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<21世紀のチャップリン 奇才・斉藤 歩さん>

2013年01月07日


僕の初舞台、《銀河鉄道の夜》は、観劇に来てくれた友人たちに不評でした。

しかし、この芝居に出演させていただいて、何ものにも代え難い貴重なものを得ました。
役者さんたちとの深い絆です。

お客さんに喜んでいただくために、よい舞台を作りたい・・・
決して恵まれた環境におかれているわけではないのに、
グチひとつこぼさず、ひたすら努力を続ける役者さんたち・・・

《銀河鉄道の夜》が終わったあと、僕は、このまま彼等とお別れするのがつらく、
この役者さんたちと、もう1度別の芝居で一緒に舞台に立ちたくなりました。

しろうと役者、大根役者のヘボ役者・・身の程知らずの僕は、
思い切ってプロデューサーの平田 修二さんに、この気持ちを素直に伝えました。

平田さんは、おそらく僕の気持ちを斉藤 歩さんに伝えてくれたのだと思います。

こうして誕生したのが斉藤 歩名作の一つ、《春のノクターン・菖蒲池の団欒》です。

「英順さんにも、セリフを二言三言しゃべってもらいます。」・・と、言っていた歩さん。

& 写真は2枚とも、蘭越パーム・ホールで合宿稽古中。(2011年)
  パソコンを持って立っているのが、斉藤 歩さん。

台本が出来てくると、セリフは二言三言どころではありません。 こりゃ、大変だ!
地下鉄内で暗記しようとして、降りる駅を通り越したり、
居酒屋のカウンターで、ひとりこっそりブツブツ言いながら暗記をしていると、
となりの席の客に睨まれたり・・・

演出、役者、映画俳優、脚本、作曲・・何でも出来る天才芸術家・・斉藤 歩さん・・・

僕は、この人のことを、《21世紀のチャップリン》と呼んでいます。


PS・・今後の公演スケジュールは、1月1日に投稿したブログでお知らせしています。

& 被災地の子どもたちのために、「じいたん子ども基金」を開設しました。

北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 
口座名 【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

ご支援、よろしくお願い申し上げます。

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プロフィール

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土田英順
つちだ・えいじゅん。日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任し、ボストン響およびボストン・ポップス響でも演奏。現在はソリストとして札幌を拠点に活躍するかたわら、2007年には役者デビュー。国内のみならず「春の夜想曲~菖蒲池の団欒~」では海外公演も果たす。73歳にして初めてパソコンを購入し、ブログの新世界で弓を引く。

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