東日本大震災復興支援チャリティ 434 <鳥の歌に涙する老父と娘さん>

2019年03月08日

3月4日は旅のラスト公演でした。 三重県四日市市のお寺、 「大師の寺」 で。

14:00から追悼供養が行われ、小生も参列してお祈りし、コンサートは14:30 にスタートしました。

_20190301_071600.JPG" どんな場所でもよいです。 コンサート前に1時間練習させてください。"

小生は434の主催者、 「大師の寺住職」 立葉了禅さんにお願いしました。

プロ野球のピッチャーで、試合開始時間の直前に球場に来て、いきなりマウンドに上がる人はいません。  野手だって柔軟体操から始めてランニング、軽いキャッチボール、トスバッティングと少しずつ身体を野球ができるように作っていくでしょ。

楽器を弾くのもそれと同じなのです。 練習とは、楽譜に書かれていることを自分のものにするだけでなく、筋肉の訓練でもあるのです。

『今朝、問い合わせの電話がありましたよ。 二人から。 これで今日のお客さん、二人は来ますよ。』 と、悪戯っぽく笑う住職夫人の美香さん。

" お客さんが少ないのは慣れているからお気になさらないでください。 札幌では一人も来なくてコンサートがなくなっちゃったことがありました。 函館と登別では4人しかいなかったこともありましたよ。"

開演になると最前列には年老いた男性と、ご婦人がおられました。 チェロをかまえる小生とは目と鼻の先。

小生は、お客さんの前に出てお辞儀をしただけで一曲も弾いていません。 それなのに。

『今日を楽しみにお待ちしていました。 来てくださってありがとうございます。』 とご婦人。

" いやぁ、どうも・・" と照れ気味の小生。

『こちら、父です。 88歳。』 

DSC_0362.JPG奏者と聴衆の間には垣根も敷居もない始まる前から打ち解けたコンサート。

いいな、こういうのって。

DSC_0357.JPG" 1964年だったと思います。 世紀の巨匠パブロ・カザルスは国連でチェロを弾きました。 その時カザルスは87歳になっていました。 『私の故郷、カタルーニャ地方の小鳥たちは、ピース、ピースと鳴くのですよ。』  カザルスは英語でこう言って 「鳥の歌」 を弾きました。" 

コンサートの冒頭、小生がこう言うと父娘は感動の声をあげ、鳥の歌を弾き始めると、お二人は涙を流しておられました。

DSC_0381.JPG終演後、お二人は・・・

つづく。

✩✩ 3月6日にイマガワ ノリコさんから¥10,000 

  7日にフクヤマ ミツヒロさんから¥8,000を 「じいたん子ども基金」 お預かりしました。

  お二人のたび重なる温かなご支援、変わらぬご厚情に心より感謝致します。

ありがとうございました。

  東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

(2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660

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