<曾孫弟子>

2019年05月04日

富良野のお話がちょいと脱線気味ですが。

脱線ついでにもうちょっと。

昨日のブログにご登場願った 「ソニー音楽財団 理事長」 の加藤優さんは、小生の弟子だった細川幸子さんの門下生です。 その加藤さんに昨年5月にお会いした時、斎藤秀雄先生に師事されたことはありますか・・ と、聞かれました。

チェロのレッスンを受けたことはありませんが、室内楽とオーケストラの指導は受けました・・ と答えると、 「それじゃ私は斎藤先生の曾孫弟子ですね。」 と、嬉しそうにおっしゃいました。

この加藤優という御仁、今の役職に就く前は、ソニーの社長だった人。 相当偉い人なのではないか、と思うのですが、ちっとも偉そうに見えません。 本当に偉い人って偉そうにしていないものですね。

その加藤さん、チェロを弾いていらっしゃるのですから、ケースに入ったチェロを抱えて歩くのは慣れたもの。

小田急線新百合ヶ丘駅構内

DSCN2091.JPG昨年5月17日は、東京で397回目の東日本大震災復興支援チャリティコンサートが行われた日。

川崎市の小田急線新百合ヶ丘駅前のホテルから、コンサート会場の世田谷区のスタジオメイズに電車で移動する時も、21日、神奈川県茅ヶ崎市の 「平和教会」 で行われた<402>の終演後、東海道本線で辻堂駅から東京駅への移動時も、東京駅構内の人混みの中でも、小生は安心して彼にチェロを預けることができました。

この写真も新百合ヶ丘駅構内

DSCN2090.JPG

スタッフと電車を待つ加藤さん 中央は師匠の細川幸子さん

DSCN2092,.JPG

上りの階段もなんのその 井の頭線 東松原駅

DSCN2095,.JPG肩からチェロを吊るためのベルトは、右肩でも左肩でも吊れるように簡単に付け替えられますが、簡単なだけにベルトは外れてしまうことがあるのです。

そうなったら一大事!

本当は誰にでも持ってほしいけど、それができないのはベルトが外れてチェロが下に落ち、破損したらコンサートはオジャンになるし、修理に日数がかかれば次のコンサートもその次のコンサートもできなくなってしまいます。

それだけではありません。 傷ついた楽器は、どんなにうまく修理ができても、高価な楽器であるほど価値が下がってしまいます。

ヴァイオリン弾きもチェロ弾きも、やせ我慢してでも自分で持つのはそのためなのです。

最近、チェロを肩から吊るのではなく、背中にくくり付けるようにして運んでいるチェロ弾きを見かけるようになりました。 この方が身体がいく分楽なのかもしれません。 でも、自分にチェロが見えない状態で運ぶのは不安ではないのでしょうか。

ま、本人にとってそれが一番楽ならばそれでよいのでしょう。

つづく。

東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

(2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660

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