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トルコ・一人旅(42)、<さようなら、カッパドキア>

2011年04月30日

カッパドキアの観光は、深く心に残る思い出となりました。

地下都市・・岩を堀り削って造った教会・・その中にキリスト教徒が描いたフレスコ画・・

きのこのような形をした岩・・

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写真:僕のうしろにあるのが、きのこの形をした大きな岩。


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写真:親しくなったフランス人家族と・・


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写真:ツアーの途中、ワインがタダで飲める店に立ち寄りました。
小さなグラスでしたが何杯飲んでもタダ・・トルコ・ワインの宣伝のためなのでしょうか・・


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写真:シルク・ロードの途中にある、休憩所のような所。


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写真:バルーン(気球)に乗った証明書。


カッパドキアからカイセリ空港までは、車で2時間ぐらいでしたでしょうか・・・
車中、頭の中は2日間の思い出で一杯でした。

暑い夕暮れ、カイセリ空港に到着。

まずはビールを・・・
ところが、カイセリ空港ではアルコール類は一切販売していません。

なんとなさけない事か・・・

水とパンを買い、夕食はイスタンブールのホテルの部屋ですることにしました。

イスタンブール空港到着。

ツアー会社との契約では、ホテルまでの迎えの車が来ることになっています。
でも、僕はあてにしていませんでした。
ウソツキ・インチキが多いトルコ・・

案の定、迎えは来ておらず、あのインチキ・シャトルバスの嫌な野郎がまたもや・・・
もちろん無視してタクシーでホテルへ向かいました。

パスポートを忘れて空港とホテルを往復した時も、
この時も感じのよいドライバーで、料金も前回利用した時と同じ・・・
ガイド・ブックを読んで、タクシーに不信感を持ったのは間違いだったのかも知れません。

つづく。


PS・・大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
4月29日に更新しました。

トルコ・一人旅(41)、<安着祝い>

2011年04月27日

無事着地・・・
地上では、職員10人ぐらいが待ち受けていて、
乗客1人ひとりに、気球に乗った証明書をくれました。

そして、その場で、安着祝いにシャンパンで乾杯を・・・

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そのあと、気球をたたんで収納した籠の中に、乗客が職員にかつがれ、
次々に放り込まれました。安着を祝う手荒い儀式でした。

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「ミスター、一度も下を見なかっただろ?」
操縦したお兄さんが、いたずらっぽく笑いながら言いました。

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写真:僕が持っているのが、気球に乗った証明書。

バレていたか・・・上空1,000mの気球から下を見るなんて・・・
怖かったんだからしょうがない・・・

僕は、苦笑するしかありませんでした。

その日、気球は10個ぐらい飛んでいましたが、
上空で自分が乗った気球から見る、他の気球はとても美しいものでした。

壮観だったのは、上空から見る日の出です。
山の彼方から真っ赤な太陽が少しずつ顔を見せる夜明けの情景・・・
そして太陽が目の前に・・・

この時ばかりは、高所にいる恐怖を忘れてしまうほどでした。

でも、二度と気球に乗ることはないでしょう。

今後、こんな恐ろしい体験は、まず、ありますまい・・・

つづく。


PS・・東日本大震災・チャリティ・コンサート関連のご報告は、
4月27日に更新しました。
今後共、ご支援よろしくお願い申し上げます。

トルコ・一人旅(40)、<眼下に見る日の出>

2011年04月24日

地上1,000mの気球の中・・・

中国からの若い観光客11人は、みんなキャーキャー言って楽しんでいました。
中国語でキャーキャー・・うるさいなぁ~・・

高度1,000mの上空の籠から身を乗り出して写真を撮っている・・・
怖くないんだろうか・・・

やがて山の彼方から太陽が昇り始めました。
カッパドキアの日の出です・・・
この時だけは美しさと雄大さに感動し、恐怖心はなくなりました。

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写真:気球を操縦するお兄さんと・・地上1,000mの気球の中で・・


1時間15分の空の旅のほとんどは、おびえているばかり・・・
恐ろしい旅が終わりに近づくと、気球は少しづつ下降を始めました。
硬直した身体の力が抜け、開放されていくように感じました。

どこに降りるんだろう・・・
気球は気の向くまま、風の向くまま・・・

着地近くなると、操縦士が地上職員と無線で連絡をとっていました。
着地場所がどのあたりになるのか、知らせているのでしょう。
チラリ下を見ると、気球を追うように、車が数台走っているのが見えました。

着地場所は出発地点とは、全くはなれた、麦畑を刈り取ったあとの広々とした所でした。

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つづく。


PS・・東日本大震災のチャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
4月23日(土)に更新しました。

今後も、随時ご報告して参ります。
ご支援、よろしくお願い申し上げます。

トルコ・一人旅(39)、<上空へ>

2011年04月18日

カッパドキアの気球・・・高い所は怖そう・・・

貧血でも起こしたら・・・いやいや、ここまで来たら止めるわけにはいきません。

覚悟を決めなきゃ・・・

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日の出前の薄暗い中、気球はフワリフワリと上空へ向かって上り始めました。

始めのうちは、見送ってくれる職員たちに手を振ったりしていましたが、
高度が上がるにつれて、それどころではなくなってきました。

思っていた通り怖い・・恐ろしい・・

籠を吊っているワイヤーの止めがねが、はずれたら・・・

突風で籠がひっくり返ったら・・・

籠の底が抜けちゃったら・・・

そんなことが頭に浮かんで来るのです。

緊張のためか、手のひらや足の裏から汗がジワジワと・・わきの下からも冷たいものが・・

恐怖から逃れるため両足をふんばり、つかまれるところにしっかりつかまり、
気を紛らわすため、心の中で歌を歌うことにしました。
もちろん葬送行進曲ではなく、ヨハン・シュトラウスの楽しいワルツやポルカです。

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上空1,000mのところで、ウインナ・ワルツ・・・

オレは一体何のために気球に乗ったんだ・・・

つづく。


PS・・大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
3月24日投稿の特別プログラム・・”東日本大震災”・・(2)でお伝えしています。

トルコ・一人旅(38)、<気球>

2011年04月13日

高度1,000m・・・高所恐怖症の僕には怖い怖い気球・・・

「it-is-four-thirty」・・早朝、ホテルの支配人が電話で起こしてくれました。
迎えの車は、約束通り5時5分前に来ました。

車で10分ぐらい行くと気球を上げる会社があり、僕はそこへ1番乗りに・・・

少しすると、中国人の団体が11人でドヤドヤと・・・
僕と、その11人が同じ気球に乗るようです。

まだ夜明け前・・・
会社から、さらに10分ぐらい行くと、平原に気球を飛ばす準備がしてありました。

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大きな大きな風船・・・お化け風船・・・
風船には、8本の太いワイヤーがついていて、そのワイヤーを長方形の籠にくくりつけます。

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長方形の籠は3つに分かれ、それぞれが正方形の籠で、
その中央の籠に大きなプロパン・ガスのボンベが備え付けてあり、
それで火を焚き、熱い空気を気球の中に送り込んで気球を膨らませ、
上空へフワリフワリと上がって行くのです。

中央の籠にプロパン・ガス・ボンベと操縦士・・・
その両サイドの籠にはツアー客・・・

高い所は怖いので、貧血でも起こして籠の中でぶっ倒れたらどうしよう・・・

つづく。


PS・・大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
3月24日投稿の特別プログラム・・”東日本大震災”・・(2)で、お伝えしています。

トルコ・一人旅(37)、<ナイトクラブ2>

2011年04月10日

カッパドキアのナイトクラブ・・・

ショーの中の音楽は、クラリネット、ギター、打楽器、3人の演奏で、
サービス精神旺盛、スタンド・プレイありの熱演でした。

技術的には、イマイチの演奏でしたが、彼等はとにかく一生懸命・・・
お客を楽しませようという気持ちが伝わって来て、応援したい気分になりました。

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写真:わかりにくいですが、3人は左奥で演奏していました。

ショーの途中、全員庭に出るようにと・・・
庭では火がガンガン焚かれていて、その回りで踊る遊びです。

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みんな酔っ払っているので、誰もが長年の友のようでした。

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屋内に戻ると天井が開き、
そこから大きな駕籠がスルスルと降りて来て、なかには美女が入っていました。

その美女のすばらしい踊りが、ショーのトリとなりました。

翌日は、世界的に有名なカッパドキアの気球・・・
日の出前に高度1、000mまで行き、そこで日の出を拝むのだそうです。
高所恐怖症の僕は、とんでもないツアーを申し込んでしまいました。

つづく。


PS・・大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
3月24日投稿の特別プログラム・・”東日本大震災”・・(2)で、お伝えしています。

トルコ・一人旅(36)、<ナイトクラブ>

2011年04月08日

カッパドキア観光・・・

日中は岩山を掘ったり削ったりして作った教会や、地下都市などを観光し、
日暮にいったんホテルにもどり、21:00からナイトクラブへ行きました。

食べ放題・飲み放題で、ショーを2時間半楽しんで、¥8,900です。

カッパドキアのナイトクラブ・・・
どんなショーをやるのかな?

強行なスケジュールで疲れていましたが、苦労をしてやっとここまで来たのに、
ホテルで寝ている気分にはなれません。

21:00に迎えが来て行ってみると、ナイト・クラブには誰も来ていません。
しらけた雰囲気です。

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写真:・・ありゃ、誰もいない・・食物も酒もない・・置いてあるのはお皿だけ・・

実は、ショーの最初の20分間は、飲食が禁止なのです。
トルコはイスラムの国・・・そのためなのでしょうか・・・

やがて、トルコ美人が現れ、
ビールでも、ワインでもどうぞ・・・と、なりガンガン注文しました。

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写真:・・両手に花。

ターキッシュ・ビラ(トルコ・ビール)、
エフェス・ピルセンは、おいしいはずなのに、なんとまずいこと・・・
別のメーカーなのでしょう・・・

おいしいはずのトルコ・ワイン・・・これまたNo-Good・・・

料理は、冷蔵庫の残り物みたいな冷たいヤツばっかり・・・

世界3大料理国の一つと言われているトルコ・・・

あぁ~、これじゃぁ情けない・・・

つづく。

PS・・大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
3月24日投稿の特別プログラム、”東日本大震災”(2)で、お伝えしています。

トルコ・一人旅(35)、<地下都市>

2011年04月06日

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カッパドキア・・・緑もチラホラありますが、ほとんどが岩・・・

トルコ人のガイド、アリさんは、次に「地下都市」に案内してくれました。

なんでも揃っている地中の町・・・キリスト教徒達の隠れ家・・・
現在、発掘されていない場所を含めると、カッパドキアには35ヶ所もあるそうです。

その中で、デリンクュ地下都市・・・
岩を掘って地中に人が住む・・・、まるで「モグラ」のように・・・
地下20階という驚くべき深さで、現在はそのうち地下7階までが公開されています。

こうした地下都市は、この地に住むキリスト教徒たちが、
侵入して来るアラブ系民族の脅威から逃れるために作ったのだそうです。

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内部は迷路のようでした。
腰をかがめないと通れない所・・・
地下に降りる時はよいのですが、腰をかがめた状態で戻るのは大変です。

そして、要所に置いてある円形の巨大な石・・・
これは、敵が侵入して来た時に、通路をふさぐための物なのだそうです。

地中深くに炊事場、貯蔵庫、洗濯場、避難用のトンネルなど驚きです。

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写真:この部屋は、なんだと思いますか?

ダイニング・ルームで、左はテーブルです。


広いスペースの所もあり、そこには何本かの岩の支柱があり、
それで地下都市を支えているのでしょう・・・

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「デリンクュ」とは「深い井戸」という意味だそうです。

つづく。

PS・大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
3月24日投稿の特別プログラム・・”東日本大震災”・・(2)で、お伝えしています。

トルコ・一人旅(34)、<ツアーは楽し!>

2011年04月04日

カッパドキア観光・・・

トルコ人のガイド、アリさんは次々と岩場を案内し、
わかりやすい英語で説明してくれました。

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4世紀頃から、キリスト教の修道士が岩を掘って住み始め、
アラブ民族などの外敵から身を守りながら信仰を守ったのだそうです。

彼等は、洞窟の中の天井や壁に絵を描きました。

岩を削った洞窟の中・・・「暗闇の教会」・・・
光があまり差し込まないため、フレスコ画が良好な状態で残っているのだそうです。

それはそれは、見事なフレスコ画で、ただただ驚異としか言いようがありません。

標高1,000mを越える高原の岩山での信仰生活・・・

岩を堀り、削り、人が住む・・洞窟の中の壁や天井に絵を・・・

信じられないようなことですが、真実なのです。

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ツアー初日のランチは、レストランでバイキングでした。

早朝4時に起き、何も食べずにハラペコの状態でカッパドキアに・・・

朝の食事は、カッパドキアのホテルで簡単なもの・・・

ここでは豪華なトルコ料理を皿に取り、
ターキッシュ・ビラ(トルコ・ビール)で一杯やっていると、
韓国からの若い女性観光客3人が、僕の隣と向かいの席に・・・
片言の英語での会話も楽しいものでした。

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昼食後もアリさんは、いろいろな所へ案内してくれました。


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写真:右がトルコ人のガイド、アリさん。中央は韓国のお嬢さん。

ここは、映画「スター・ウォーズ」を撮影した所だそうです。

つづく。

PS・・大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
3月24日投稿の特別プログラム・・”東日本大震災”・・(2)でお伝えしています。

トルコ・一人旅(33)、<さぁ、観光だ!>

2011年04月02日

カッパドキアの大奇岩地帯・・・

奇妙キテレツな岩もある不思議な世界・・・

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この地層は、数億年前の噴火によって造られたものだそうです。
火山灰と溶岩が積み重なり、風雨に打たれて侵食が進み、
硬い部分だけが残されて、不思議な形の岩になったという事です。

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パン、目玉焼き、サラダにコーヒー・・・
大急ぎで朝食を済ませ、20~30分遅れてツアーの集合場所に行くと、
10人ぐらいのツアー客が、僕を待っていてくれました。

さぁ、カッパドキア観光の始まりです。

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大ざっぱに言って、東西南北100kmぐらいの正方形の形をしたカッパドキア・・・
かなり広大なエリアです。

まずは、巨大な岩をくり抜いて造ったビザンチン教会。

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4世紀頃、キリスト教徒は迫害を受けながら、
岩をくり抜き、教会や修道院を造って信仰を守ったのだそうです。

トルコ人のガイド、アリさんの説明は、
ゆっくり、はっきりした英語でわかりやすく、好感の持てる青年でした。


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写真:右がアリさん。

暑い8月のトルコ・カッパドキア・・・

「早く、冷たいビールを飲ませろ!」

僕が、何度も言うので、

アリさんは、僕のことを、「Mr・Cold・Beer」と、呼ぶようになりました。

つづく。


PS・・大震災チャリティ・チェロ・コンサート関連につきましては、
3月24日投稿の特別プログラム・・”東日本大震災”・・(2)で、お伝えしています。

プロフィール

プロフィール

土田英順
つちだ・えいじゅん。日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任し、ボストン響およびボストン・ポップス響でも演奏。現在はソリストとして札幌を拠点に活躍するかたわら、2007年には役者デビュー。国内のみならず「春の夜想曲~菖蒲池の団欒~」では海外公演も果たす。73歳にして初めてパソコンを購入し、ブログの新世界で弓を引く。

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