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アテネの休日(14) <エーゲ海クルーズ>

2011年09月30日

「One Day クルーズ」と呼ばれる、11時間の日帰りクルーズに参加しました。

エーゲ海、サロニコス諸島5島のうち、3島を巡る日帰りクルーズ・・・

コバルト色に輝くエーゲ海・・・
太陽がさんさんと降りそそぐ中、ギリシャで思いっきりバカンスを楽しもうと思ったら、
これが一番よいかも知れません。

朝出航・・・夕食の時間には港に着く日帰りクルーズ・・・

7時15分にバスが迎えに来ました。
車内には、西洋人のカップル8組がいて、他のホテルにも次々回り、
参加者を集めて港に向かいました。

ピレウス港・・・アテネ・エーゲ海の玄関口・・・

港には、まるでタイタニック号のような巨大な客船が2隻停泊していましたが、
日帰りクルーズに使うのは、その半分ぐらいの船で、「ジョーンズ」という名の船でした。

乗客は、400~500人ぐらいでしょうか・・・
美しい朝日をあびながら、船はすべるように出航しました。

なんという気持ちのよさ・・・振り返ると、徐々に遠ざかるピレウスの港・・・

前方には、エーゲ海の島々がうっすらと・・・
その数3,300・・人の住む島は200・・一日がかりで行くのは、たったの3島・・

さぁ、エーゲ海クルーズのはじまりで~す。

つづく。


PS・・東日本大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
9月27日に更新しました。

アテネの休日(13) <忍術使いの爺さん>

2011年09月29日

「リカヴィトスの丘」の頂上で美しい景色に見とれていると、
ゾッとするような、うす気味悪い爺さんがいつの間にか僕の目の前に・・・

しわがれた低い声で、「ポロライド写真どうだい?」

僕は、使い捨ての安物でしたが、カメラは持っていたので断ると、

「Beautiful Picture 、 Beautiful Picture . Ten Minute . Only Five Euro.」

いくらなんでも、一枚700円は高いなぁ~
と思いながら、必死になっている爺さんが気の毒になって来ました。
ま、いいか、いい写真が出来るかも知れない・・・

爺さんは、ボロボロのポロライド・カメラで、
ガチャっと大きな音をたててシャッターを切ると、
ズルズルと写真を引き出して手渡してくれました。

写真は、かすんでいました。

「これじゃ、金は払えないよ。」

「10分待ちなさい。きれいな絵が出るから・・・」

そこで、5ユーロを渡してしまいました。

かすんだ写真をじっと見ていましたが、
5分たっても、10分たっても写真はかすんだまま・・・

うす気味悪い爺さんは?

消えた!!! 爺め!!!「やられたぁ~」

まるで忍術使いのような爺だ・・・

つづく。


PS・・東日本大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
9月27日に更新しました。

アテネの休日(12) <丘の頂上へ>

2011年09月28日

ケーブルカー乗り場の自販機・・・
コインを入れるところを間違えて、乗り場にいた係員の若い女性に怒られてしまいました。

彼女は、ポケットから紙切れを取り出すと丁寧に2~3回折り、
コインが詰まったところに少しずつ差し入れ、3個のコインを取り出してくれました。

「エフファリストー(ありがとう)」

「バラカロー(どういたしまして)」

このケーブルカー、囲いの中を走っていて、
頂上に着くまで外の景色が全く見えず残念でした。

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写真: アクロポリスから見た「リカヴィトスの丘」


頂上に着くと、それはそれは、すばらしい見晴らしでした。
アテネ市内ばかりではなく、ピレウスの港や、美しいエーゲ海を眺める事が出来ます。

アテネで最も高い丘の頂上から眺めるエーゲ海・・・
これぞ正に絶景でした。

美しい景観に目をうばわれていると、
目の前に、うす気味悪いヨボヨボの爺さんが立っていました。

前世紀の遺物のような古ぼけたポロライド・カメラを首にぶら下げて、
しわがれた低い声で何かブツブツ・・・

つづく。


PS・・東日本大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
9月27日に更新しました。

アテネの休日(11) <ケーブルカー乗り場で>

2011年09月26日

「アクロポリス」と共に、アテネのシンボルといわれる「リカヴィトスの丘」・・・

ケーブルカー乗り場でチケットを買おうと自販機にお金を入れましたが、
つかえてしまい、戻って来ません。

売店にいた若い女性に聞くと、
彼女は太いソーセージを包んだホットドッグにカブリついた瞬間でした。

ウグウグ・・・

彼女は返事が出来ず、あわてているので気の毒なことをしてしまいました。

一息ついたところで、

「ケーブルカーのチケットはどこで買うのですか?」

「自販機があるでしょ?」

「コインを入れたけど、つまっちゃってるようなんだよ。」

彼女は、食べかけのホットドッグをテーブルの上の置くと、
おかしいな・・・という顔つきで自販機のところへ・・・

「ここに入れたんだよ。」

コインがつまってしまった個所を指差すと、

「コインはここじゃなくて、こっちですよ。」

怒られてしまいました。

彼女は、ポケットから紙切れを取り出すと・・・

つづく。


PS・・東日本大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
9月24日に更新しました。

アテネの休日(10) <リカヴィトスの丘>

2011年09月25日

アテネで最も高い丘・・・標高273mのリカヴィトスの丘・・・

アテネのヘソ、「シンタグマ広場」の東部にそびえる丘・・・
アクロポリスと並びアテネのシンボルです。

ホテルから「シンタグマ広場」まで地下鉄で行き、
そこからケーブルカー乗り場まで歩くことにしました。

通りの名は調べておいたのですが、ギリシャ語なのでわかりにくく、
ケーブルカー乗り場がなかなか見つかりません。

おまわりさん、通りがかりの人、店の人、ホテルのフロント・・・
何度も何度も尋ねてやっと乗り場にたどり着きました。

乗り場までの坂道の傾斜が急で、とてもきつく心臓はバクバク・・・

勇ましい人はケーブルカーに乗らず、頂上まで歩くというのですから驚きです。

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写真: 「リカヴィトスの丘」の頂上へ向かうケーブルカー乗り場。 


乗り場の改札口の手前に自販機があり、
往復4ユーロ95セント(約700円・2006年)と書いてあるので、
お金を入れましたが、つかえてしまい戻って来ません。

職員は一人もいないので売店で聞くことにしました。

店内には、一人の若い女性がいたので声をかけると、
彼女は、太いソーセージをはさんだホットドッグに大口を開け、カブリついた瞬間でした。

つづく。


PS・・東日本大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
9月24日に更新しました。


アテネの休日(9) <ほてった足>

2011年09月23日

アクロポリスには、アテナ・ニケの神殿・・・
別名 ”翼なき勝利の女神”・・・

戦いで負けないよう、アテネ市民は勝利の女神がどこへも行けないように、
翼を切り落として、祀ったとされる神殿・・・

パルテノン神殿の西側にある、エレクティオン神殿・・・
6人の女性を柱のように使い、その部分は張り出しているのですぐ目につきます。


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写真:エレクティオン神殿。 中央右側に女性像が・・・


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写真: 左端に女性像が・・・


壮大な歴史に圧倒され、古代から現代へ・・・
 
帰りは下り坂で楽なはずですが・・・


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猿のように崖をよじ登ったので、足はほてって棒のよう・・・
トシも考えずに無茶をしたもんです。


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写真: 下から見上げるアクロポリスは、実に壮観・・・


アテネ市街に向かう途中には、パルテノン博物館が・・・

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写真: パルテノン博物館。美しい柱の並び・・・


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写真: 古代博物館は近代的・・・


翌日は、ほてった棒のような足もなんのその、
標高273mもあるアテネで最も高い丘、「リカヴィトス」の丘へ行きました。

その頂上で待ちうけていたものは・・・

つづく。


PS・・東日本大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
9月20日に更新しました。

アテネの休日(8) <アクロポリス遺跡>

2011年09月21日

「アクロポリスの目玉」と言われるのが、「パルテノン神殿」・・・


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写真: 古代アテネの栄光を象徴する、パルテノン神殿。
    この神殿は、高い丘の上にあるので、アテネ市内のいたる所から見えます。
   
  縦70m、横31m、柱の高さ10m・・・
  紀元前438年に完成したそうです。
 
アクロポリスは、アテネ市内にあるので、
地下鉄、路線バス、市内観光バス、タクシーなどで行く事が出来ますが、
僕は、ホテルの近くから地下鉄を利用し、あとは歩いて行きました。

現代から2,500年以上も前の古代へ・・・

アクロポリスの入口は、丘の西側にあり、海抜150m, 市街地からは70mの高さが・・・

この、入口まで行くために、幅3~4mぐらいの道が作られています。

僕は、近道をしようと猿みたいに崖をよじ登り、途中疲れてへたり込んでしまいました。


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写真: へたり込むには、ちょうどよい空き地が・・・
    背後に見えるのは、アテネの街。
    右上端にチラリと見えるのは、リカヴィトスの丘。

猿のような無鉄砲な人が、僕のほかにもたくさんいたらしく、
幅30~40cmぐらいの細い道が出来ていました。


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写真: うしろがアクロポリス。 入口までもうすぐ・・・


休んでは登り、また休んでは登りを繰り返しているうちに、
アクロポリスの入口に到着しました。

(このブログの1部分は、「地球の歩き方、ギリシャとエーゲ海の島々&キプロス、
2005~2006年」から引用しました。)

つづく。


PS・・東日本大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
9月20日に更新しました。

アテネの休日(7) <タコのグリル>

2011年09月19日

ギリシャの人は、タコをよく食べるようです。

アテネ市内のタベルナでタベル「タコのグリル」・・・

外側はカリカリ・・・
中はモチモチとした食感・・・白ワインによく合いイケル料理でした。

エーゲ海の島の岸壁には、5~6mぐらいの間隔で2本の柱が・・・

柱に太いヒモを張り、開いた大ダコが吊るしてありました。
タコを凧のように高い所で日光にあて、風にさらしてから料理するのですね。

ボーイさんに日本語を教えながら、「タコのグリル」に舌鼓をうっていると、

「ミスター、こっちに来ないかい?」

隣のテーブルにいた、西洋人の3人家族のお父さんらしい人からお誘いが・・・

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娘さんが、「日本人?」

「そうだよ。」

「あなた一人?」

「そうだよ。」

「どこから?」

「札幌からだよ。」

「私、3ヶ月だけだけど、神戸にいた事があるのよ。なつかしいわ。」

彼等は、カナダからの旅行者で、日本に滞在していた時の話に花が咲きました。

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次の日は同じ店で、オーストラリア・ブリスベンからの若者3人と・・・


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その次の日も、やはり同じ店でオーストラリア・シドニーからのオジサン・オバサンと・・・

いっときの愉快な仲間たち・・イケル料理・・芳醇なワイン・・旅は楽し・・

つづく。

PS・・東日本大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
9月13日に更新しました。

アテネの休日(6) <アルコール依存症?>

2011年09月18日

日本語を教えてくれ・・・

「タベルナ」の中年のボーイさんは、奥に行って手帳を取って来ると、

「ミスター、Long は何と言うんだい?」

「長い・・だよ。」

「ナ・ガ・イ・・」と言いながら、手帳に書きとめています。おそらくローマ字でしょう。

「じゃぁ、Short は?」

「短い・・だよ」・・・


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写真: 右後方、茶のスーツを着ているのが、仲良しになったボーイさん。


道路のむかい側に大きな植木鉢があり、茂った木が・・・
その茂みの中に白い器が隠してありました。

中には、多分アルコール飲料が・・・

このボーイさん、時々人目を盗むようにして、そこへ飲みに行くのです。

グイッ、と飲んで白い器を茂みに隠し、すぐもどって来ます。

そして、日本語のレッスンは続きます。

「Heavy は?」

「Light は?」

つづく。

PS・・東日本大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
9月13日に更新しました。

アテネの休日(5) <Don't eat>

2011年09月16日

「プラカ」という店名の「タベルナ」・・・

「タベルナ」初体験・・・

オーダーした料理は、「ギリシャ風サラダ」と「豚肉の串焼き」・・・
その店に、日本語のメニューがあったのは大助かりでした。

「ギリシャ風サラダ」は、とまと、ピーマン、玉ねぎ、種が入ったままのオリーブの実・・・
その上に、厚さ5ミリぐらい、10センチぐらいの正方形のチーズが乗せてありました。

ボーイさんに聞いてみると、それは山羊の乳で作ったチーズで、
酸味がありましたが、生野菜とよく合い、とてもおいしい料理でした。

「豚肉の串焼き」は、焼いたあと串は抜いてあり、塩味で「Very good 」・・・
付け合せは、ポテト・フライとライス・・・
ポテト・フライは、日本で食べるのと同じ味・・・
ライスは、細長いパサパサした米で「No good ] でした。


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中年のボーイさんに、「タベルナ」は、

日本では、「Don 't eat 」という意味なんだよ・・・と言うと、

「それは面白い。」と、大笑いしていました。

「ミスター、オレ手帳を取ってくるから、日本語を教えてくれよ。」

勤務中の中年のボーイさんと、すっかり仲良しになってしまいました。

つづく。

PS・・東日本大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
9月13日に更新しました。

アテネの休日(4) <タベルナ>

2011年09月15日

旅の楽しみの一つは、未知の土地で、その土地の料理に舌鼓を打つこと・・・

ギリシャでは、気軽なレストランのことを「タベルナ」と言います。

「居酒屋風レストラン」「気楽なカフェ」といった感じでしょうか・・・

気楽なレストランには、「TAVERN」の看板が掲げてあり、すぐわかります。
「タベルナ」で、みんなワインを飲み、モリモリ食べているのです。

飲食店が数10件ある賑やかな場所は、
国会議事堂や、アテネのヘソと呼ばれる「シンタグマ広場」の近くにあり、
そこへ行くには、細く入りくんだ道を通って行かなければなりません。

最初は、その賑やかな場所がわからず、
国会議事堂の正門の横にある警察官の詰め所に行って教えてもらいました。

目指した店は、「ヴァレンティノ」いう「タベルナ」でした。
ガイド・ブックで調べて、よさそうだったからです。

行ってみると、そこは宝石屋さんでした。

キョロキョロしていると、

「日本語のメニューがあるよ。」

店のオッサンが、僕に向かって大きな声を張り上げ呼び込みを・・・

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写真右: アコーディオンを弾く、流しのおじさん。


その店は「プラカ」という店で、道路に張り出したテーブルに着き、

ビールに赤ワイン・・・

「ギリシャ風サラダ」と「豚肉の串焼き」をオーダーしました。

さて、その味は?

つづく。

PS・・東日本大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
9月13日に更新しました。

アテネの休日(3) <アテネに到着>

2011年09月14日

2,006年4月5日・・・

成田発12:05、ミュンヘン行。
ルフトハンザと全日空の共同運航便(コード・シェア便)。

搭乗口には、LHとNH2社の表示がありました。
LHは、ルフトハンザ・・・NHは、全日空のことです。

全日空はANAの通称で知られていますが、2文字で表示される場合、NHになります。

これは、全日空の前身「日本ヘリコプター」の頭文字をとって名付けられたものだそうです。

機内で飲んだビールは、「ヴァルシュタイナー」というドイツのビールで、
とてもおいしかったのですが、330mlの小さなボトルなので、ドイツ人の客室乗務員に、

「このビールは、とてもおいしいんだけど、ボトルが小さいね。」

「もっと欲しいんでしょ?」

僕の心の中を察して、笑いながらもう一本持って来てくれました。

ミュンヘン着:17:30。(日本時間0:30) 

成田→ミュンヘン飛行時間、12時間25分。

アテネまでの乗り継ぎ待ち時間、1時間50分。

ミュンヘン発:19:20、アテネ着:22:45。

成田空港を出発し、アテネ空港到着まで16時間40分。

はじめてのギリシャ・アテネ・・・

さぁ~明日から遊びまくるぞぉ~

つづく。

PS・・東日本大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
9月13日に更新しました。

アテネの休日(2) <搭乗券とホテルのクーポン券>

2011年09月12日

ギリシャ・アテネ空港へは、日本からの直行便はありません。

行きは、新千歳空港→成田空港→ミュンヘン空港・・・そして、アテネ空港へ・・・

新千歳空港の搭乗口・・・
X線セキュリティ-検査を受ける場所で、スーツ・ケースを機械に乗せ、
言われるままに搭乗券を中年の女性係員に渡しました。

「お客さん、搭乗券ですよ!」

「えっ?」

「搭乗券!搭乗券!」

「今、渡したじゃないか。」

「これ、ホテルのクーポン券ですよ。」

「えっ!」

そのクーポン券は、搭乗券と同じ大きさで、色まで同じなのです。

係員は不機嫌でしたが、振り向くと後の人は何も言わずニヤニヤしていました。
そそっかしいオッサンだなぁ・・・内心あきれていたのかも知れません。

新千歳から成田までの機種は、CRJという50人乗りの小型機で、
IBEXと全日空のコード・シェア便でした。

飛行時間がかかり、揺れるかな・・・と不安でしたが、
上空へ行き、機長さんのアナウンスを聞くと、高度1万m、時速884kmで飛行中・・・
とのことで、これなら大型機と変わりません。

天候に恵まれ、大した揺れもなく無事成田空港に到着しました。

つづく。

PS・・東日本大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
9月4日に更新しました。


アテネの休日 (1) <ギリシャへの旅>

2011年09月11日

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ギリシャの古代遺跡・アクロポリス・・・”高い丘の上の都市”という意味だそうです。

上の写真は、そこにある神殿、アテネの守護神「アテナ」を祀った「パルテノン神殿」。


道新ブログ愛読者の皆さん ”カリメーラ”(ギリシャ語でこんにちは)

今回からは、アテネ旅行のお話です。

美しいエーゲ海と島々・・・その数3,300・・・


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写真: エーゲ海に浮かぶ美しい島、イドラ島。


ギリシャには、16件(18箇所)もの世界遺産があります。

わずか8日間の滞在では、歴史の壮大さは、ほんの一部しか味わう事が出来ませんでしたが、
感動、驚き、料理、人の温かさ、そして失望、落胆も・・・
ありったけの体験を、お伝えしましょう。

国名:ギリシア(ギリシャは日本語)、英語ではグリース・・・

国土面積:日本の3分の1・・・北海道と九州を足したぐらい・・・

位置:ヨーロッパ東南部、バルカン半島の南端・・・
   東はエーゲ海をはさんでトルコと陸続きの部分もあります。
   西は、イオニア海をはさんで、イタリア、
   北は、アルバニア、マケドニア、ブルガリアとの国境・・・

気候:温暖な地中海性気候・・・ 年間、約300日が晴天・・・
   4月5日~13日までの滞在中、1日の平均気温22~23度・・・
   冬でも9~11度ぐらいだそうです。

人口:約1、100万人。
   
首都:アテネ。

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写真: アテネの街で。うしろにアクロポリスがチラリと見えます。

さぁ、「アテネの休日」の始まりです。

つづく。

東日本大震災チャリテイ・チェロ・コンサート関連につきましては、
9月4日に更新しました。 

ニューヨーク・一人旅 (56・最終回) <さようなら・NY>

2011年09月10日

深夜の静寂の中・・・

明かりを消した部屋に差し込む一筋の月の光・・・

ロマンティックな雰囲気の中、ピアノと向き合うピアニスト・・・

流れる音楽は・・・

そうです。ベートーベンの「月光の曲」です。

ケネディ空港に向かう車内で、
ヴェネゼラから来た陽気なオッサンが、「運命交響曲」の次にかけたのは、この曲です。

静寂の中からではなく、喧騒の車内から流れ出る美しい音楽・・・
今度は、指揮はしないだろうと思いました。

いやにおとなしいので、そっと彼の顔を覗くと、
うっとりと陶酔しちゃって、うす目を開いて運転しているのです。
スピードは変わらず80マイル(128km)・・・

「飲酒運転」「片手運転」「居眠り運転」など、危険な運転はいろいろありますが、
「うす目運転」というのは聞いた事がありません。

ブロード・ウェイのホテル「AMERITANIA」からケネディ空港へ・・・
ハラハラ・ドキドキもありましたが、
底抜けに明るい、お人よしの陽気なドライバーとの出会いは、
「ニューヨーク・一人旅」の楽しい思い出の一つになりました。

旅は楽しいもの・・・楽しくない事が起きるのも旅・・・

心には、しまいきれないほどの、たくさんの思い出を収め、
陽気なオッサンと別れた2時間後、成田空港行きの機中の人となりました。

おわり。

次回からは、ギリシャの旅の思い出、「アテネの休日」をお伝えします。

PS・・東日本大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
9月4日に更新しました。

ニューヨーク・一人旅(55) <陽気なドライバー Ⅳ>

2011年09月09日

”ダダダダ~ン ♪♪♪ ダダダダ~ン ♪♪♪ ”

ヴェネゼラから来た陽気なドライバーが車内でかけたのは、
なんとベートーベンの「運命交響曲」でした。

ヴェネゼラから、ニューヨークへ渡って来た人がまさかのベートーベン!!
これにはビックリしました。

曲が進むにつれて、興奮して来たらしく、
右手をハンドルからはなし、音楽に合わせて指揮を始めました。

車を運転しながら、彼の目の前には、大オーケストラがあるのでしょう。
ハンドルは左手だけ・・・
僕は、だんだん怖くなって来ました。

中腰になって、後部座席からスピード・メーターを覗くと、
80マイル(128km)で走っています。
そっとシートベルトを締めました。

幸い、第1楽章が終わるとテープを止めました。

スリルとサスペンスは10分ぐらいで終わりました・・・と、思いきや、

「ミスター、もう1曲かけてもいいかい?」

そう言いながら、テープのスタート・ボタンを押しています。
はじめから、僕の返事など聞く気はないのです。

次に流れて来た音楽は、これまたなんと・・・

つづく。

PS・・東日本大震災チャリテイ・チェロ・コンサート関連につきましては、
9月4日に更新しました。

ニューヨーク・一人旅(54) <陽気なドライバー Ⅲ> 

2011年09月08日

「どうしてお前はそんなに若いんだ?」

陽気なドライバーの、この質問には答えようがないので、ただヘラヘラ笑っていると、

「お前、何食ってんだ? 寿司と野菜ばっかり食ってんのか?」

「もちろん寿司も野菜も、食べるよ。肉も魚もね・・・米、パン、豆・・・
日本には、世界中の料理があるのさ。 ビールもワインも酒も、毎日飲んでるよ。」

彼は、わからん、わからんと言う風に首を左右に振っています。

陽気なドライバーは一息つくと、

「仕事は何やってんだ?」

「僕は音楽家なんだよ。」

「作曲やってんのか?」

「いや、僕はチェリストなんだよ。」

「そうか・・オレも音楽は好きなんだ。テープをかけてもいいかい?」

「いいよ。」

なにをかけるのかな・・・
ヴェネゼラの民謡か、南米のダンス音楽のようなものかな・・・
と思いきや、意外や意外・・・
耳に飛び込んできた音楽はなんと・・・

つづく。

PS・・東日本大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
9月4日に更新しました。

ニューヨーク・一人旅(53) <陽気なドライバー Ⅱ>

2011年09月07日

ケネディ空港に向かう「白タク」の車内・・・

ヴェネゼラからニューヨークへやって来たという運転手は、底抜けに明るい人でした。

「お前どっから来たんだ?」

「日本からだよ。」

「結婚してんのか?」

「してるよ。」

「子供は?」

「娘が二人いるよ。」

「お前、何才だ?」

「66才だよ。(2003年時)」

陽気なドライバーは、バック・ミラーで僕をシゲシゲ眺め、
盛んに首を振ったり、かしげたりしています。

「お前のオヤジのトシを聞いてんじゃないよ。お前のトシを聞いてんだ。」

「だから66才だよ。1937年生まれだ。」

「????」

外国人から見ると、日本人は若く見えるのですね。

少し間があって、

「どうしてお前はそんなに若いんだ?」

答えようがないので、ただヘラヘラ笑っていると・・・

つづく。

PS・・東日本大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
9月4日に更新しました。

ニューヨーク・一人旅(52) <陽気なドライバー>

2011年09月06日

宿泊していたブロード・ウェイのホテルから、ケネディ空港まで・・・

タクシーはフロントで呼んでもらい、一律料金45ドルをフロントに支払い
お迎えの車に乗って見ると料金のメーターは車内になく、おまけに白ナンバー・・・

こりゃ、白タクだ・・・

支払った45ドルのレシートはもらってあるので、大丈夫だろう・・・

しかし、ブロード・ウェイのホテルが何故こんな事を・・・

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写真: 宿泊していたホテル「AMERITANIA」 ブロード・ウェイ西54丁目。
    隣は、ショー劇場。
    向こう側に、毎日食事に利用した「ブロード・ウェイ・カフェ」が見えます。


運転手は、40才代の陽気な、人がよさそうなオッサンでした。
この陽気さは、ラテン系の人で、スペインかポルトガルあたりからの移民かな・・・

聞いて見ると、南米のヴェネゼラからニューヨークへ来たのだそうです。

「ヴェネゼラは貧乏で、メシが食えんよ。」

ビックリするほど下手な英語で、
僕のひどい英語と下手同志で、かえって話が通じるから面白いですね。

う~ん、読めて来たぞ・・・

ニューヨークで、タクシー会社に採用されるには、
市内の地理と、英語のテストを受けなければならないそうです。
彼の英語では、採用されないのでしょう。

ホテルから、お客さんを回してもらい、
ホテル、モグリの運転手、双方が潤うようになっているのでしょう。

「お前、どっから来たんだ?」

「日本からだよ。」

つづく。

PS・・東日本大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
9月4日に更新しました。

ニューヨーク・一人旅(51) <帰国の日>

2011年09月05日

33年ぶりに訪れたニューヨーク・・・

「さよなら」をする日が来ました。

ケネディ空港までのタクシーは、黄色のタクシー、「イエロー・キャブ」が、
街中にたくさん流しているので、それを利用してもよいのですが、
ホテルで呼んでもらうと、空港まで「一律45ドル(¥5,400 2003年当時)」
と、フロントの女性が教えてくれたので、呼んでもらう事にしました。

日本から到着時、ケネディ空港からマンハッタンまでは、「一律35ドル」・・・
帰りは45ドル・・・

10ドルはホテルの手数料なのでしょうか・・・
料金トラブルが起きるよりは、10ドル高くてもその方がよいと思いました。

ロビーのソファで待っているとボーイが、
「ミスター、タクシーが来たよ。」

大きなスーツ・ケースをタクシーまで運んでくれたので、
1ドルチップをあげ、タクシーに乗ろうとすると、
その車は白ナンバーではありませんか・・・

車内には、料金のメーターもありません。
白タクだ・・・大丈夫か・・・

つづく。

PS・・東日本大震災チャリテイ・チェロ・コンサート関連につきましては、
9月4日に更新しました。

ニューヨーク・一人旅(50) <中華レストラン>

2011年09月03日

カーネギー・ホールのななめ向かいにある、中国人だけの中華レストラン・・・

10日間の滞在中、3回食事に行きました。
3回目は顔見知りになっていたので、若いウエイトレスが歓迎してくれました。

「今日は、どこへ行ったの?」

「ミュージカルを観に行って来たよ。」

「へぇ 何を観たの?」

「アイーダだよ。」

「どうだった?」

「難しくて、よくわからなかったよ。」

「あら、それはお気の毒・・・ところで、何を食べるの?」

「えびチャーハンと野菜スープ、飲み物はビールと日本酒。」

中国のビールは、おいしかったのですが、はじめて飲んだ日本酒は最悪!!!
すっぱくて、くさりかけていたのかも知れません。
えびチャーハンはすごいボリュームで、半分ぐらいしか食べられませんでした。

彼女は、残ったチャーハンを指差して、

「Finish ?」

「yes.」

「じゃぁ、Take Out (持ち帰り)にしてあげるから、明日の朝にでも食べてね。」

残ったえびチャーハンをプラスティックの器に入れ、スプーンもつけてくれました。、
日本の店では、食べ残したものはゴミ箱行きです。
持ち帰りを頼んでも、断られることが多いです。食中毒を恐れるからでしょうか・・・

「明日は、どこへ行くの?」

「日本へ帰るんだよ。」

「あらぁ、じゃぁお別れね。よい旅をね。」

かわいらしい、感じのよい中国人ウエイトレスでした。

つづく。

PS・・東日本大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
9月2日に更新しました。

ニューヨーク・一人旅(49) <食べる>

2011年09月01日

10間滞在したニューヨーク・・・

ホテル真向かいの韓国人だけの店、「54 BROAD WAY CAFE」には毎日行きました。

店内で食べる「STAY」・・・

ホテルに持ち帰って食べる「TAKE OUT」・・・

店の右角は花屋さん・・・

0055.jpg

写真: わかりにくいですが、
「150以上の席」「GRILLED」 「 DELI 」 「 JUICE」 「 BAR」 「 HOT FOOD」
と書かれています。

「DELI 」とは、「Delicatessen」の略で、
調製食品・・・
料理済みの肉、燻製魚、腸詰、サラダ、缶詰などの食料品店のことです。

0113.jpg

写真: 後方の棚の上に、食器が置いてあり、
    その下には温めたおいしい料理がズラリ・・・
    安くてうまい・・・

寿司が置いてあることもあり、
滞在中、食事で困ったことは一度もありませんでした。

つづく。

PS・・東日本大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
8月31日に更新しました。

プロフィール

プロフィール

土田英順
つちだ・えいじゅん。日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任し、ボストン響およびボストン・ポップス響でも演奏。現在はソリストとして札幌を拠点に活躍するかたわら、2007年には役者デビュー。国内のみならず「春の夜想曲~菖蒲池の団欒~」では海外公演も果たす。73歳にして初めてパソコンを購入し、ブログの新世界で弓を引く。

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