胆振東部地震被災3町慰問コンサート 1 <助っ人は中学3年生>

2019年02月13日

『じいたん、胆振東部の被災地でチェロを弾くんだってね。 オレ、荷物運びでも何でもするから連れてって。 被災地の様子を見たいんだ。 ママが育ったところだし。』

中学3年生の生匠 (ウジョウ) 君の願いを母親が伝えてきました。

母親とは、おなじみ、ピアニスト、鳥居はゆきさん。

2月11日、お世話になっている知人の会社の車のお迎えは8:30。 生匠君にも拙宅へ来てもらい一緒に出発しました。

この日、3公演のうち1回目のコンサートは、胆振東部の安平町安平公民館で10:00開演でした。

北海道の冬道走行。 凍結路面、追突事故、渋滞、途中で何に遭遇するかわかりません。 昨年12月、拙宅から最寄りのIC→千歳ICまでの間、走行時間30分ぐらいの間で8件の追突事故を目撃しました。

10:00開演で出発は8:30。 開演に間に合っても到着はギリギリになるな。 開演時間を遅らせてもらうことも頭をかすめましたが、それでは寒い中、足を運んでくださったお客さんに申し訳ないです。

しかし、開演時間ギリギリに会場に着いたら、どんな楽器でもすぐには人前で弾けません。 目覚まし時計で早起きし、スローテンポでスケールを弾き、1時間かけて楽器を弾くための筋肉を作りました。

こうした練習を根気よく繰り返し実行していることが、演奏家として長持ちしている秘訣なのかもしれません。

さて、生匠君。 拙宅へ来るのは初めてのこと。 時間に遅れずに来てくれるか心配でした。 8:15、携帯が鳴りました。 生匠君でした。 嫌な予感が。

『じいたん、すぐ近くにきているんだけど、じいたんの家がわからないんだ。』

どこにいるのかを聞き、道順を教えると5分もしないで姿を現しました。

生匠君にはチェロ演奏用のピアノ椅子、譜面台、チェロを固定するための木片、ゴム版、両面テープ、絨毯などを入れた袋をお迎えの車に積んでもらいました。

これは、チェロを固定する目的だけでなく、床を傷つけないための配慮でもあるのです。

演奏会場の安平公民館に着いたのは、開演時間の15分ぐらい前だったでしょうか。 控室にチェロを置き、湿度計をケースから出し、演奏会場へ行きセッティングを済ませて控室に戻って湿度計をみると、湿度は何と23%しかありませんでした。  

つづく。

東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

(2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660

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