町生まれ、枝幸町育ち。

高校卒業後、世界の食を学ぶために、18歳でリュックを背負い単身で海外へ渡航。沖縄、インド、中国、アフリカ、ヨーロッパ等数ヶ国で学びを重ね、1975年渡米。アラスカの大学で料理技術とマネージメントを学ぶ。
1990年に帰国後、トータルフードコーディネーターとして、料理講師や食品開発にご活躍中。


トータルフード・コーディネーター 高井瑞枝先生(食・工房ミイロ 代表)
トータルフード・コーディネーター 高井瑞枝先生(食・工房ミイロ 代表)


北竜町役場産業課・続木敬子 課長補佐の司会で高井瑞枝先生のご紹介。出荷者協議会・吉尾政一 会長のご挨拶、北竜ひまわり生産組合・佐藤稔 会長のご挨拶と続きます。


司会の北竜町役場産業課・続木敬子 課長補佐
司会の北竜町役場産業課・続木敬子 課長補佐


「高井瑞枝先生には、直売所において日頃より大変お世話になっております。
みのりっち直売所も開店後3年経ちました。
北竜町は、国民の安全と健康を守る安全な食糧を生産する町です。責任を持ちながら、心を込めて作り上げた農産品・加工物を、町内外の多くの消費者の皆さんに食べて戴き、健康で明るい生活を送って戴くことを願っています。
直売所の一層の前進・発展のため、生産者全員のスキルアップ、知識と向上を目指して今回のセミナーを開始させて頂きました。
意義ある講習会・研修会になることを願って、挨拶とさせていただきます」と吉尾会長。


北竜町農畜産物直売所みのりっち北竜 出荷者協議会・吉尾政一 会長
北竜町農畜産物直売所みのりっち北竜 出荷者協議会・吉尾政一 会長


「高井先生とは、深川市の拓殖大学新規就農コースでお会いしたのがはじまりです。その時、黄倉良二 前組合長(JAきたそらち)からご紹介戴きました。高井先生には、3年前より沖縄との橋渡しにご尽力戴き、大変お世話になり心より感謝いたしております。

先日11月8日・9日に沖縄県糸満市、JAおきなわ・うまんちゅ市場での『北海道フェア』におきましては、北竜町産ななつぼしが2日間でおよそ300袋の販売となりました。
沖縄での新しいファーマーズマーケットへの入荷も予定されており、今後沖縄とのさらなる展開・発展を期待し、努力を重ねて参りたいとおもいます。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします」と北竜ひまわりライス生産組合・佐藤稔 組合長。


北竜ひまわりライス生産組合・佐藤稔 組合長
北竜ひまわりライス生産組合・佐藤稔 組合長


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ジェスチャーを交え熱く語る高井瑞枝先生


高井瑞枝先生による直売所に関するお話がスタート。

1.直売所を立ち上げた目的をしっかりと掲げる
  「何のために」「誰のために」「どうして、何故」がしっかりと確立していることが大切。直売所をやりたい理由(信念)がはっきりしていること。

2.地域に根ざした直売所づくり
  その町にしかないものが原点となる。

3.直売所は、野菜を売るところではなく、「町そのもの」を伝えるところ
  直売所にあるものが、その町のシンボルとなる。

4.直売所は売って終わりではなく、その先の「広がり繋がり」こそが重要
  買った人が美味しく食べているのか、生活に必要なものとして手に入れているのか、売っているものが良い状態で「命の糧」になっているのかをじっくりと考えること。

5.直売所は人的交流の源
  デパートでは決して生まれることのない「人と人との繋がり・交流」が直売所にはある。地域の人、地域を超えた世界の人との繋がりが広がっていくのが直売所。

6.「足かせ」がないのが、地域の直売所
  自分たちで立ち上げていくという意欲の強い直売所は伸びる。指定管理などの全ての「足かせ」を外してスタートする。

7.地域色が濃いものが直売所

8.直売所に経済効果が生まれないと2代3代と続いていかない

9.成功事例はヒントにはなるが、参考にはならない
  成功事例はあくまでも成功した地域だけのもの。地域によって環境やものがそれぞれ違うので、100地域で100通りの事例が存在し、同じ事例は無い。

10.情熱を持ってやる人が一人ではなく複数いること、連鎖反応の広がりが大切


セミナー風景
高井瑞枝先生


11.ないものねだりをしないこと、地域にあるものを目指す
   足元にあるものを大切にすること。

12.地域にあるものを、仲間の中で広げていこうとする想いがないと地域の活性に繋がりにくい

13.50年60年この地域に住んでいらっしゃるおじいちゃん、おばあちゃんは、この地域でしか作れない何かを必ず持っている

14.地域に住んでいる人は、今の環境が当たりまえになっている
   直売所に来る町外の人の視線で考える

15.消費者のニーズに合わせた発想の転換を図る
   生活環境に合わせて形を変化させていく。

16.地域にいる生き字引のようなお年寄りが持っている知識をお元気な内に引き出すことがこの町の財産

17.利益以外のいろんな広がりがあるのが直売所
   直売所に来たら、北竜町の3割のことが分かる。

18.お年寄りの話しを聞く時は、自分の家族ではなく、他人のじいちゃん、ばあちゃんに話しを聞く。家族だと喧嘩になるが、他人の親だと親身になって聞ける。

19.直売所に、じいちゃん、ばあちゃんがお茶を飲みながら雑談できる場所を提供するといろんなことがリサーチできる


高井瑞枝先生
高井瑞枝先生


色々な具体的事例を掲げながら、様々な視点でわかりやくす丁寧に、直売所の在り方を示してくださった高井先生。

いままでとは違った視点で、今あるまわりの環境を見直してみることの大切さ、そこから派生する人と人との繋がり広がりの重要さをじっくりとお話してくださいました。

地域に住む人々が、地域の宝物の存在に気づき、地域の人々と力を合わせ、活性化していく地域の直売所って、ほんとうに素敵だなぁ~

北海道にある多数の直売所は、その町の顔をもち、その町のシンボルでもあります。
その町の直売所で、その町のどんなものに出会えるか、とっても楽しみです ♬


サンフラワパーク北竜温泉2Fから見る北竜門
サンフラワパーク北竜温泉2Fから見る北竜門


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北竜町農畜産物直売所 みのりっち北竜


◇ Shun

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